山に登る人が考えている防災の備え

2018年は各地で災害が相次いでいます。神奈川に住んでいるくらげも、他人事ではないという思いで災害の被害状況を見ています。

いつ我が身に起きるかわからない災害の対策は、非常時に備えていつでも避難できる準備をしておくことが大切です。一時はよくある防災グッズや非常食を備えていたこともありましたが、どれも実用的ではありません。実際に災害が起きたときにすぐ使えるかというと正直微妙なところです。
そもそもローソクなんて暗くて不便なだけだし、缶切りなくても缶は開くし、乾パンのようなボソボソした非常食は心が荒むだけです。

ところが、3年前に山登りを始めてから登山グッズが災害にも役に立つのではないかと考えるようになりました。

そこで、山登りをしているくらげがおすすめしたい非常時に役立つ山道具をご紹介します。

くらげの登山プロフィール

とその前に、くらげの登山プロフィールをご紹介します。

登山歴は約3年。東京・神奈川・山梨の低山を主に一人で歩いています。基本的に寒い時期に登っていて、登山口までは公共交通機関を使っています。電車やバスで登山口まで向かい、電車の駅のあるところまで縦走して帰るスタイルです。
今後は山小屋泊およびテント泊を目指しているため、現在道具を揃えている途中です。

普段から持ち歩くもの

オフラインマップ

現在地から歩いて帰宅する場合、何はともあれ必要なのが地図です。しかし、いつ充電できるかわからない状況の中、スマフォでナビを起動するのは避けたいところです。そこで、アプリを使ってオフラインマップをダウンロードしておけば、バッテリーの消費を抑えることが可能です。

くらげはMAPS.MEというアプリを使用しています。

オフラインのマップ、GPS ナビゲーション:MAPS.ME

オフラインのマップ、GPS ナビゲーション:MAPS.ME

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方位磁石

電車などの公共交通機関が止まって動かないときは自宅まで歩いて帰らなければならないことも想定されます。
道路状況によっては目印にしていた幹線道路が通行不可になっているなどして迂回や遠回りしたりしていると、方角がわからなくなる可能性もあるので、コンパスは必携です。

大掛かりなものではなく、キーホルダータイプだと邪魔になりません。また、温度計も付いていると便利です。

サイズ:高60×幅30×厚12mm 本体重量:18g

緊急用ホイッスル

山で遭難したときのために、登山のときには必ず持ち歩いている緊急用ホイッスルです。街中でも、災害時には遭難したり倒壊した建物に閉じ込められる可能性はじゅうぶんにあります。助けを呼びたいときに鳴らせば位置がすぐにわかり捜索時間が短縮されるので、ぜひ持ち歩いておきたいグッズです。

この笛は中にIDカードを入れられるようになっています。万が一のために緊急連絡先や持病、血液型などを記入しておけば安心です。

非常時に居場所を知らせるホイッスル。身元を知らせるIDシート付き。

LEDキーライト

停電すると日中でも建物の中では薄暗い状態になります。そういうときにさっと取り出せして手元を照らし出せるのがキーライトです。キーケースに入れておけばすぐに取り出すことができます。

キーライトはピンからキリまであって100円ショップでも購入可能ですが、簡単に壊れることがあります。いざというときに使えないのではただのガラクタなので、ジェントスやレッドレンザーなどの定評のあるメーカーのものをおすすめします。明るさもぜんぜん違います。

ヘッドを締めこむと点灯し、少し緩めると消灯する、全長44mmの小型のキーライト。

ソーラーフラッシュライト

小さいソーラーパネルが付いたフラッシュライトです。長時間使用する可能性がある場合には電池が不安なので、キーライトとは別に持ち歩いています。ソーラーだけでなくハンドルを付いているので、手回し充電も可能です。しっかり太陽光発電できるように、バッグのファスナーに付けています。

オランダのアウトドア用品メーカー「RUBYTEC社」製のLEDフラッシュライト。

マルチツール

ハサミやナイフなどが付いているマルチツールはあらゆる場面で役に立つので便利です。一番のおすすめは、ヴィクトリノックスのクラシックです。小さなナイフとはさみ、ピンセット、爪楊枝が付いている一番シンプルで小さいタイプですが、何かと使っています。ハサミはとても切れ味がよいので、くらげの場合はささくれを切るのに使っています。爪切りよりも切れ味がよくてスパッと切れるので重宝しています。

マルカンが付いていてぶら下げられるので、キーケースに付けておくと便利です。

必要最小限の7機能(スモールブレード、はさみ等)を装備した基本モデル。

家に置くもの

登山用ガスバーナー

山登りをするときには、必ずガスバーナーとクッカーを持っていきます。手軽な価格で手に入るのは、くらげも持っている富士バーナー製のSOTOアミカスというクッカーとガスバーナーのセットです。クッカーは食器にもなるし、クッカーの中にガス缶、ゴトクをしまえるのでコンパクトに収まります。重量も軽いです。
このガスバーナーを持っておけば、ガスと電気が止まっても調理が可能で、避難用のバッグに入れておけば避難所でも使用することができます。

