くらげ小町秋田道中・第一日目〜これから北の国へ向かいます〜

くらげ小町秋田道中・第一日目
今日からくらげは北国へ旅立ちます。

上野初の夜行列車下りて青函間フェリーに乗り凍えそうなカモメ見るわけではなく、破れ単衣に三味線抱いて旅に出るわけはなく、じじさまのふるさとに行ってきます。
くらげ母方のじじさまは、秋田の鹿角で生まれ、南方の戦地で戦死しました。くらげじじはこの地で眠っています。
もう遠縁なので、くらげ母に連れられて秋田の家に行ったことは一度もありません。けれど、一度でいいからくらげ母が戦時中に過ごしたこの地を尋ねてお墓参りしてみたいと、常日頃思っていました。

そのことを先日実家に帰ったときに話すと、「今は遠縁ですっかり交流がないんだから、いきなり行っても驚かれるだけだし、やめたほうがいいわよ」とくらげ母。
「別に家に行くわけじゃないし、お墓だけ行ければいいよ。場所はわかるんでしょ?」とくらげ。
「あの辺りは同じタカスギ姓が多いからわかんないと思うよ」とくらげ母。くらげ母自身、若いころに行ったきりで場所は覚えていないようです。
そんなわけで、ちゃんとじじばばのお墓が見つかるかはわかりません。

ということで、どうなるかわかりませんが、『くらげ小町の秋田道中』始まります。

まずはこまちで秋田へ

6時過ぎにくらげ邸を出て、まずは東京駅へ向かいました。7時36分発、こまち3号に乗って秋田を目指します。今回は、秋田・大館フリー切符というのを使って旅をします。
お盆最中とあって、全席指定のこまちは指定券がすべて売り切れだそうです。前日買ったにも関わらず、くらげは窓際が取れたのでゆっくりと車窓を眺めてすごしました。

盛岡駅へ着くと、こまちははやてと分かれて田沢湖線へ入ります。ここからは、新幹線は在来線を走ります。
のんびり山間部と田園地帯を走り、うとうとしているとこまちは大曲に着きました。ここから、こまちの進行方向は逆になります。

しばらく停車し、こまちは反対方向から秋田駅に向けて走り出しました。今まで前から過ぎて行った景色は、今度は後ろ方向へ過ぎて行きます。全員が進行方向と逆向きで座っているのはおもしろい光景です。
そして、11時32分。こまちは秋田駅へ到着しました。

電車が来るまで駅のベンチで過ごす

今度は男鹿線で男鹿駅を目指します。
男鹿行きの電車は53分発です。しばらく駅の構内で待っていると、53分を過ぎても電車はやってきません。おかしいと思ってよくよく時刻表を見ると、12時53分でした。

ということで1時間近くも時間をもてあますことになったくらげ。このとき、この切符で秋田駅は出入りができることを知らずに、そのまま電車の来る12時53分まで1時間余を駅のベンチで過ごすことにしたのです。

改札付近は、秋田杉のベンチが設置してあって、こんなものも展示されています。D51の顔です。
080814_1200~0001

くらげ母は、幼少の頃過ごした鹿児島から、D51に乗って鹿角にやってきました。
080814_1200~0002

しばらく眺めてから、空腹を満たすため、駅弁を買いました。
080814_1220~0001

そして、時間はようやく電車の時間となりました。10分前にホームへ下りると、すでに2両編成のディーゼル車が来ていました。
何てローカルなんでしょう。

ローカル線で男鹿駅へ

ごとんごとんと揺られ、うとうとしているうちに1時間ほどで電車は男鹿駅へと到着しました。
080814_1508~0001

そして、とりあえずは海でも見ようと海岸を目指しましたが、浜辺らしき光景は見られません。あまりやみくもに歩いても疲れるだけなので、きちんと計画を練るべく駅に戻る事にしました。
道すがら、こんなレトロな消火栓を見つけました。
080814_1403~0001

駅に戻り、観光案内図を見てみると、とても歩きでは回りきれないことが判明しました。そこで、観光案内でレンタカーの店を聞いてみると、2つ手前の脇本駅まで戻らないとないとのことでした。駅に戻ると、ちょうど電車が出たばかりで、次の電車まで一時間あります。仕方ないので、しばらく周辺を歩いてみることにしました。

しばらく、人っ子一人歩いていない海岸沿いの国道をてくてく歩いていると、男鹿海鮮市場というものを発見しました。
さっそく入ってみると、新鮮な魚介類が驚きの値段で売られています。買って帰りたいけどまず無理だし、クールで送っても食べきれないけど、裁いて今夜の肴にしたいなあううんどうしよう云々と考え抜いた結果、実家に送ってあげることにしました。

そして、ちょうど目に付いたのは、ざるに盛られたサザエと岩ガキです。よし、これにしようと店のお姉さんに声を掛けて購入しました。サザエ6個と大きい岩ガキ2個で占めて2千円です。何てお買い得なんでしょう。

たまの親孝行して満足したくらげは、元来た道を駅まで戻りました。折りしも今日は、男鹿の花火大会です。人気のなかった海岸通は、少しづつ警備や準備の人たちが集まり始めています。
駅につくと、ちょうど電車が来ていて発車時間を待っていました。乗客は、ほとんどまばらです。

