極上の語りと極上の歌とピアノのリサイタル

今日のお仕事
極上の”語り”と”音楽”で味わう午後 第5回「シューベルト〜恋の旅」@フィリアホール

くらげが携わるようになってから今回で4回めとなる、「極上の”語り”と”音楽”で味わう午後」。
元NHKアナウンサーの松平定友氏が朗読を行い、ピアニストの松本和将氏が合間にピアノ演奏を行う朗読リサイタルです。
今回は、ウィーン国立歌劇場ソリストデビューで注目されているカウンターテナー、藤木大地が登場します。

第3回のとき、あまりにキッカケが複雑なためタイムを入れてのCUE操作でしたが、修正に時間がかかってしまった上に、GOボタンを押すのにどうしても慣れなくてキッカケが1秒から2秒ずれてしまったため、第4回ではタイムを入れずにUP/DOWNフェーダーを使っての操作しました。
今回は、今までのような複雑なキッカケはありませんが、慣れるためにも再びGOボタンでの操作を行います。

前日仕込み

毎回、9時から調律と仕込み、11時からテクニカルリハーサル、12時から場当たり稽古、13時30分開場、14時開演というタイトなスケジュールです。にも関わらず、前日仕込みの時間はなく、2〜3日前に空いている時間を見計らって仕込みと打ち込みをしにホールに来ていました。

というのもあって、今回からは前日夜を仕込みの時間に空けてもらうことになりました。
そして、仕込み要員も1人追加。

今回は、音響も照明も総力を挙げて挑みます。

増員の方とともに、さくさくと仕込んでから、データの打ち込み。
時間と人手があると、細かい直しができるため、細かいところまで作り込むことができました。

当日

9時から調律なのでスタッフも9時入りです。

調律終了後の11時からテクニカルリハーサルなのですが、毎回細かい修正があって90分位はかかります。が、今回は60分もかからずにあっさりと終了。
そして出来上がった明かりはこちら。

内容としては、ゲーテの「若きウェルテルの悩み」の朗読とシューベルトの「美しき水車小屋の娘」の演奏がメインです。
第一部、第二部と分けてそれぞれシーンごとに雰囲気を出しました。

このシーンは、ウェルテルがシャルロッテに出会ったときの喜びを友人ウィルヘルムに手紙で伝えているシーンです。

続いてこちらは、婚約者のいる身であるロッテに対して叶わぬ思いに苦しんでいるシーン。

やがてウェルテルは耐えきれぬ思いに自殺をするシーン。

今回、舞台上の色はSeaChangerという機材を使っています。この機材は、カラーチェンジャー機能の付いているスポットライトで、CMYGの4色を混合して色を作ります。
CMYGはめったに使わないカラーなので、最初は戸惑いましたがおかげでいい雰囲気を出すことができました。

リハから本番まで

テクリハからリハーサルまで、今までより順調に進んでしまい、逆に不安になります。
なんて思っていたら、開場の30分前になって東急田園都市線の一部区間が人身事故で不通に。ちょうどこのフィリアホールが不通区間に入ってしまっています。

事務所はバタバタしていますが、くらげたち技術スタッフは始まるまでは何もできません。
ひとまず、時間通りに開場。しばらく様子を見ることになり、14時開演のところを1時間遅れの15時開演となりました。

ここまでで技術以外でのイレギュラーなことがちらほら発生しているため、「これで照明や音響トラブル起きたらどうする?」なんてことをスタッフ間で話していたら、今度は開演直後に縦揺れの地震が発生。しかし、安全面などに問題がなかったためそのまま続行し、平穏無事に終演しました。

そして、くらげ的にはやりきった感が満載です。それもそのはず、今まで何かしら「あ、やっちまった!」というミスがあったというのに、今回はノーミス。

くらげでも、やればできるんだと自信になりました。

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