そらいろくらげが浮き輪で海に浮いているイラスト

レーザーカッターでソースフォーの種板を作る

先週上演した舞台、黄金町パフィー通りでは、物語の舞台となる黄金町を流れている大岡川沿いの桜並木が何度か登場します。
芝居の中で重要なポイントなるので、葉桜と満開の桜の影をソースフォーで出します。

しかし、ROSCOやGAMの種板はほぼ外国の植物をモチーフにしていて、桜に合うようなものがありません。
かといって、自作するにもカッターでちまちま作るには細すぎてくらげの不器用な手ではムリなので、今回初めてレーザーカッターを使用することにしました。

種板制作までの道のり

金属をカットできるレーザーカッターを探す

作るにあたり、金属板をカットできるレーザーカッターを探しました。しかし、薄いステンレス板でもカットするとなるとかなり高出力になります。
そのため、当初予定していたレーザーカッターを使えるコワーキングスペースやカフェでは出力が足りず、刻印はできてもカットすることはできません。

そこで、都内のレーザーカットを承っている工房や工場に片っ端からメールでお問い合わせをしたのですが、返事が来たのは、たった1軒だけ。
その1軒が、小伝馬町にあるカフェラボです。

カフェラボは、3Dプリンタやレーザーカッターを備えているカフェスペースです。カフェのレーザーカッターでの金属カットは難しかったのですが、カフェを運営しているタカムラ産業の工場が栃木にあり、その工場でカットしもらうことができました。

データの作成

データ入稿は、Adobe Illustratorを使用します。当初は、種板のみのサイズで作る予定でしたが、ホールにゴボフォルダーがないことが判明。
そこで、ゴボフォルダーのAパターンのサイズを計測しそれを元に作ることにしました。

種板の素材は、葉桜の写真と咲いている写真を元にトレースしました。
しかし、最初に作ったパターンではあまりに細かすぎてレーザーカッターでカットすることができないため、何度か手直しして、今の形になりました。
gobo_sakura.jpg

完成作品

完成した作品はこちらです。
IMG_0591.jpg
IMG_0590.jpg

使用したステンレス板の厚みは、0.5mmです。素材は工場からご提供頂きました。
フォルダ込みのサイズではちょうどいい感じですが、通常の種板サイズでは、0.1mmくらいがよさそうです。

実際に出してみる

葉桜。
IMG_0563.jpg
満開。
IMG_0564.jpg
照射距離が短いのであまり伸びないのですが、雰囲気は出せています。ただ失敗したと思ったのは、満開桜。円の縁部分を多くしてしまったので、違和感があります。照射距離が伸びれば、多少は違和感なくなるかもしれませんが、フチ部分を感じさせないようにデザインしたほうが使いやすいです。

それと、ちょっとポイントを絞ってデザインしたほうがいいかもしれません。
今回の作品は忠実に写真データを再現しようと細かくトレースした結果、「満開の桜」と「葉桜」だって言わないとわからないものになってしまいました。

締めくくり

ゴボネタの仕上がり具合は思っていた以上のもので、大満足です。また、カフェラボさん経由で発注したため1枚2,000円という安いお値段で作成することができました。
ただ、単価が安い分自宅発送とはならず、お店まで取りに行かないといけないのですが。

今後も、何かとお世話になりそうです。

2016年9月10日・追記

製作に協力していただいたCafe laboが4月末で閉店してしまいました。
今後、ステンレスカットのできる高出力レーザーカッターが個人でも使える場所を探すか、LEDのソースフォー限定で金属以外の素材を使って作成しようと考え中です。



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