そらいろくらげが浮き輪で海に浮いているイラスト

台湾を味わい尽くす旅・3日目【台南観光】

海外旅行初心者のくらげが、台湾を味わいつくす旅の3日目その1です。

あらすじ:
友人二人と初めて訪れた台湾。1日目は現地の方と台北市内を観光し、バンチャオのホテルにチェックイン。
2日目の今日は新幹線とバスで北埔老街(ベイプーラオジエ)で擂茶(レイチャ)を味わい、北埔老街を観光したのち新幹線で台北まで戻りました。台北からはMRT淡水線に乗り換え終点の淡水まで向かい、雨の中で紅毛城を見学しました。

夜は台北市内まで戻って台湾茶を味わい、独特の臭いを放つ臭豆腐を食べたあと、新埔まで戻ります。新埔駅前の台湾のケンタッキーを食べてみようとした結果、ファミリーパックを頼んでしまい現地学生に引き取ってもらったのでした。

1日目のお話: 台湾を味わい尽くす旅・1日目【台北観光】
2日目のお話その1: 台湾を味わい尽くす旅・2日目【北埔老街で擂茶体験】
2日目のお話その2: 台湾を味わい尽くす旅・2日目【淡水観光と台湾茶】

今日は9時にロビー集合で台南地方に向かいます。
1日目は午後から雨、2日目は一日中ずっと雨というあいにくの天候でしたが、3日目の今日はようやく雨が上がり曇り空となりました。
台南地方は天気予報では晴れとなっていたので、太陽を拝めるように祈りながら向かいます。

11時過ぎに台南へ到着

台南までは、台湾高速鉄道(新幹線)板橋(バンチャオ)駅から1時間50分掛かります。料金は1,320元(約4,768円)とちょっと割高になります。それでも日本と比べるとずいぶんとお安いお値段なんですが、すっかりこちらの現地価格に慣れてしまっています。

昨日は日曜日だったこともありずいぶんと空いていましたが、今日は平日とあって3人一緒の列の席は取ることができませんでした。それでも途中駅から空いてくるだろうと思っていたのですが、次々と乗り込んできて、なかなか空くことがありません。どうやら、台湾の新幹線は平日によく利用されているようです。

9時19分発に乗り、11時11分に台南駅へ到着。新幹線の台南駅は台南市内中心部と離れているため、台南鉄路管理局沙崙線に乗り換えます。沙崙線の駅名は沙崙駅で、高鉄台南駅と連絡通路で直結しています。
台鉄台南駅までは24分ほどで到着しますが、1時間に1本程度の運行本数のため、あらかじめ新幹線との乗り継ぎを調べておくことをおすすめします。

どこかレトロな感じの車両。

車窓にはのどかな風景が広がります。台湾は新幹線に乗っていても、池が多いなと感じます。田んぼが多いから溜池として利用しているのでしょうか。
台南の池にはスプリンクラーみたいなものがいっぱいあります。

台南駅へ到着。台南の天気は快晴です。やっと眩しく照りつける太陽を拝むことができました。

ここの駅舎は日本統治時代の昭和11年に建てられたものをそのまま今も利用しています。何でもかんでも壊して新しいものを建てたがる日本とはまったく違いますね。
懐かしさを感じるので、懐かしさ感溢れる現像にしてみました。

駅を出て、バス停に向かいます。今回は、望月橋(ウォンギーチャオ)という場所に向かいます。
バスを待つ間に台南駅を正面から撮ってみました。レトロな駅舎の奥には最新のビルが建っています。

周氏蝦捲でお昼ごはん

しばらく揺られて大きな川沿いにある望月橋バス停に到着。ここで、お昼ごはんを食べます。
目的地は、周氏蝦捲というエビ巻きのお店です。

台南のファーストフード店と言う感じでレジカウンターで注文して品物を受け取り、テーブルを確保して食べるスタイルです。

注文したのは蝦捲(シャージエン)。エビ巻きです。55元(約1198円)。

テーブルには調味料が置いてあり、そのままでも充分おいしいのですが、お好みで付けて食べることができます。緑色はわさびです。毒々しい色でぴりっと感はありませんでしたが、意外と合いました。茶色は台湾醤油です。

こちらは綜合湯。40元(約144円)。
魚のつみれとエビのつみれが入っています。けっこうしっかりと歯ごたえですが、しっとりジューシー。汁はさっぱりとしていて何杯でも飲める味です。

ちょうど平日のお昼だったこともあり、近隣住民や会社勤めの方がお昼ごはんに寄っているという感じのお店でした。

台北ナビ|周氏蝦捲(總店)

安平老街と安平古堡

安平(アンピン)は運河沿いにある古い史跡の残る老街(ラオジエ)です。
どこか沖縄を彷彿とさせる赤レンガ造りの建物や鮮やかな色使いの建物が印象的です。

老街の通りを歩いて安平古堡という史跡に向かいます。
安平古堡(アンピングーバオ)は1624年に建設された台湾で最も古い城堡(じょうほう・城や砦のこと)です。

明王朝の時代の西暦1623年にオランダ人が安平に簡素なレンガの城を築いたのが原型です。西暦1624年、オランダ人が澎湖諸島から台湾に撤退してきて、台湾全島の統治と対外貿易の総拠点として旧城の上に規模が広大な「オレンジ城(奧倫治城)」を新たに建設しました。

