そらいろくらげが浮き輪で海に浮いているイラスト

戦争とご飯を食べることに敵も味方もないというお話【トツゲキ倶楽部 第二十回公演】

今日の舞台
トツゲキ倶楽部  第二十回公演『独立愚連飯店』
@下北沢「 劇」 小劇場

初めての劇団の観劇です。

公演の概要

  • 公演期間
  • 2017/04/19 (水) ~ 2017/04/30 (日)

  • 出演者
  • 置田浩紳
    霧島ロック(ここかしこの風)
    後藤英樹
    サモハン石川
    塩崎こうせい(X-QUEST)
    SUMIO(トツゲキ倶楽部/Re:Play)
    高橋亮次
    土田卓(弾丸MAMAER)
    仲澤剛志(トツゲキ倶楽部)
    中島達哉
    山口弘
    伊神典世
    奥本糸生里
    田中ひとみ
    田久保柚香(H-TOA)
    前田綾香(トツゲキ倶楽部)
    最上てつ
    横森文(トツゲキ倶楽部)

  • スタッフ
  • 舞台監督:HiRoE
    照明設計:小川勝司
    照明操作:秋庭颯雅
    音響:游也
    制作:青井利佳
    イラスト:田中圭一
    宣伝デザイン:黒幕
    舞台写真:鏡田伸幸
    舞台美術協力:吾郷順治(A.G.O) 
    大道具製作:東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校舞台   デザイナーコース/舞台監督、制作コース

あらすじ

その店にはルールがある。
黙って仲良くメシを食え!

食うことは生きることだ。
北も南も西も東も関係ない。
敵も味方も人種の違いや国境の壁もない。
誰でも平等にメシを食わせる。

たとえ戦時中であっても
黙って仲良くメシを食え!

文句あるヤツぁ、かかってこい。トツゲキ倶楽部 公演紹介

感想

「劇」小劇場は、非常に狭い劇場です。
その狭い空間に狭い舞台があり、舞台上にはカウンターと壁と扉、そして4組の丸テーブルと椅子が置いてあります。
壁を照らしている、アンバーのネタが入ったソースフォーが印象的です。

お話の舞台は、西の国にある食堂。すべてこのお店の中で話が進んでいきます。

店内にいるのは、常連でポーカーばかりやっているダメおやじたち、セキイ、ガンサ、ケン、マルヤの4名と、常連だけどポーカーには加わらず店の隅っこでぽつんと座っている、ケント。
そして、女性ジャーナリストのクーちゃんに常連のホウイ。店主は、強面で寡黙なミクニとその妻ポタ。店員はチクの1人だけです。

外では戦争が起きており、東の国が西の国に攻め入ろうとしていて緊迫した情勢が続いています。
銃撃や爆撃の音が時折聞こえますが、それでも店内ではのんびりとポーカーをやったりしていて戦争の緊迫感は感じられません。

そこへ、敵国である東の国の兵士であるチョウホウとダイシンが東の国へ迷い込み、ポタに連れられて店へとやってきます。
そこから、店の空気は一変し緊迫感に包まれますが、腹を減らして倒れていた彼らに焼きそばとチャイを出すと、がっつくように食べだす2人。そこで緊迫感は薄れ、一気に距離が縮まります。

しかし、西の国の兵士が店を訪れたことで、再び店内は緊張感に包まれます。
やがて、店内である事件が起き、そして・・・。

ほぼ会話劇で進んでいきますが、常に緊張と緩和が繰り返されており、その中にパラパラとカードを切るように伏線も散りばめられています。
徐々に伏せられていたカードが開いていき、終盤である人物の正体が判明したところでは、「ええ!?」となりました。

戦争という重たいテーマを取り上げておきながら、コミカルに見せるのはさすがといった感じです。
また、舞台は日本ではないのですが、どこか今の日本の情勢を感じさせる場面があって、ひやりとするものを感じました。

締めくくり

初めての劇団で良い芝居を見れたときの収穫感は、ハンパないです。
でも一番のツボは、「うつヌケ」で一躍有名になったパロディ漫画家の田中圭一氏がパンフレットのイラストを描いていることでした。

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