絵画的で演劇的な要素の詰まった写真展【ジュリア・マーガレット・キャメロン展】

丸の内にある三菱一号美術館で、写真展を観てきました。

ジュリア・マーガレット・キャメロンは、19世紀に活躍したイギリスの写真家です。娘から贈られた写真機で写真を撮り始めたのは、なんと48歳になってから。その後、1879年に亡くなるまでの12年間で多くの作品を残します。

今回の展覧会は、キャメロンの生誕200年を記念し、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館が企画した世界6カ国を回る国際巡回展であり、日本初の回顧展とのこと。
ジュリア・マーガレット・キャメロンという人物については知らなかったのですが、このごろ写真にとても興味を持っているくらげにとってちょうどいい機会なので、150年前の写真とはどんなものなのかを鑑賞することにしました。

写真展はカメラ禁止ですが、一部展示物を撮影していいところもあります。その中で、くらげが気になったものだけご紹介します。

キャメロンの絵画的で演劇的な写真たち

キャメロンは記録媒体でしかなかった写真というものを芸術として捉えていました。友人や家族、使用人から著名人まであらゆる人物をポートレートとして撮影するだけでなく、聖書や絵画を元に聖女や天使など登場人物のコスプレをさせて写真に収めているのです。
また、長時間露光でぼかしたり、ネガにあえて傷を付けたりなどの手法も用いていました。

それはただの写真ではなく、写真の中に物語性を感じるそれは、まるで絵画的であり演劇的な要素がぎっしりと詰まった芸術作品です。

赤と白の薔薇
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ミューズの囁き
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ヤコブとラケル
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五月祭 
これなんか、芝居やミュージカルのチラシにありそうな構成です。
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夏の日
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修道士ロレンスとジュリエット
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ベアトリーチェ
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この方は、かの有名なチャールズ・ダーウィン氏。
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まるでギリシャ悲劇のワンシーンを切り取ったような写真。タイトルは忘れました。
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締めくくり

写真というのは、ただありのままを撮るだけでなく、演劇や絵画のように物語を紡いだ作品としてあってもいいんだなとこの写真展を通じて感じました。

くらげにとって、今はまだ写真は記録的な存在でしかないのですが、「これはそらいろくらげの作品だ」というような写真が撮れたらいいなと思います。
その前に、まずカメラをちゃんと使いこなさないとなんですけど。

From Life―写真に生命を吹き込んだ女性
ジュリア・マーガレット・キャメロン展

開催場所:三菱一号美術館
開催日:2106年7月2日から9月12日まで。あと7日ですよ!
開館時間:10時〜20時(入館は閉館の30分前まで)
[bm url=”http://mimt.jp/cameron/” description=””]ジュリア・マーガレット・キャメロン展|三菱一号館美術館(東京・丸の内)[/bm]

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