明時代の永暦16年(1662年)、鄭成功はオランダ人を駆逐し、三代にわたってこの城に居住したため「王城」とも称されます。清王朝へ編入後は、政治の中心は府城内へと移り、城の重要性は日ましに減り、城壁が傾き崩れても修復されませんでした。言い伝えでは、当時の住民が家屋を修築したり、清朝が「億載金城」を築いたりするのに、ここの城の石垣の石やレンガを掘り出してその材料にしたのだといわれています。

日本統治時代は、城壁は平らに削られ、赤レンガの平台と日本式の税関宿舎に改築され、オランダ時代の建築物は一旦すべて破壊されました。台湾光復後、「安平古堡」と改名し、現在の安平古堡古蹟記念館や、展望台が観光用に建てられました。本当のオランダ時代の遺跡は、古堡の北側平台下、二段内城半円堡の残がいと、古堡前方の道路わきの外城の城壁だったレンガ壁が残るのみです。

 国の一級古蹟に指定された今日では、台南市政府の一部のスペースを展示室に改築し、政府が所蔵している文化財のほか、奇美博物館など民間の展示機構からも多くの貴重な文化財を借り受けて、この場所で人々に鑑賞してもらっています。また敷地を復旧し、歴史的価値のある城壁や建築を保存しているため、古の建築によって、はるか当時の安平の盛況に思いを馳せることもできるのです。
旅々台北.com|安平古堡より抜粋

こちらが安平古堡です。

この建物自体は日本統治時代に建てられたものです。この中に博物館があり、安平の歴史を知ることができます。
城砦自体は統治時代に取り壊され、朽ちかけた城址がわずかに残されているばかりです。

博物館内は武器などの展示もあります。これが何なのかはわかりませんでした。

長持みたいなもの。

博物館の隣には展望台があり、台南一体を一望することができます。

ぐるりと安平古堡を散策したあとは、バスに乗って次の目的地に向かいます。

台南のお土産を続々購入

安平古堡バス停前ではバスが来るまでに時間があったのでしばらく周りを見ていると、おいしそうなエビせんのお店を発見しました。

このお店は蝦到爆というお店で、店頭には作り方の写真が掲載されているのですがいかにもこれは新鮮なエビを丸ごと使って余計な添加物などの混じりっ気がいっさいおいしいやつだと視覚に訴えるため、一つ購入することにしました。

蝦到爆

バスに乗って次に向かう場所は、赤崁楼です。赤崁楼バス停で下車してまずは商店街でお買い物。
寄る店は、玉井之門というドライフルーツやさんです。台湾は果物がとてもおいしいところです。なのでドライフルーツが美味しくないわけがありません。

玉井之門でアップルマンゴー、在来種マンゴー、パイナップル、グァバ、スターフルーツなどいろんな種類のドライフルーツが置かれていて、一つ一つ試食することができます。中でも一番有名なドライマンゴーをまずは勧められるままに試食。あと何種類かいただき、最後にドライトマトをいただいたところ、想像以上にこれがおいしいんです。3人共即決でドライトマトを購入していました。

玉井之門

台南の街並み

台南は台北よりもより昭和の日本の感じが色濃く出ているように感じます。

赤崁楼

続いて、向かいにある赤崁楼(チカンロウ)という史跡を見学します。

赤崁樓は1653年に台湾南部を統治したオランダ人が建てた城で、当時はプロヴィンティア城(普羅民遮城)と呼ばれていました。城壁には砂糖水、もち米のとぎ汁、牡蠣の殻を灰に混ぜたものを混ぜ合わせた接合材を使い、赤レンガを積み上げて堅牢に作られています。
1661年4月、鄭成功がプロヴィンティアを攻撃し、城砦を攻略します。鄭成功は普羅民遮城を東都明京と定め、承天府を設置しました。その後は時代の変遷に伴い、建築当初はオランダの洋風の城、明・清時代には中国風楼閣、日本統治時代には陸軍病院として何度も改築や修復が行われてきました。1983年には国家一級古跡に指定され、台南を代表する名所古跡となりました。

中国建築とはちょっと違う感じで、派手さがそこまでないように感じられます。

屋根の飾りの作りが非常に細かいです。

建築に施されている造形がとても美しくて、1人だったらもっと細かいところまでじっくり観ることができたのですが、こういうときグループだと面倒だなと感じます。

台北へ帰る

帰りも、台鉄で台南駅まで戻ります。沙崙線方面は本数が少ないため、事前に電車の時刻を調べておくことをおすすめします。
台南駅の風景。昔の国鉄みたいな雰囲気です。ってくらげもあんまり記憶はないけど。

新幹線は自由席しかありませんでしたが、台南駅ではけっこう空いていて余裕で3列シートに座れました。

こういう大きな川はあまり日本にないですね。

溜池越しに見る夕焼け。

このあとは台北に戻ってから台湾名物夜市に行きます。
次のお話: 台湾を味わい尽くす旅・3日目【饒河街夜市】

おさらい



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