大人になってから再びピアノを始めてみた

子供の頃に少しだけピアノを習っていたくらげが、大人になって再びピアノを習い始めました。

くらげが小学生だった頃、毎週木曜日になると隣の家からピアノの音が聴こえてきていました。
そのピアノ教室は、カワイのアップライトピアノを置いてあるお宅で先生がピアノと部屋を借りてピアノ教室を開いていました。

影響されてくらげもピアノを弾いてみたくなり、両親にお願いしてピアノのレッスンを始めました。さらにはカワイの電子ピアノを買ってもらって練習をしていました。
ただ、最初のうちは真面目に練習していたもののそのうち練習をサボるようになり、ピアノを弾くのはもっぱらレッスンの時だけの状態でした。

練習していなくても先生が全く怒らないので一向に上達しないのですが、それでもピアノのレッスンは楽しいので毎週必ず通っていました。練習しなくてもそれなりには上達するようで、たしかソナチネくらいまでは行ったと記憶しています。
高校生になってからもしばらくは続けていたのですが、そのうち演劇部の活動が忙しくなってレッスンをやめてしまいました。

それからクラシック音楽には全く興味を持つことなく過ごしていたのですが、数年前から音楽ホールの仕事でクラシック音楽に触れるようになってから音楽の勉強をしようと思うようになりました。仕事に直接関わってくる部分は多くありませんが、もっと深く音楽のことを知りたいのと譜面が読めたり音楽の知識や感覚を養うことによって照明プランやオペレートなどに活かすことができるのではないかと考えたのです。

そこに、ちょうどこの音楽ホールで知り合ったピアニストが自宅でピアノレッスンをしていることを知り、レッスンをお願いしてくらげのピアノレッスンが始まりました。それが2017年2月のことです。

習い始めてから1年経って振り返ってみると劇的な変化はありませんでしたが、大人になってピアノを習うことはとても楽しいことだと実感したのでおすすめするべく記事を書いてみました。

レッスンの内容


ピアノレッスンを初めて間もないころのくらげは、音符がオタマジャクシに見えるほどレベルが衰えていました。ですので、再レッスンというよりは初心者として始めることにしました。

ピアノの楽譜は、まず入門書として名高い「こどものバイエル」から始めます。それと同時に、音楽の基礎知識を身に付けるために「バスティン・ピアノライブラリー セオリーレッスン レベル3」、さらにはリズムを覚えるために「リズム練習274問」も同時に始めることになりました。

レッスン時間は1時間。前半でピアノのレッスンをして、後半はセオリーレッスンとリズム練習です。セオリーレッスンはドリル形式になっているので、家で問題を解いてきて先生に採点してもらいます。リズム練習は、教科書にあるリズム問題を叩きながらリズムを覚えていきます。

大人になってからピアノレッスンを始めてみた感想

大人になってからのレッスンは覚えるのには子供よりも時間が掛かるけど、大人になって学んだことは視野が広がるし、いろいろなことに応用できることに気づきました。
ピアノのレッスンだけでなくリズム練習や音楽のセオリーを学びながらピアノのレッスンを続けていくと、曲に対して深く考えられるようになってきます。

それと、くらげは非常にリズム音痴だということがレッスンをしてみてわかりました。リズム練習していて、全くリズムが取れないのです。ダンスの照明オペレートでカウントを取るのに苦労していた理由が、よーくわかりました。

また、当時はあれだけキライだったピアノの練習も、今は真面目に行うようになりました。ま、自分で月謝を払っているからというのもありますけど。
ただ、やっぱりピアノの練習場所と時間を確保するのは大人になると難しいなと感じました。

ピアノの練習場所は?


社会人になってからのレッスンとなると、どうやってピアノの練習時間と場所を捻出するのかが問題です。
一番のおすすめは文化センターや地域のコミュニティセンターといった公共施設の練習室です。時間は区分制で一区分が2時間〜3時間ほど。施設利用料は場所によって様々ですが、300円〜2,000円ほどです。それに付帯設備料としてピアノ料金が発生します。ピアノ代金はだいたい1,500円〜2,500円です。
公共施設の利用資格は在住者および在勤者のため、会社勤めであれば在勤場所と在住場所の両方で登録しておくと便利です。

くらげの場合は、今関わっているホールの練習室を在勤者として登録して利用しています。ただ、人気のホールなのでなかなか予約が取れないのが悩みどころです。
また、在住場所にも近くにコミュニティーセンターで寄贈されたアップライトを300円という超格安料金で貸し出しているので、毎日のように空いている日と時間をチェックしています。ただ、ここも人気の部屋のためなかなか取れません。

練習したいのに練習する場所が毎回なかなか確保できないため、意を決してついには電子ピアノを購入してしまいました。
カシオのPX-770はコンパクトな設計にも関わらずフルコンサートピアノに近いタッチや音色や音色を再現していて、さらに10万円以下と手を出しやすい値段なので、思い切って電子ピアノを買ってしまうのもおすすめです。狭い1Kの部屋でも意外と場所も取りません。

ピアノの練習時間は?


常に忙しい社会人にとって、練習する時間を確保することは頭の痛い問題です。公共施設を借りていた頃は、1週間に1回取って2時間みっちり練習していました。
電子ピアノを購入した今は公共施設を利用していた頃と比べると格段に練習する時間が増えたものの、忙しくなってくるとどうしても練習が疎かになりがちです。

でも、プロのピアニストではないので毎日がっつり何時間も練習しなくたっていいのです。寝る前のスマフォやパソコンをいじる時間をちょっとだけ削って、毎日10分から15分だけ練習するようにしています。それだけでも確実に上達していきます。

いい先生の見つけ方


くらげが教わっているピアノの先生は、プロのピアニストなので月に数回は舞台で演奏しており、毎年イギリスでも演奏活動をされています。

そういった経験から、ただ譜面通りに正確なテクニックで弾くという教え方ではなく、譜面から読み取れる情報をもとに曲の構成を考えてストーリーを作り、どうイメージして演奏するかなど演奏表現の仕方を教えてくれます。まるで譜面に描かれた詩を朗読しているような感じでもあるし、譜面という台本を使って役者として演技をしている感じでもあります。

正直なところピアノ教室の先生の実力はピンからキリまであり、演奏活動をしている演奏家とピアノ教室だけの先生を比べると雲泥の差です。演奏活動をされている先生を見つけるのは大変かもしれませんが、最近ではSNSやブログ、Webサイトを持っている先生もいますので、探すのは難しいことではありません。

また、ピティナという全国のピアノ指導者が登録している団体もありますので、そういったところで探すのも手です。

また、発表会があればぜひ出演してみることをオススメします。やっぱり、舞台の上でフルコンサートピアノを演奏するというのは気持ちが良いものです。ホールによって置いてあるピアノは違いますが、ヤマハ、カワイ、スタインウェイ、ベヒシュタイン、ベーゼンシュタインなど一流のピアノに触れることができます。

締めくくり

大人になってピアノを習い始めても、まったく遅くはありません。ピアノを習うことで劇的に何かが変化するわけではないけれども、音楽への接し方が少し変わります。

ちなみに、くらげは発表会には一切出演する気はありません。くらげは照明を当てても当てられたくはないからです。仕事以外で照明を浴びると溶けます。

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