湯田中の夏休み・山ごもり中

山で引き蘢り計画・第二日目です。

一日目:湯田中の夏休み

引き蘢るためには、まず環境が大切です。なので、部屋の掃除をすることにしました。
この部屋は、2LDKで6畳の和室が二部屋と絨毯敷きのダイニングになっています。いろんな物があちこちにおいてあり、片付いているけど、どこか雑然としています。

まずダイニングと和室を整理し、キッチンは賞味期限の切れた調味料は処分し、ストック棚を整理して取りやすくしました。
これで、いくらか快適に過ごせそうです。
一生懸命掃除したら、すっかり汗だくです。温泉でひと風呂浴びたいところですが、火曜日は一日定期清掃の日で使えません。

仕方ないので、部屋のシャワーを浴びようとしましたが、給湯スイッチをonにしてお湯を出しても、ひたすら水しか出てきません。
おかしいと思って会社に電話すると、深夜電力でお湯を沸かすので来てすぐにスイッチ入れないと夜に使えないとのこと。会社のお姉さまは、てっきりくらげが知っていると思っていたようです。
忘れてたよ~(´ヘ`;)

お昼ごはんの買い出し

仕方ないので水を浴びると、時間はすっかりお昼になっていました。お昼は食材がないのでコンビニで済ませます。日焼け止めをしっかり塗ってコンビニを目指して歩いていると、思わず懐かしい子に出会いました。

スズキのフロンテです。
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この子は、くらげがまだ実家にいたころに、くらげ家御用達のディーラーから10万で買った車です。5速のMT車で、排気量は550cc。ラジオはAMしかありません。なので、知り合いにもらったカーステを付けていました。パワステは付いていないですが、あまりハンドルの重さはありませんでした。窓ももちろん手動です。エアコンは付いていましたが、クーラーを入れると、とたんにパワーが落ちるので、夏でも窓全開です。

給油口は、鍵がないと開きません。シートベルトは巻き取り式ではないので、注意しないと降りたときにドアに挟みます。メーターは100kmまでしかなくて、速度が80kmに達すると「キンコン♪キンコン♪」とアラームが鳴ります。
とまあ、40代以上の方が懐かしむような仕様の古い車ですが、全くと言って故障はなく快適に乗っていました。東京で一人暮らしするにあたって手放してしまったのですが、本当は潰れるまで乗っていたかったです。

そんな懐かしさを胸にコンビニでご飯を買って食べ、このあとどうしようか考えました。部屋でゆっくりしたいところですが、今後のご飯を確保しないといけません。
部屋に貼られている、近くの飲食店情報を見ると、ジャスコはここから4駅戻った信州中野のあたりにあるようです。

マンションのフロントには、レンタルサイクルが置いてあります。地図で調べると、国道を使えば30分くらいで行けそうです。ということで今日の予定は、食材確保です。

電動チャリで買い出しへ

さっそく自転車を借りて、信州中野を目指します。自転車は電動なので、坂道も楽そうです。

マンションを出ると、緩やかな坂を降りて、まずは国道を目指します。途中には、桃畑があってたわわに桃が実っています。
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ひたすらペダルを漕がないで下っていくと、しばらくして国道に出ました。ここからは、青看板が頼りです。中野方面をしばらく走ると、表示は右に曲がり、上を走る国道を指しています。
これってもしかして、バイパス!?

さすがに、バイパスを自転車で走ることはできないので、側道を探していると、いつのまにか山に入り、いつのまにか元の道に戻ってしまいました。そして、何度か迷いながらもようやく中野方面に行ける道を見つけ、ひた走ります。

道は箱山温泉を抜けて山道に入り、遠くを見渡すとついに見えました。ジャスコの看板が。そして国道にぶつかり、ようやくジャスコへと到着。
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まずは、薬局コーナーに直行。まずはビタミンCの粉末を買います。今日これだけ日焼けしたらあとが大変なので、早めに対策を打っておくのです。
それから、食品売り場をうろうろしながら何を買おうか考えます。
あれにしようかこれにしようかと迷っていると、麺類売り場でたくさんの種類の蕎麦が売っているのを見つけました。うどんや冷やし中華よりはるかに面積を占めています。さすがは信州です。
そして、野菜売り場に行くと、産直品の野菜がたくさん売られていて、その安さと量にびっくりです。ししとうなんて、東京で売られているのと比べると、2倍の大きさと量なのに100円くらいしかしません。

さらにびっくりしたのが酒粕です。3.5kgで1000円ちょっとしかしません。甘酒大好きで、夏でも作って飲んでいるくらげにはたまりません。思わず、買って帰ろうかなと思ったくらいです。

