銀河鉄道に思いを馳せる

今日の舞台
オペラシアターこんにゃく座『草稿・銀河鉄道の夜』@シアタートラム

友人が所属しているオペラ劇団の公演を観に行って来ました。
この銀河鉄道の夜は、くらげが以前いた学校公演の劇団で上演していました。愛称は『銀鉄』です。『猫の事務所』、『注文の多い料理店』、『銀河鉄道の夜』の3本を短くまとめた作品で、猫の衣裳を着ています。猟師やジョバンニなどの登場人物は、みんな猫なのです。

そんな作品を、一緒の班で回っていた友人が再び銀河鉄道の夜を上演することになったのは、偶然ですがちょっと驚きました。

今回、出演はしていませんが、やはり人一倍出たい気持ちが大きかったみたいです。

さて。
前置きが長くなりましたが、さっそく開演です。

劇場内は、舞台を囲むようにして三方向に客席が設置されでいます。舞台の一番奥は、楽隊の座る位置です。楽隊は、ピアノとチェロとクラリネットのトリオです。
用務員役の役者が前説で登場し、そしてしばらくしてから楽隊が登場しました。いよいよ銀鉄が始まります。
今回脚本の北村想さんの作品は初めて観たのですが、ものすごい滑らかな柔らかい感じがしました。わかりにくい表現ですが。
曲もまた、この脚本によく合っています。

ところどころにある台詞が、ふとくらげのときの銀鉄を思い出させ、懐かしい思いが過ぎります。
でも、やっぱりこの銀鉄の方がすごくいいです。

この作品では、ムービングが作品の中で一番重要な役割を果たしています。ムービングで映像を舞台の床に投影して、学校の授業のときの宇宙や星の話をしたり、舞台一面の星空を出したりしているのです。
しかし、床に映し出された映像を見るのに、くらげの身長は障害となりました。舞台を正面から見下ろすいい席の位置なのに、くらげの前に座っている人の身長が高いため、首を左右に振らないと見えません。思わず、ぴこぴこハンマーで頭を殴ってやりたくなりました。少し席をずらした配置にしてくれればよかったのに。(。´Д⊂)

舞台上に置かれているセットは、端がナナメにカットされた木のベンチが4つだけです。これを組み合わせて、学校の机だったり鉄道の中だったりと変化させます。あとは、上に吊るされたケンタウルス、舞台が銀河鉄道になったときに降りてくるセットのみとシンプルです。

終盤に差しかかるにつれ、切なさで胸が締め付けられてきます。

ああ、カンパネルラー!!行かないで~!!

うるうると涙腺が緩みます。

もう、ザネリのばか~!!

思わず首根っこを掴んでやりたくなります。

でも、最後の台詞はすごくよかったです。なんだか、すとんと来る台詞で、ああ、カンパネルラは死んだんじゃないんだって思えました。


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