コンパクトさを取るならSOTOアミカスもいいのですが、おすすめはMUKAストーブです。お値段は高いのですが、このガスバーナーはガソリンバーナーには必要だった予熱作業が必要ありません。
燃料はアウトドア用の安く手に入るホワイトガソリンと自動車用のガソリンが使えるというのが大きなポイントです。いざというときには、自動車やバイクの燃料タンクからガソリンを抜いて使用することもできます。

また、ゴトクがバーナーから独立しているため重たい鍋を乗せても安定しています。フライパンを乗せても安心です。

ただし、予めMUKAストーブのためにガソリンをストックしておく場合にはガソリン携行缶が必要になります。このMUKAストーブ専用の携行缶もあります。また、携行缶への給油はセルフ式のスタンドで自分が給油することはできません。フルサービスのスタンドで従業員に給油してもらう必要があります。

食料

バーナーとクッカーがあるので、かんたんに調理できるものを用意しています。乾パンのような殺伐とした非常食は置いていません。非常時だからこそ、せめて日常に近づけた食事を取れるように準備しています。

食料のストックは、まとめてキッチンに置いています。山にも持っていけるものを置いてあるので、そのまま山に持っていくか賞味期限が近くなったら使い切り、新たに買い足すようにしていけば、わざわざ非常食を買わなくても済みます。
持ち出し用のバッグやザックにも入れておくと、避難先でもおいしい食事を取ることができます。大きめのジップロックにまとめて入れておけばバッグの中で見つけやすいです。

尾西食品 アルファ米

非常食にもおいしさが必要です。熱湯を注いで10分から15分置いておけばホカホカのご飯が食べられます。手軽なのでくらげは山にもよく持って登ります。味の種類は12種類あるので飽きずに食べることができます。

長期保存:直射日光、高温多湿を避け、常温で製造から5年間の長期保存が可能です。

パウチ食品

缶詰は手軽でおいしいものが揃っていますが開けた缶の処理が面倒なので、ツナやミックスビーンズ、ヤングコーンなどはパウチ食品を揃えています。カレーなどのトッピングなどにも使えるので便利です。

そのまま、サラダやサンドイッチにお使いいただけます。

インスタント味噌汁・スープ

温かいスープや汁があるだけで心が休まるので、味噌汁やスープは必須です。味噌汁はフリーズドライがおすすめです。

なす、長ねぎ、とうふ、炒め野菜、なめこを詰め合わせました。

乾燥野菜

乾燥野菜があれば、野菜不足は補えます。味噌汁やスープに入れたり、ラーメンと煮込むとおいしくいただけます。

九州産のお野菜(紫いも、人参、かぼちゃ、大根の葉、きゃべつ)5種を乾燥させました。

カロリーメイト

毎度おなじみカロリーメイトは、手軽にカロリーを摂取できるのでおすすめです。

11種類のビタミン、6種類のミネラル、タンパク質、脂質、糖質を手軽に補給できるバランス栄養食品。

塩タブレット

夏の暑い時期には塩分摂取が大切です。

熱中症が気になる際の塩分補給にとても便利なタブレットキャンディ。

ペットボトルの水500mlを数本

ホームセンターやAmazonでは長期保存水の水が売っていますが、500mlのミネラルウォーターのほうが何かと使い勝手がいいです。こちらも使ったら買い足す方式でミネラルウォーターを置いています。

いろはすは、空になったらつぶすとぐしゃっと圧縮できてかさばらないので、便利です。

おいしい と 環境にいい を両立しました。

チョコバー

甘い物はスニッカーズのミニをジップロックに入れています。けっこう甘いのでミニのほうがちょうどいい大きさです。

スニッカーズ ミニチュア1020gお買得大容量パック。

パウチゼリー

食欲のないときにもするっと飲めるので便利です。いろんな味があるので、お好みのものをチョイスしてみてください。

レモン50個分(果汁換算)のビタミンC1000mg、クエン酸1000mg配合。

現金

何はともあれ必要なものはお金です。電子マネーやクレジットカードは停電すると使えなくなるので、ジップロック等に小銭とお札数枚を入れて持っておくことをオススメします。

ランタン

停電したときに手元明かりとして必要なのがLEDランタンです。こちらもピンからキリまでありますが、おすすめはキャンパーや登山者の中では必ずといっていいほど使われているのが、ジェントスのLEDランタンです。
くらげも、キャンプツーリングで使う予定です。

耐塵・防滴仕様(IP64準拠) & 1m落下耐久。

携帯トイレ

断水で水が使えないときに使います。携帯トイレは山登りのときに携帯していて、何度か助けられたことがあります。小用であればすぐに固まって固体可するので、ビニール袋に入れて持ち帰り、燃えるゴミで捨てています。

