渋谷の庁舎でアートを体感【シブヤのタマゴ】

渋谷区では総合庁舎が老朽化と耐震不足により建て替えが決まり、近々解体されます。解体を前に、庁舎内では、国内外のアーティストやクリエイターによる作品展示やワークショップ、講演会がシブヤのタマゴというアートフェスティバルと称して10/25〜11/3までが開催されています。
今回、このフェスティバルにアクセサリー作品を出展している友人に誘われたので、行ってみることにしました。
6階
まずは、エレベーターで6階に登ります。上から順番に下りながら見ていきます。さっそく目に入ったのは、ここで使われていた机と椅子を使った作品。普段から庁舎にあっても、きっとおもしろいはずです。
渋谷区の地図を広げて説明してくださる方がいます。
こんな方です。
仕事をしないで遊んでいる人もいます。こら、働け。
引き出しの中にいる人もいます。
戸棚になんかいます。
5階
続いて5階。こちらは議場。毛糸が張り巡らされています。”巣”をつくるというテーマで子供たちと作家さんが張り巡らせたそうです。なんか蜘蛛の巣が張っているような退廃的なものを感じます。
こちらは胎内を模した作品。子供たちが楽しそうにはしゃぎまわっていました。何かを感じたのだろうか。
色使いが綺麗なので惹かれた作品。
会議室のガラスに描かれた絵。そして壁からなにか生えています。庁舎内にこんなアートが普段からあったらおもしろいのに。
その他、この階では映像作品を上映しています。中でも一番気になったのが、山科久夫さんというクリエイターさんが作られた作品です。それぞれ3分程度と非常に短い作品にも関わらず、何か惹きつけられるものを感じます。
中でも一番印象に残ったのが、”石鯨”という作品。文明崩壊後の乾燥し荒廃した世界を石化した鯨がひたすらさまようというもの。説明書きはそれだけ。ナレーションや字幕などの余計な説明はありません。ただひたすら、さまよう鯨を描いています。それだけなのに、どこか物悲しい映画を観ているような感じなのです。中編作品のダイジェスト版で、3分程度だったので、全編見てみたくなりました。
4階
こちらが友人のElle Usuiが立ち上げたブランド、Rosalia Batesの作品です。
アクリルでできていて、とても繊細な模様が描かれています。どれも素敵でいつまでも眺めていたくなります。その場でオーダーできますが、迷ってしまって選びきれずオーダーできませんでした。
これもいいし
こっちもいいな
3階
LANケーブルだってアートになります。
鳥の巣にもなります。
こちらは、塗料の入った卵の殻を投げつけてできた作品。すべて、廃品でできています。
2階
こちらは土のうのかぼちゃ。
巨大カボチャの土のう。なんだか土のうに親近感を感じます。
締めくくり
以上で、くらげの気になった作品の紹介を終わります。
区庁舎とアートって意外とおもしろい関係かもしれません。
新しく建つ庁舎が、ただ新しくてきれいで便利なだけの庁舎ではなくもっとアートが加わったおもしろい庁舎になることを祈ります。
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新宿駅側の東京モード学園の校舎のコクーンもアートですね。
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シンバルさん
いらっしゃいませー。
たしかに、あれもアートですね。しかも、理事長がキャッシュで建てたらしいです。