笑って泣かせる西遊記

今日の舞台
劇団ジャングルベルシアター
『悟らずの空』@シアターグリーン BIG TREE THEATER

今回は、ジャンベル版西遊記です。

あらすじ。HPより抜粋。
おなじみ、天竺を目指す、
三蔵法師とその一行、
いつもの通り、八戒が不満を漏らし、
悟空がそれをからかい、
悟浄がそれを諌めたりしております。
と、突然。
山の中からすごい勢いで妖怪が現れ、
三蔵ににじりよると、こう言いました。
「助けてください」
人と妖怪、
男と女、
炎と水に
坊主と欲。
互いに相容れぬモノ同士が織り成す
空想伝奇絵巻。

おなじみの西遊記ですが、日本で知られている西遊記とは、一味違った民族学的要素を盛り込んでいるそうです。
作品の中に登場する妖怪たちは、五行思想に基づいた関係になっています。五行思想とは、木火土金水という五つの基本物質でできているという考えです。

なので、火の妖怪の火焔大王、水の妖怪の水玲仙女、樹木の妖怪の柳骨婦人、柳花、柳蕾、鉱物の妖怪の金鶏、銀鶏。
おなじみの妖怪は出てきません。

一方、三蔵法師一行は、おなじみメンバーです。あらすじのとおり、一行が旅をしている途中、手強い妖怪に出会います。それが、火焔大王です。この火焔大王は、水玲天女に叶わぬ片思いをしていて、そこから予想も付かぬ展開が待っていました。

そして最後、ついに火焔大王の想いが水玲天女に伝わります。でもそれは、自分の身も滅びることでもあります。
その場面で、くらげは泣いてしまいました。辺りからも、鼻をすする音が聞こえてきます。この劇団では、必ず前半で笑わせておいて、後半で泣かせるんですよ。またしても、やられました。
そして、何はともあれ悟空たちは妖怪退治を終えて、また天竺へと旅立っていきます。

西遊記のお話はいろいろあるけど、この作品が一番くらげの中で、好きな西遊記になりました。


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