そらいろくらげが浮き輪で海に浮いているイラスト

雪の丹沢大山を登る【登山編】

1月22日に関東一円を覆った雪雲は、予想以上の大雪をもたらし、平野部でも10センチ近くの積雪を観測しました。
平野部でこれだけ積もったのですから、丹沢や奥多摩の辺りの低山でもかなりの積雪になっていて近場で雪山登山を楽しめるはず。

ということで、一番近い1,000m級の山、丹沢の大山で雪山登山を楽しむことにしました。

大山と言えば小田急線の伊勢原駅からバス利用のため小田急電鉄でも観光に力を入れていて都心からのアクセスもいいため、休日ともなると一年を通して賑わっている山です。それだけ賑わっているということは山頂渋滞が起きたりやかましい中高年グループもいるということで、静かな登山を楽しみたいくらげはずっと避けていました。しかし、この雪山なら慣れている人以外は来なくて静かな登山を楽しめるはずです。

それでは、さっそく雪の大山登山へと出発です。

蓑毛バス停から歩く

大山へ登るルートは何通りかありますが、一番知られているのが小田急線伊勢原駅から大山ケーブル行きのバスに乗り、大山ケーブルバス停で下車、阿夫利神社下社までケーブルカーもしくは徒歩で登り、阿夫利神社下社から山頂の上社まで登るルートです。
しかし、このルートは小学生の時に登っているので、今回くらげは小田急線秦野駅から蓑毛バス停まで行き、蓑毛バス停からヤビツ経由で登ることにします。

8時過ぎ、小田急線秦野駅に到着。そのままバス乗り場に向かいます。休日ともなるとヤビツ峠行きのバス停と蓑毛行きのバス停は登山客で行列ができますが、さすがに雪が降ったあとの平日ともなると全く登山客がいません。くらげと、大学生らしき二人の男性登山者のみです。

8時30分のバスに乗り、52分に蓑毛バス停に到着。バス停にはトイレがあるのでここで済ますことができます。

9:01 蓑毛バス停を出発

雪や小石などが靴の中に入るのを防ぐスパッツを装着し、カメラを肩から下げて出発です。

バス停の反対側すぐのところにヤビツ峠へ向かう登山ルートがあります。最初のうちは民家が並んでいることもあってしっかりと除雪されています。

途中で最後の民家に差し掛かると、そこには冷たい井戸が湧いていました。夏はここでお水をいただくのもよさそうですが、冬は遠慮しておきます。

民家が途切れるとさっそく雪道が現れたので、アイゼンを装着。しっかりと雪を踏みしめて歩きます。登山道は足跡がしっかりと付いており、比較的歩きやすかったです。

途中はこんな橋もあり、下は川が流れています。落ちたら寒さで死にますね。

後ろからは大学生が歩いてきていて、いろんな山に登っているらしくテントの話などをしていました。なにかおすすめなテントの話をしていたんですけど名前忘れました。
途中、こんな天然の雪だるまが落ちていました。

1時間20分ほどでヤビツ峠バス停に到着。このバス停は塔ノ岳と大山へ行くためのバス停なので休日はとても賑わい、登山シーズン中は臨時便が出るほどです。
しかし、この時期で平日ともなると登山者は二人だけ。

ここでトイレを済ませ、ちょっと休憩をしてから大山に向けて出発です。

10:35 ヤビツ峠を出発

このルートは雪が降ってからほぼ歩く人が少ないらしくてあまり踏み固められていない状態です。前の人が付けたくらげの足跡を辿りながら進んでいきます。
新雪に苦戦するくらげを尻目に、ちょっと前を歩いていた登山者はあっという間に登っていってしまいました。

ひたすら深い雪道を進みます。途中、雪の深さに断念して戻ろうとしている方に遭遇しました。アイゼンも持っていない感じだったので懸命な判断です。

動物の足跡を発見。

登山道は雪で埋もれているので、ひたすら前の人の足跡をトレースしながら歩いていますが、登山道から少し外れたルートを歩くこともあります。
冷たい風が吹き荒び、身体の熱を容赦なく奪っていきます。

大山の頂上が見えてきました。

氷の芸術作品。

雪と光の芸術作品。

この地点でヤビツ峠から約1時間。地図上の時間ではヤビツ峠から山頂までは55分となっていてとっくに山頂には着いている時間ですが、まだまだ道程としては半分くらい。新雪の中を踏み分けていっているため非常に時間がかかっています。
もはや、アイゼンよりはスノーシューを装着したほうが無難に進めるかもしれません。

引き返すか、このまま進むか。迷いながらも進んでいきます。おそらく、2,000m級の山だったら迷わず引き返していることでしょう。

振り返れば富士山。

ここで、事件発生。新雪を踏み込んだところ思ったよりも深いところまで足が沈み、スパッツがずれて靴の中に雪が入ってしまいました。
一度スパッツのファスナーを下ろして靴の中の雪を払ってから再度スファスナーを閉めます。しかし、何故かスパッツのファスナーが閉まってくれません。この先も雪が深いため、スパッツがないと確実に靴の中に幸が入って足が濡れてしまいます。

仕方ないので、一度スパッツを脱いで何度かファスナーを動かしたらようやく閉まってくれました。この事件のおかげで、10分近く時間を使ってしまいました。

さらに、雪に覆われた登山道を避けるため脇道を通っていたら先端が鋭いヤブでスネを刺してしまいます。幸い、大したケガはしていないため、そのまま先を進みます。

12時24分、ようやく参道との分岐点に到着。ここから山頂までは200mです。この先は道が踏み固められていて幾分か歩きやすくなっていますが、山頂までの急登はかなり堪えます。

12時39分、ヤビツ峠を出発してから予定より1時間9分押しの2時間4分で山頂に到着です。

山頂に着くまでに苦戦したおかげでだいぶ長くなりましたので、続きは次回です。

次のお話:雪の丹沢大山を登る【下山編】

おさらい

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