そして、こんなものを見つけました。カンバという木の皮みたいなもので、長野ではお盆の迎え火と送り火に焚くときに使うようです。
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こんな感じで一人はしゃぎながらうろうろしていると、時間はあっという間に過ぎて1時間も経過していました。結局、お肉コーナーでハツが安かったので、カット野菜と一緒に焼き肉をします。
そして、長芋も買いました。とりあえず、今日のところはこれだけです。生ものを買ったので氷をたくさんもらって、帰途に着きます。

 帰り道でバッテリーが無くなる

帰り道は、山道を使わずまっすぐ国道403号線を夜間瀬方面に向かい、川沿いを湯田中駅目指して戻ります。道は徐々に緩い上り坂に差し掛かり始め、大事に使って来たバッテリーを全開にして登っていきました。

ところが。

最初迷ったときに使いすぎたのか、バッテリーはすでに切れ掛かっています。

うわ~ん、これから大変なのに~( iдi )

何とか自力で漕いで、夜間瀬川に着いたところで、右に曲がって川沿いのまっすぐな道を、ひたすら湯田中目指してひた走ります。ところが、平坦に見えたこの道もいざ自転車で走ってみると緩い上り坂になっています。バッテリーはすでに切れているので、あとは自力で走行するしかありません。買い物袋と自転車の重さで、思うように自転車が進まず、心ばかり焦ります。

時間はすでにもう、16時30分。マンションの管理人が17時までしかいないので、それまでに帰らないといけません。
ただでさえ、昇り坂できついのに、歩道はあまり歩く人がいないからなのか整備されておらず、道路沿いの木や雑草が生い茂っています。大きく垂れ下がる雑草を避けながら走っていると、とげのある葉っぱで腕を負傷しました。

しばらく漕いで、ようやく見覚えのある道まで着きましたが、ここからがさらに大変です。しばらく緩い下り坂と平坦な道が続いたあとは、マンションまできつい上り坂が待っています。
もうすでに漕ぐ気力もなく、手で押しながら歩いているとようやくマンションが見えてきました。あともう少しです。最後の気力を振り絞り、17時ちょうどに何とかマンションに辿り着くことができました。
このあとは、部屋で一息ついてからお風呂巡りをします。

湯めぐり手形で湯めぐり

湯田中では、『湯めぐり手形』というものがあって、1200円で手形を購入すると、3カ所のお風呂に日帰り入浴することができます。宿泊者用というのもあって、そちらは泊まった旅館で売っていて、600円で3カ所入れるそうです。
その手形を購入するため、どこに売っているかまずは管理人に聞いてみましたが、知らないとのこと。

部屋に戻って調べると、どうやら駅前の立ち寄り湯『楓の湯』で売っているようです。さっそく楓の湯を目指しましたが、あいにく今日は定休日です。仕方ないので、駅前の旅館案内で聞いてみましたが、「知らないので近くの旅館に聞いてくれ」とつれない返事。
あまりにも知っている人がいないので、実は採算が取れないので、あまり広めたくないから宣伝していないんじゃないかと、思わず疑ってしまいます。とりあえず、手形を諦めて日帰り入浴をすることに決めて、目的のホテルを目指しました。

ところが、ここは日帰り入浴できる時間が決まっているらしく、今の時間は入れないと断られてしまいました。じゃあもう、そこらに点在している地元民が利用している公共浴場でいいやと扉を開けようとしましたが、鍵がかかっていて入れません。どうも、観光客には開放していないみたいです。

二カ所に振られて駅まで戻り、今度は駅の上にある『ホテル白銀』に向かいます。日帰り入浴が出来るか聞くと、できるとのこと。普通料金だと1000円だけど、手形なら600円です。と言われ、宿泊者じゃないけど、手形が欲しいんだけどどこに聞いてもわからないと言われたと言うと、「楓の湯なら売っています」とのこと。
「今日は休みで買えなかった」と言うと、「じゃあ、こちらで出しますので」と言って、600円の宿泊者用手形を出してくれました。

さっそくお風呂に向かうと、一人だけ入っていましたがすぐに出て行ったのでくらげの貸し切りとなりました。
まずは汗を洗い流してから内湯にぷかぷか浮かび、そして露天に入りました。露天は斜面に面した開放感のある岩風呂で、木々に囲まれて自然を満喫しながら入れます。
ゆったり浸かっていると、すっかり疲れも抜けました。

それから部屋に戻って夕食です。
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今日のメニューは焼き肉と蒸し野菜、長いもの和え物です。
テレビを見ながらビールを飲んで、すっかりお腹いっぱいになったらあとは本を読んで過ごします。

こうして、二日目の夜も更けていきました。
明日の予定は未定です。明日は明日の風が吹くのさ。

三日目:湯田中の夏休み・歴史と文化の町、小布施を訪ねて


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