ホールから劇場へ変身

始業9:00 終業22:30
本日の催事・・・第9回公演

指を捌いて5日目。抜糸のことを考えるだけで、恐ろしくて夜も眠れません。

さて。
今日は、芝居の仕込みです。とある女優さんが主催の劇団で、毎回くらげホールで定期公演を上演しています。

初日は27日、千秋楽は12月2日です。音響、照明は毎回同じ業者さんです。
舞台は奥行き4間、吊りものや書き割りがいろいろあり、照明はがっつり仕込みます。調光卓は、ホール卓を使わず、持ち込みのETCのSPARKを使って操作します。

9時から、仕込みが始まりました。
仕込みの人数は5人。プランナーさんも含まれています。仕込み量は、サスに換算すると、5サス分。がっつりです。
仕込みは、くらげもお手伝いします。使う機材はほとんどライトキューブに吊っているので、みんなでせっせと仕込む中、くらげは使う機材を降ろしていきます。1本半の手なので時間は掛かりますが、ブリッジの仕込みをしているうちに全部降ろすことができました。

12時に仕込みが終わり、お弁当を食べたあとにパッチをし、客席に持ち込み卓を組みました。ゲネまでは、卓を客席に組んで、シュートや明かり作りを行ないます。
これで、くらげは解放されます。

照明は、シュートまで作業はありません。その間、舞台では着々と装置が仕込まれていきます。セットは、吊り物がブリッジと袖幕前に紅白幕、ブリッジ下に月、崩れる仕掛けが仕込まれている山のドロップ、客席上下の東西バトンには壁を隠すための黒幕が吊られます。舞台上には、書き割りも何種類かあります。
何もないホールに、袖幕とホリゾント幕が吊られ、客席が出て、舞台にセットが組まれ、徐々に舞台のある劇場へと変貌を遂げています。

18時。シュートが始まりました。
くらげは、客席で見ることにします。仕込まれた機材がどのようにシュートされ、どういう明かりに使われるのか、過程を見てみたいのです。

いろいろなゴボネタが入ったソースフォー、何色もある雲ネタのエフェクトやパーライトなどなど、いったいどうやって使われるのか想像もつきません。
シュート中、客席で照明に当たった書き割りを見ながら、舞台美術家と演出が何やら話をしています。舞台美術家の強い口調に、少したじたじの演出家。

どうやら、仕上がった書き割りを見て演出家が指定した色が気に食わないそうなのです。何も当たっていない状態で見ると派手なので薄くしたそうですが、照明が当たると地味すぎて存在感がありません。
結局、シュートが終わった22時から23時までの間で書き直すことになりました。最後まで居残りの舞台担当は、またホテルに泊まるようです。

シュートは、22時前に終了。舞台上は、舞台装置の作業場となりました。
明日は、明かり作りと場当たり稽古です。

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