今日はお彼岸なので小田原のお寺まで歩いて行ってきます。
墓参を済ませたあと、しばらく散策してみることにしました。
城下町はつ花
寿町にあるお寺から扇町にあるお蕎麦屋さんでお昼ごはんです。
店内は天然木がそこかしこに使われています。元桶職人父によるとこのテーブルは松だそうです。
この壁にある板はヒノキ。いい艶です。
これは、ナス玉ねぎおろしそば。外はサクサク中はとろっとおいしい。
扇町から栄町を歩く
ここでくらげ父と別れ、くらげは海を目指して歩きます。ここから海までは30分くらいです。
せいろを作っているお店。桶を作る作業場に似ています。
こちらは足下地蔵尊。延命水が流れ出ています。
くらげが通りかかったときも地元の方が大きなペットボトルを持ってきて汲んでいました。くらげも飲んでみたところ、まろやかでおいしかったです。
数少なくなった銭湯のうちの一つ。
この付近の通りは川越と似た雰囲気があるのですが、その昔零戦に使われてるバッテリーを製造していたユアサがあったため空襲を受けています。そのため古い建物はほとんど残っていません。
それでも、ちらほらと城下町の名残が残っていることにホッとします。
小田原といえば。
かまぼこ通りを経て本町
炭も売っている燃料屋さん。
国道1号線からさらに海側に入った旧東海道とその奥の通りはかまぼこ通りと呼ばれており、かまぼこのお店が軒を構えています。店頭で揚げカマを買って食べ歩きをすることもできます。
こちらは、かまぼこ通りにある籠清本店。くらげは籠清のかまぼこで育ちました。
小田原市郷土文化館
続いて、蓮池の近くにある郷土文化館へ。
実は、このたびこの文化館にくらげ父がくらげじじの代から使ってきた桶を作るための作業道具が展示されることになったのです。
くらげ父が引退してからずいぶん経つのですが、かねてから道具をどうするかがくらげ本家では懸念されてきました。しかし、ようやく引き取り先が決まり、娘としても一安心です。
ちなみに、くらげ父のために娘が奔走したとかそういう美談はありません。
緊張した面持ちで、中へと入ります。
一階は、歴史資料室と、特別展示として「小田原が生んだ映画の世界」と題して小田原にまつわる映画の資料が展示されていました。昔は、オリオン座や東宝館などの映画館が小田原にありましたが、郊外のシネコンに押されて今はそういう映画館は一件もありません。
さて、続いて2階へと登ります。こちらには民俗資料室と自然科学資料室があります。民俗資料室には、昔の暮らしにまつわる道具が電磁されています。残念ながら桶に関するものはなかったのですが、おそらく展示されるならこちらの資料室になるでしょう。
隣は、自然科学資料室。こちらには小田原に自生する植物、貝類、哺乳類や鳥類の剥製、魚類のホルマリン漬けが展示されています。
うり坊かわいいな。
〆はこちら
最後は、小田原駅近くのダイヤ街にある、岡西でおはぎを食べます。
頼んだのは、急須に入った煎茶を自分で注いで飲むことのできる煎茶セットです。甘すぎないので、くらげでも食べられます。
以上で、小田原散策は終了です。
車でしか通らなかったところを歩いてみると、新しい発見がいっぱいあります。また違うところも歩いてみようと思います。
凄いですね作業具が展示されるなんて!
小田原にもはつ花そばあるんですね、知りませんでしたー
箱根の方は混んでるし道が狭いので車では敬遠してしまいますが、こちらだと良さそうですね~
いらっしゃいませー。
こちらは城下町はつ花といって、暖簾分けしてもらったお店です。
小田原駅からだと30分くらい歩くので、小田急線足柄駅から15分ほど歩くか、車ですね。駐車場もあります。
作業道具はまだ実際に展示されているところを見ていないので、今度見に行く予定です。
あーー!!このおはぎ、懐かしいですねえ♪
一個食べれば夕食くらいお腹いっぱいですよね!!
いらっしゃいませー。
そうそう、お腹いっぱい満足できるおはぎです。煎茶がよく合います。