そらいろくらげが浮き輪で海に浮いているイラスト

山梨の扇山から百蔵山を縦走

今年の登り納め登山をしてきました。

今年最後に登る山は、交通の便のよい中央線沿いを選んでいたら山梨県になりました。
山梨県大月市にある、中央本線の鳥沢駅から扇山を目指し、縦走で百蔵山を登り、山頂でご飯を食べたあとに隣駅の猿橋と鳥沢駅の中間地点に降り、日本三大奇橋の一つである猿橋を見て鳥沢駅に戻るというコースです。

装備は、前回同様です。
水は1リットル、山頂で調理するためのソトアミカスのストーブと予備のガス、そして調理するための食料、遭難したときのための緊急物資を含めたファーストエイド、着替え、軽アイゼン、靴の泥除けのためのスパッツ、くらげの燃料になる行動食、アミノ酸をたっぷり含んだ甘酒の入った保温ボトル、トレッキングポールを30Lザックに詰めて登ります。重さは約10kgほどです。

7:41  鳥沢駅を出発

無人の鳥沢駅は、閑散としています。特に登山客もいません。
駅舎は建て替えられたばかりなのか、とてもきれいです。

鳥沢駅から扇山へは、国道20号を渡ってすぐ前にある道を登っていきます。
と、その前に左折して、ちょっと先にあるセブンイレブンに寄ってトイレを済ませておきました。

スッキリしたところで、鳥沢駅前に戻り改めてコースを辿ります。ここから先は、しばらく集落のある生活路を進み、やがて林道に入るとその先にゴルフ場が見えてきます。ゴルフ場をぐるりと回り、8:55に梨ノ木平というバス停に到着。ここまでは1時間ほど。時間が合えばバスで来たほうが体力を温存できます。

09:05 梨ノ木平出発

この梨ノ木平が、扇山への登山口になります。登山口にはベンチとトイレが用意されているので、ここでも用を済ませておきます。
古いトイレと新しいトイレがあり、新しい方は男女一つづつです。汲み取り式ボットントイレですが、紙が用意されていてきれいです。

扇山登山道は、登り始めから急登です。登ってすぐに帰りたくなります。登山道沿いには沢が流れていて、20分位登ったところには水を汲むところがあります。しかし、この時期に沢の水を飲んだり触ろうものならぐんぐん体温を奪われてしまうため、スルーします。
くらげの前を登っていた男性二人組は、水をごくごく飲みながら、「冷てー!!」と叫んでいました。

途中、飴細工みたいな氷を見つけました。

扇の形をしていながら、とてもきつい坂を登ること1時間ほど。10:10に頂上に到着です。
坂のきつい登山道というのは、距離としては短いのです。

残念ながら、富士山は雲隠れしていました。

山頂は冷たい風が吹いていて、じっとしていては体温が奪われます。
温かい甘酒を飲みながら、15分休憩し、すぐに出発しました。

10:25 扇山出発

扇山と百蔵山は隣り合った山です。ですが、コースは急な坂道を下っていきます。とにかく下っていきます。
あまりに急な坂すぎて、落ち葉の積もった道を下っていると滑りそうになります。木に捕まらないと怖いくらいです。

道が急な上に、落ち葉で道が埋もれていて、ピンクのテープの道標が木にくくりつけてあっても本当にこっちなのかと心配になるくらいです。

やがて、ぽつりぽつりと急坂を登ってくる登山者、くらげの後ろを下ってきた登山者がいたのでこのコースでよかったようです。

坂道を下りきり、猿橋方面への宮谷分岐を過ぎたところで急に道が穏やかになりました。
広葉樹林から針葉樹林へと変化すると、登山道の木たちが白い腹巻きをしています。松の菰巻き(こもまき)みたいなものなのでしょうか。

巻道のようなコースをひたすら進んでいくと、やがて山頂手前ですんごい急坂になりました。思わず、「よいしょよいしょ」と口に出ちゃうくらいすごいです。
木につかまりながら登らないと、ずるっと滑っちゃうくらい急坂です。それはそれはもう、すごい急坂です。写真じゃうまく伝わらないくらい急登です。

やがて、ようやく急坂エリアが途切れ、なだらかな道に変化しました。山頂まで、あと少しです。残りの体力を振り絞り、一歩一歩前に進みます。

そして。

山頂に着いたー!!