時間となり、電車は出発。10分ほどで脇本駅に到着しました。

駅に着いて、まずはトヨタレンタカーを探しましたが、一向に見つかりません。駅で聞いてみると、場所が遠いので電話して迎えに来てもらったほうが良いとのことなので、電話番号を聞いて電話してみました。
この時期はお盆のため車はほとんど出払っていて、大型車しか残っていません。どうしようかと迷っていると、とにかく迎えに行きますと言われたので、待つことにしました。
そして、やってきたのはラクティスです。聞けば、ちょうどこの車が帰ってきたところとのことでした。そして、8分ほどでトヨタレンタカー男鹿店に到着。駅から結構離れています。

営業時間は8時までとのことで、返すまでに5時間あります。が、8時に返しても秋田へ戻る電車の本数が少ないから秋田店へ返すことにしました。
手続きが終わり、さっそく男鹿半島へ出発です。

出発進行~ヽ(´▽`)/~♪

レンタカーで男鹿半島を周る

まずは国道101号線で南下し、海岸線をひた走ります。最初の目的地は鵜ノ崎海岸です。男鹿駅付近から山を越えると、目の前に海が開けました。車どおりの少ない国道を疾走してしばらくすると、鵜ノ崎海岸に到着しました。
080814_1652~0001

人気はほとんどありません。浜辺には普通の浜辺にあるような硬い石ではなく、脆くてすぐに崩れる石がたくさん転がっていました。
しばらく潮風を浴び、再び出発です。

しばらく走っていると、後ろから来たホテルのマイクロバスがくらげの車を煽りだしました。負けず嫌いのくらげは速度を上げて応戦しましたが、だんだん面倒になったので、道を譲りました。

途中寄った休憩所では、こんなものがくらげを待っていました。
080814_1708~0001

夕方の海岸線を眺めながら、海岸線をひた走るくらげ。ハンドルを握りながらただ走っていると、いろんな思いが込み上げてきます。
そういえば、悩んだときはいつもレンタカー借りてひた走っていたなと思いながら、ただただ北へ車をひた走らせました。
そして、17時ごろにようやく車は半島の突端にある入道崎に到着しました。

駐車場に車を止めて、岬へ歩いて行くと、そこは圧倒される景色がくらげを待っていました。
080814_1757~0001

崖まで草原が広がり、崖の下には日本海の荒波に削られた岩がそそり立っています。潮風に身を任せていると、疲れた身体が波に流されていくようです。
しばらくぼけっと海を見ていましたが、さすがに北国の海は風が冷たく、寒くなってきたので車の方へ戻りました。
しばらくお土産屋さんを散策し、車へと戻って再び走り出しました。

次に目指すは、男鹿温泉です。都合により温泉には入れませんが、足湯があるので、足だけでも温泉に漬かります。
男鹿温泉に到着すると、繁盛期にも関わらず閑散としています。目的の足湯のある男鹿温泉交流会館五風に到着しましたが、建物はしんと静まりかえっています。
でも、足湯は外にあったのでさっそく入ることにしました。足湯の上の部分には手湯という手から腕にかけて漬けられるようにもなっていたので漬けてみると、これがまた足湯以上に気持ちがいいのです。身体の芯からぽかぽかしてきました。

身体が充分に温まったところで車に戻り、再び出発です。
次は、秋田駅を目指します。

秋田駅を目指す

県道から再び国道101号線に入り、山間部を抜けて男鹿半島を縦断。そして、男鹿線沿いに戻ってきました。海岸線に出ると、ちょうど下り車線は花火渋滞が発生していました。そんな車列を横目で見ながら秋田駅目指してひた走ります。

途中でホームセンターに寄り道をしながら車は7号線へ。秋田市内に入り、途中で車にご飯を食べさせ、駅周辺でトヨタレンタカーがわからず何度もぐるぐる回り迷いながら、ようやく20時過ぎに秋田店を見つけて車を返しました。

車を返すと、くらげは今日と明日泊まるホテル目指して歩きました。

ホテルにチェックインして夕飯に繰り出す

今回お世話になるホテルはこちらです。
秋田スカイホテル

まずはチェックインして荷物を置き、一息ついたところで夕飯に出掛けることにしました。
ホテルの近くには川反という飲食店街があります。あまり奥に行くと怪しいお店が多いので、手前の方で探すことにしました。

そして入ったのがここです。
秋田喰処『北州』
恐る恐る入ってみましたが、とても落ち着く雰囲気のお店です。
まずはビールを飲み、それから秋田名物のじゅんさいと名前を忘れたけどこれまた秋田名物の野菜を使った酢の物を食べました。そして鱸の刺身を食べ、最後の締めはこれまた名物の稲庭うどんです。
お店の奥さんがとても気さくな方で話がはずみ、食べながら2時間以上も長居してしまいました。
ほろ酔い気分でホテルに戻り、明日に備えて早く寝ることにしました。
が。

ああ、ついつい深夜番組をだらだら見てしまった・・・・。時計を見るともう2時近い時間です。早く寝よ。
明日は、いよいよじじ様の町に行きます。おやすみなさい。

2日目:くらげ小町秋田道中・第二日目〜じじ様が生まれた町へ〜

二日目を読む


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください