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雪の積もった鍋割山で鍋焼きうどんを食べる・鍋割山編【鍋割山〜塔ノ岳縦走】

今年2回めの登山は、丹沢です。
すっかり山頂は雪景色となり、冬登山の楽しさが増えました。

今回は、鍋割山の山頂で鍋焼きうどんを食べたあと、塔ノ岳、丹沢山を縦走します。
冬の丹沢を満喫できるコースです。

今回の装備

ご飯は山頂で食べるため、ストーブはいらないかなとも思いましたが、せっかくなら温かいチャイを作って飲みたいので持っていくことにしました。
結局はいつもと変わらない装備ですが、水を500mlのペットボトル一本にしたので少し軽めです。

服装も、いつもと同じです。

6:44 渋沢駅を出発

登山口までは、小田急線渋沢駅から神奈川中央バスの大倉行きに乗り終点大倉で降ります。

大倉は、塔ノ岳と鍋割山の登山口なのでシーズン中は大勢の登山客で溢れ、バスは超満員。増便が出るほど賑わいます。
ただ、この時期はさすがに登山客は少ないのですが、それでも席は満員です。

20分ほどで、大倉へ到着。ここで、トイレと登山準備をします。
充分にストレッチをして、服装は上着とフリースを脱いでメリノウールとTシャツのみ。首には手ぬぐいを巻きます。
薄着ですが、歩けばすぐにちょうどよくなります。

7:13 大倉を出発

まずは民家沿いの道路を歩き、鍋割山方面を目指します。

やがて、シカの侵入防止柵が見えてきました。黒い棒を持ち上げて、中へと入ります。

しばらくして林道に入ると、なだらかな広い道が延々と続きます。

途中には、道を横断して流れている川も何箇所かあります。

丹沢は、こういったスパッと切れたような石が多く見られます。

こちらは、山の恩人である尾関廣氏の像。尾関氏は、丹沢の登山マナーの普及や国定公園化に奔走した人物です。

8:30 二俣通過

二俣は、塔ノ岳からの分岐点です。二俣の先に、川を渡る橋があります。

橋は、歩くとぼよんぼよん揺れておもしろいです。

この先に、ペットボトル山積みエリアがあります。鍋割山へボッカ(歩荷)のボランティアをお願いしていて、余裕があればペットボトルを担いで登ることになります。

ペットボトルは2リットルがほとんどですが、中には焼酎の大ボトルサイズもあります。
ちょうど尾関氏の像あたりで出会った大学生と思われる団体さんが何本も2リットルペットボトルをザックに入れ、さらに焼酎ボトルを手に持って登ろうとしています。

今回は若干荷物が軽いため、くらげも2リットルのペットボトルをザックに入れてボッカすることにしました。気圧のせいかペットボトルが凹んでいて、ちょうど荷物の隙間に押し込むことができました。

ここまではひたすらなだらかな道を進んでいましたが、ここからは急登エリアに変わります。

前には中高年の団体がいて渋滞しています。

その先で、山小屋に食材をボッカで運んでいる外国の方を見ました。荷物には「うどん」と書かれています。
林道の終点地点で関係車両が停まっていたので、おそらくそこから歩いて登っているのだと思われます。

頂上付近まで来ると、さすがに雪が残っています。除雪されているやしっかり踏み固められているところもあり、アイゼン出動というところまでは行かない状態で歩けます。

10:09 鍋割山山頂へ到着

大倉を出て3時間ほどで鍋割山に到着です。

山小屋の周りには、すでに到着しる登山客がベンチに座って鍋焼きうどんを堪能していあちこちにいます。
山頂はこの時期でなければ広いエリアなので、好きなところに座ってくつろぐことができます。

小屋の前のベンチにザックを置き、まずは運んできた水を小屋の前のポリタンクに移したら、ボッカ任務は完了です。

山頂からの眺めは、こんな感じ。

くらげ本家のある小田原の街並みが向こうの方に見えます。手前を横切っているなだらかな丘陵地帯は、大井町から小田原の曽我梅林を経て国府津まで続く丘陵地帯です。あの下には、神縄・国府津-松田断層帯が走っており、ナマズが暴れると危険です。

富士山は雲を被っています。

長くなったので、おいしいおいしい鍋焼きうどんの登場は次回に引っ張ります。

おさらい

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