そらいろくらげが浮き輪で海に浮いているイラスト

舞台で見るプロの阿波踊り集団が踊る阿波踊り

今日の舞台
寶船『キセキ×キセキ』@座・高円寺

最近知り合った、阿波おどり集団寶船の単独公演を観てきました。
寶船は、阿波踊りを主軸に活動している集団です。日本発で唯一のプロ集団として、イベントへの参加や学校公演を行うほか海外でも活躍しています。
という事前情報もあって、阿波踊りのイベントを何度かやったことのあるくらげは非常に楽しみにしていました。

感想

内容は阿波おどりを見せる他に、インストの曲に合わせてバレエ、コンテンポラリー、阿波おどりの3つの踊りを見せるシーン、阿波おどりの種類の解説、踊りの間にちょこちょこと挟まれる小芝居の他、お客さんを巻き込んだシーンもあります。

結論から言えば、やりたいことが多すぎて内容が全然まとまっていませんでした。

クイズにドン引き

観客への振りは、拍手や阿波おどりのポーズをさせるのはわかりますが、突如として踊りの途中でクイズが行われたときには思わず引いてしまいました。しかもそれがやたらと長く映像も使っています。団員の一人が何粒納豆を食べたかなんて、はっきり言ってどうでもいい。ここでなんだか全体の流れが途切れてしまったように感じました。

小芝居にドン引き

踊りの間になんだかよくわからない小芝居も何度か挟まれるのですが、せっかくの盛り上がりを台無しにしてしまっています。ヘタすると大衆演劇になりかねないです。
例えば、男踊り二人が踊っていて決めのポーズについて喧嘩になり、SEに合わせて小芝居した後になぜかターミネーター登場。客席に降りたかと思ったら一人の観客を連れて来て、突如阿波おどりのポーズをレクチャー。阿波おどりの曲で踊ってもらい、お礼に全員のサインが入った扇子を渡して終了というわけのわからない流れに。

込み入ったことしなくても、ふつうにMCで一人お客さんを舞台上に連れてくればいいのにと思いました。

主役4名ばかりが出演

出演者は主役級の4名のほか、7名のメンバーがいます。しかし、ほとんどの踊りは主役4名ばかりが踊っていて、他のメンバーの印象が全く残っていません。せっかくの単独公演なんだから、他のメンバーを活躍させても良いのではと思ってしまいました。

音響が聴き心地悪い

くらげの耳なのであまり正確ではないのですが、時折挟み込まれる音楽がなんだか聴いていて気持ち悪いのです。何が悪いのかはわかりません。音響さんなら一発でわかりそうなんですが、うまく説明はできません。曲ではなく、どの曲も同じ感じで聴き心地が悪く感じました。

踊りだけで魅せてほしい

踊りというのは、本気であればMCなどを挟まなくとも踊りだけで引き込まれる圧倒感があります。踊りに対する感情や思いは観る人によってさまざまです。だけど、言葉がなくとも心で感じます。
だから、寶船も阿波おどりのかっこよさを追求して踊りだけで観客を魅せて欲しいと感じました。

締めくくり

以上、くらげの率直な感想でした。

彼らの踊りの凄さや阿波踊りへの熱意や情熱は十分伝わってきたので、よけいに残念な点が目立ってしまいました。
演出は、一度外部の人間に任せたほうが、より見せ方など洗練されてくると思います。今後に期待したいと思います。

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