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雪の丹沢大山を登る【下山編】

雪に覆われた丹沢大山を蓑毛バス停から登るお話の第二弾です。

前回までのあらすじ。
身近な大山で雪山登山を楽しもうということで秦野駅からバスで蓑毛バス停まで乗車。蓑毛バス停からヤビツ峠経由で大山山頂を目指します。人通りの少ないヤビツルートは思った以上に雪深く、前に進むだけでも一苦労です。
途中でいろいろあったものの、1時間09分押しでなんとか頂上へたどり着いたのでした。

前回のお話:雪の丹沢大山を登る【登山編】

12時を回った山頂ではすでに何団体かがテーブルでお昼を取っています。くらげもさっそく、空いているテーブルでお昼を取ることにします。

コースタイム

山頂出発=13:35→阿夫利神社下社=14:44→阿夫利神社駅=15:10→大山ケーブル=15:16=大山ケーブルバス停=15:45

本日のヤマメシ

はたまた今回も新兵器投入。今回はバット網です。

これをどうやって使うかというと、メスティンの中に敷いて使います。
そして、このようにシュウマイを乗せて水を少し入れます。

蓋をして火にかけ、蒸します。

シュウマイを火にかけている間に、メインディッシュの下ごしらえ。
こちら、神奈川県産の小松菜。ざくざくとナイフで適度な大きさに切っていきます。

コッヘルに、半分に割ったサッポロ一番塩ラーメンと切った小松菜、適量の水を入れておきます。

さて、シュウマイが蒸しあがったようなので蓋を取ってみましょう。時間は適当です。蓋は暑いので手袋必須です。くらげは素手で取ろうとしてヤケドしかけました。

ホカホカのシュウマイが蒸しあがりました。

山頂で食べるシュウマイはおいしいな。

さて、食べ終わったところでメインディッシュのラーメンを作りますよ。先ほど下準備したコッヘルを火にかけて煮込みます。
あれ?何かおかしい。火が弱いぞ?

・・・・・ガスがなくなった・・・il||li (OдO`) il||li

予備のガスカートリッジは、くらげ邸のクローゼットにあります。残量が気になっていましたが、まだ大丈夫だと思って持ってきませんでした。
お湯は沸騰していないのでぬるいままですが、ラーメンを細かく割り、調味料とゴマを加えます。

はい、くらげ特製半煮え山頂ラーメンの完成です。

ラーメンはスープに浸って柔らかい部分とパリパリとした固い食感が残っている部分が交わって不思議な触感を醸し出し、小松菜はシャキシャキと新鮮な食感を残しているためサラダ感覚で食べることができます。粉末スープが微妙に溶け残った生ぬるいスープが身体に染み渡ります。

・・・・ごちそうさまでした・・・(´・ω・`)

食後のお茶も用意してきましたが、諸事情により中止です。

気を取り直して、山頂からの景色を楽しむことにします。
こちらは三浦半島と房総半島方面。肉眼でははっきりと房総半島が見えますが、さすがにこのレンズじゃこれが限界です。

元くらげ邸と新くらげ邸がある方角です。

遠くかすかに筑波山と思われる山がうっすらと見えます。

先ほどから、ちょくちょく山頂にお住まいの方が姿を現していらしたので、接触をはかります。慎重に近づいてみたのですが、残念ながら避けられてしまいました。

本当はここから高取山経由で鶴巻温泉駅に向かう予定でしたが、登りで思った以上に体力を消耗したのとお昼ごはんで身体が温まらなかったため予定変更。このまま大山ケーブルまで下山することにしました。

13:35 下山開始

それでは、下山を開始します。ルートは表参道を使います。不動尻、見晴台方面はやかましい中年女性グループが降りていったのでやめました。

さっき登ってきたヤビツ峠分岐までの道はしっかりと雪が踏み固められています。

富士のお山がお目見え。

眼下に広がる街並み。手前が秦野市街で、向こうが小田原市街です。ちなみに小田原から大山山頂は塔ノ岳に遮られて見ることはできません。

帰り道は、下へ行くほど雪はなくなりますが、それでも雪がなくなったと思ったら突如雪が残っているところが現れるのでアイゼンは外せません。軽アイゼンを着けながら岩の露出したところを下るのはかなりの負担です。

ひたすら急登を下っていたら、右足の親指が靴の中で滑って圧迫されて痛み始めました。ああもうツライ。ほんとツライ。もう山登りたくない。降りたくない。

そして、最後の最後で最大の難関が待っていました。凍りついた急な角度の石段です。これを降りないと帰れません。
幸い、手すりが付いているので手すりに掴まりながら横歩き、もしくは後ろ歩きで一歩づつ慎重に降りていきます。怖いよーたすけてー。

やっとの思いで、降りられました。阿夫利神社下社に到着です。

下社からの眺め。

さて、ここから大山ケーブルバス停まで下山します。ここからは女坂と男坂という下山ルートがあります。それぞれ所要時間は女坂は35分、男坂が25分ほど。さて、どちらを使おうかな。

あー、文明の利器サイコー。もう歩きたくないもん。

15:06 大山ケーブル駅到着

6分ほどで大山ケーブル駅に到着。参道を大山ケーブルバス停まで降りていきます。参道は平日とあって閑散としています。

15分ほど降りると、大山ケーブルバス停に到着。5分前に行ったばかりなので、しばらく待ちます。待合室はないのですが、広いトイレはあります。バスは10分前に到着したので、暖かい車内で待つことができました。

30分ほど揺られて、バスは小田急線伊勢原駅へと到着しました。今回も無事に下山完了です。

おさらい

記録

  • 開始時刻: 9:01
  • 終了時刻: 14:54
  • 所要時間: 5:14"
  • 距離: 11.12km
  • 標高差: 936m
  • 歩数: 40,566歩

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