東京の檜原村をリトルカブでツーリング

今回は近場でのツーリングです。場所は東京で唯一の村である檜原村です。

檜原村は東京の多摩西部の山地に位置し、一部が神奈川県と山梨県に接しています。村の周囲は急峻な山嶺に囲まれ、総面積の93%が林野で平坦地は少なく、村の大半が秩父多摩甲斐国立公園に含まれています。東京の中でも奥多摩町と同じように秘境と言われる地域です。

まずは檜原都民の森

檜原都民の森は、標高1,000メートルから1,500メートルの高地で自然を楽しむことができる公園です。奥多摩三山の最高峰である三頭山の中腹にあり、様々なバリエーションのハイキングコースが設定されているので公園内を歩くだけでちょっとしたハイキングを楽しむことができます。また、ここから三頭山を経て奥多摩方面へ向かうこともできます。

くらげは去年の2月に奥多摩から三頭山を登り、都民の森へ降りてきました。都民の森にはJR五日市線の武蔵五日市駅からバスが出ているので、比較的アクセスしやすいコースです。ただし、12月から3月までは都民の森発着の路線バスは運休しており、都民の森から数馬バス停まで歩くことになります。

さて、今回はリトルカブで向かったのですが、お盆休み期間とあって車やバイクの数が思っていたよりも多くいました。標高が上がるにつれ、日陰に差し掛かった途端に空気がひんやりと冷たく感じます。日差しも真夏と比べると少し弱くなった感じがしていて、季節は確実に秋へと向かっているのを実感します。

自宅を出て3時間30分ほどで都民の森へと到着です。

時間はちょうどお昼を回ったところなので、ここでお昼ご飯を食べることにします。都民の森にあるレストランとちの実は、駐車場から8分ほどゆるい坂道を登ったところにあります。普段からジムでトレーニングしているし、山にも登るのでこんな程度の坂道なんて余裕そのものですよ。あれ、何でこんなに呼吸が苦しいんだろう。なぜか動悸も激しいし・・・。

登りきった先には森林館という周辺の山について知ることができる建物と、工作などができる木材工芸センターがあります。森林館では都民の森に生息しているキツネや鹿など動物の剥製が展示してあります。

森林館の展望台からは山々を見渡すことができます。

それではレストランでお昼を食べることにします。ところが外にあったメニューを見てみると、そばや天丼、カツカレーなどごくありふれたメニューばかり。天丼に関しては地場野菜や名産の舞茸を使用しているようですが、こういうレストランで揚げる天ぷらは確実にお腹壊すので食べることができません。そして何といっても驚いたのが超強気な価格設定。カツカレーだけで1,000円もします。他のうどんやそばでも800円前後。ここで食べるのは諦めました。

都民の森から藤倉方面へ向かう

都民の森をあとにして、峠を下ります。ちょっと停められそうなところがあったので山の景色を眺めることにしました。夏は虫が嫌いなのと遠景が霞んでいるのと暑いのが嫌いなので登りませんが、こうして見てみるとなかなか夏山もいいですね。

山と雲とリトルカブ。

ちなみに冬だとこんな感じです。
  奥多摩湖から三頭山に登る【三頭山〜檜原都民の森編】

続いて、払沢の滝方面へと向かいます。つづら折りの檜原街道をしばらく下り、都道205号線へと入ります。ここからすぐのところに払沢の滝があります。が、せっかくなのでこの先を目指してみることにします。
ひたすらひたすら進んでいくと、やがて民家が少なくなり、完全に山の中へと入っていきます。

そして、都道205号線の終点、西東京バス藤倉行の終点、藤倉までやってきました。ここから御前山を越えると奥多摩湖に着きますが、この先の道は完全に登山道しかありません。まるで限界集落です。
断っておきますが、ここも東京ですよ。

周辺図を見てみると、この先に雨乞いの滝があるらしいので見に行ってみることにしました。檜原村には3つの雨乞いの滝がありますが、ここの雨乞いの滝が一番大きいのだそうです。

都道205号線の終点を右に曲がり、林道を登っていきます。こういう道によく似合うのがリトルカブです。

林道の終点に雨乞いの滝と小さな駐車場があります。雨乞いの滝へはここから3分ほど山道を登るのですが、途中の道が崩落の危険性があるということで閉鎖されており、見ることができませんでした。
こちらが雨乞いの滝への道。