12:15 百蔵山山頂に到着

さっきとは、打って変わって雄大な富士山がでーんとそびえているのがよく見えます。
昨日は実家に帰っていたため小田原側から見た富士山を、今日は大月側から見ています。小田原方面からの富士山のほうが、雪が多いように感じます。

山頂には、レジャーシートを敷いて楽しそうに大きなストーブで調理をしているパーティがいました。
時々、薪を割っているのでどうやら薪を使ったストーブのようです。よく運んできたな。

では、くらげもさっそくお昼ごはんの準備に取り掛かります。

今日のヤマメシ

まずは、バターを半分にしてコッヘルで熱します。

次に、昨夜炊いてラップに包んでおいた冷ご飯を入れて、残りのバターを入れて炒めます。

続いて、カップで楽ちんに開けられるコンビーフ、とろけるチーズ、フライドガーリックとガラムマサラを混ぜた特製スパイスを加えます。
コンビーフは寒くてしっかりと固まっており、ちょっと出すのに難儀しました。

さらに、炒めたところで、完成。くらげ特製コンビーフチャーハンです。

フライパンではないので炒めるのはちょっと面倒でしたが、焦げ付くこともなくできました。
味付けはコンビーフのみですが、塩加減がちょうどいいです。黒胡椒をプラスすれば、もっとスパイシーになったかもしれません。

そして、レトルトのスープ。

食べ終わる直前、スープとチャーハンを少し残して2つを混ぜ、水を加えて加熱します。
リゾットにすることで、コッヘルにこびりついたチーズやバターを溶かることで、あとで拭いて収納するのに楽になります。

山頂は冷たい風が吹いていて、容赦なく体温を奪っていきます。山頂にはトイレがなく、登山道をかなり下っていかないとないため、芝生エリアで寝っ転がりながらおやつを食べることは断念し、ご飯を食べたらすぐに支度をして出発することにしました。

13:10  山頂を出発

帰りのコースは、本当はちょっと戻って宮谷分岐から猿橋方面へ降りる予定でした。しかし、登ってくる際の急坂エリアを降りていくのはだいぶきついなと感じたため、ルートを変更。登ってきたのとは反対側を降りていき、猿橋駅へと向かうことにします。奇橋の猿橋までは駅から20分程度なので、余力が残っていたら行ってみることにします。

帰り道は、山頂で休憩していた際に薪ストーブで楽しくバーベキューしていたパーティのあとをついていく形で下山することになりました。

最初のうちは広葉樹林で開けていたコースも、やがて鬱蒼とした針葉樹林へと変化しました。
途中で、登山道を横切って沢が流れている場所もあります。

延々に続くんじゃないかと思われた登山道は、あっさりと1時間ちょっとで終了。集落が見えてきて道はアスファルトになり、ひたすら足に負担のかかるアスファルト道を下っていきます。
40分ほどで、ようやく猿橋駅へと到着。すでに、猿橋を見に行く余力は残っていません。

14:36 猿橋駅に到着

電車が来るまでは20分ほどあります。ぽかぽか日差しの温かい駅のホームで電車を待つことにしました。
早い時間に降りてくると、電車を待つにものんびりできていいです。

これにて、今年の登山は終了ー。結局今シーズン最初は2回しか登れませんでしたが、年が明けたらガンガン登っていきますよ。

おさらい

コースにはトイレがほぼないので、緊急用の携帯トイレは必須です。
距離的にはそんなにきつくないのですが、なにせ急勾配のためけっこうきついコースです。

記録

  • 開始時刻 7:41
  • 終了時刻 14:36
  • 所要時間 6:05′
  • 距離 20.59km
  • カロリー 583kcal
  • 歩数 31,676歩

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