この近くには、小林家住宅という重要文化財指定の茅葺き屋根の古民家があります。小林家住宅までは急な斜面を登るか、モノレールを予約して乗る方法しかありません。
こちらが、モノレールです。ちょうど駅の周辺にモノレールを待っている方々がいて、モノレールが来るのを待っていました。モノレールといっても、みかん畑にあるような簡素なものです。

乗車時間は上りが13分、下りが10分です。モノレールは事前予約が必要です。詳しくは下記をご参照ください。
 重要文化財小林家住宅見学のご案内について

今回は小林家住宅は行きませんでしたが、また紅葉のきれいな時期にでも訪れたいと思います。

払沢の滝を見る

それでは払沢の滝方面へと戻ります。
払沢の滝まで戻ると、涼しさを求める家族連れが大勢いいて、バス停も駐車場も賑わっています。

払沢の滝は、日本の滝百選に選ばれた名瀑です。秋川の源流の奥地にあり、落差62メートル・全4段からなる滝です。払沢の滝までは徒歩15分程度。沢沿いに作られた道を進んでいきます。

8月18日19日は夏まつりが開催され、ライトアップも行われます。そのライトアップようにLEDライトが仕込んでありました。このライトアップ、聞くところによると施工を担当している会社に入社した新人が必ず送り込まれる現場で、LEDになる前はパーライトを何台も仕込み、撤収時には泥だらけになりながら幹線ケーブルを回収したのだとか。

こちらが秋川の源流。

あじさいのような花が咲いていました。

ようやく滝に到達しました。誰もいないように見えますが、この周りには大勢の人が滝を眺めています。この写真を撮るための場所を確保するためにだいぶ待ちました。

檜原村には、雨乞いの滝、払沢の滝を含めると13もの滝が存在します。滝巡り登山というのをやってみるのも楽しいかもしれません。

遅しお昼ごはんはあきる野市で

さて、滝を見て満足したところで帰ることにします。時間はすでに14時。遅いお昼ご飯を帰り道で食べることにします。

檜原街道沿いには何軒か飲食店が点在しています。しかし、どこも駐車場は車で埋まっており、ゆっくり食べられそうなところが見つかりません。やがて檜原村を出てあきる野市へと入りました。入ってすぐのところに、木でできた雰囲気良さそうな食堂を発見。よし、ここにしよう。

ところが、すでに15時前になっていたにも関わらず大人数の家族連れが入ってばかり。夫婦で切り盛りされているため、厨房はてんてこ舞いになっています。まあ仕方ない、待つことにしよう。15分位待ってようやく配膳が落ち着いたところで注文。

ようやくやってきたのが、焼肉定食です。焼き肉の味付けがけっこう好みで、何といっても自家製っぽいおしんこがおいしい。待ったかいがありました。

 トリップアドバイザー|“山びこ食堂@東京都あきる野市”

このあとは、本来の目的であった昭島にあるアウトドアビレッジでアウトドアウェアを物色してから帰宅しました。
これにて、今回の東京都内ツーリングは終了です。

締めくくり

檜原村は登山でしか訪れたことがありませんでしたが、いつか車からバイクで周ってみたいと思っていました。

村の大半が山で公共交通機関はバスのみ。最寄り駅までは90分、コンビニやチェーン店すらないこの村では、人口減少が進んで消滅可能性自治体に挙がっているそうです。
  「五輪の恩恵なんて…」東京都にある村が直面している「危機」とは

次回訪れる際には、もう少し檜原村で消費してみようと思います。

おさらい

1 Comment

そらいろくらげ

mさん

いらっしゃいませー。

東京は意外と広いのでちょっと端っこ行こうとしたら3時間近く掛かるのもザラですね。

東北で例えると仙台から定義山に行く感じでしょうか。もしくは盛岡から雫石。

今回も誤字のご指摘ありがとうございます。次回からmさんを誤字担当に任命いたしますので、またコメントお願いいたしますね。

これからツーリングが楽しくなる時期ですね。くらげもいろいろ行きたいところあって身体が足りないです。

またお越しくださいませー。

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