家で使うときには、便器にかぶせてつけるタイプだと手で袋を持たなくていいので使いやすいです。

「 凝固剤50包+排泄袋(黒色)50枚+ポケットティッシュ10W×5P」の携帯(非常用)トイレセットです。

ぬれタオル

断水してお風呂に入れないときに役に立つのがぬれタオルです。常備しておけば、災害時だけでなく風邪でお風呂に入れないときにも使うことができます。

おしりふき

断水でお風呂に入れない場合、おしりもすっきりしない日が続きます。身体用だけでなくおしりふきも置いておくと安心です。大きめのパックは家に置いておいて、小さい携帯おしりふきは持ち運び用としてザックに入れておくと、避難先で身体拭きとしても使うことができます。

新開発のトイレに流せるやわらかな肌触りのティシュ。破れにくく丈夫でふきとりやすい。

登山靴

登山靴は種類にもよりますが、岩場やぬかるんだ道などの悪路を歩いても耐えうる性能を持っています。災害時に避難することになったときには、登山靴を履いて避難すれば足元の安全は守られます。

登山靴にはスニーカーのようなローカットタイプからくるぶしまであるミドルカット、くるぶしの上までしっかりと包むハイカットとありますが、おすすめはミドルカットです。ある程度の安定感があるので、不安定な道でも安心して歩くことができます。一番安心なのはハイカットで、硬いソール(靴底)なのでより安心して歩くことができます。ただし、お値段は2万円以上します。

登山靴の購入は、エルブレスなどの登山靴を扱っているお店で、店員さんに相談しながら実際に履いてみるのが一番です。間違っても、登山なんてしないからネットで買おうなんて思ってはいけません。

非常時の持ち出し用

自宅が避難指定区域に入っている場合には、荷物を持って避難所へ避難しなくてはいけません。そういうときに何を持っていくかなんて仕分けしている暇はないので、すぐに持って避難できる状態にしておくことが大事です。

オールウェザーブランケット

自宅のある地域に避難勧告が出た場合、近くの小中学校の体育館に避難することになります。しかし、避難所に指定されている体育館の床は、夏以外は底冷えのする冷たさです。

そこで役に立つのがオールウェザーブランケットです。この商品は、NASAが開発した多目的ブランケットで、断熱材が使用されているため冷気を遮断してくれます。4層構造になっているためなかなか破れず頑丈です。

キャンプや登山でテントを張るときにも、寒い時期には底冷えを少しでも防ぐためにテント内にオールウェザーブランケットを敷きます。冷たい床の上に一枚敷いておけば、それだけで過ごしやすくなるはずです。また、ブランケットという名の通り、身体に巻いて寒さをしのぐこともできます。

シュラフ

冬場に停電して暖房が使用できない場合や避難所の体育館でぬくぬく快適に眠るためには、温かいシュラフ(寝袋)が必須です。

シュラフの素材には化繊とダウンの2種類があり、化繊の方は安いのですが結構かさばります。そして、思ったよりも寒いです。くらげは使用可能温度0度の化繊シュラフを使用していたことがありますが、屋内でも肌寒さを感じます。あと、寝袋に入ったときにひんやり感があります。
おすすめはもちろんダウンですが、体育館などの建物内なら化繊でもダウンジャケットを着込んだり、毛布をかければなんとかなるのではと思います。

おすすめのメーカーはモンベルです。ストレッチ素材を使用しているため窮屈感がなく、寝相の悪い人でも安心です。

温度帯:リミット温度5度、コンフォート温度9度

もう少し安く抑えたいという方には、化繊のバロウバッグをおすすめします。

リミット温度:1℃ コンフォート温度:6℃ 適応身長:身長190cmまで

アウトドア用マットレス

避難先の体育館で寝るときは、硬い床の上にシュラフだけでは身体が痛くなってしまいます。そこで必要なのが、アウトドア用マットレスです。テント泊でも地面がゴツゴツして寝心地が悪いので、マットレスを使用します。マットレスを敷くだけで、寝心地は段違いです。特に冬場は、地面からの冷気も遮断してくれるので、オールウェザーブランケットと併用すればだいぶ違ってきます。

マットレスにも、発泡ウレタンの折りたたみマットと、エア注入マット、中にスポンジが入っている半注入式の3種類があります。山登りにはかさばらないエア注入マットか半注入式を持っていきたいところですが、非常用であれば一番安価なウレタンマットで十分です。

優れた保温性とクッション性で地面の凸凹や冷気をシャットアウト。

携帯ラジオ

スマフォでも radikoを使えばラジオが聴けますが、バッテリーを消費します。いざというときにはやっぱり携帯ラジオが役に立ちます。
携帯ラジオの価格はピンきりですが、放送局が表示されてボタン登録できるタイプが便利です。

自宅・外出先、非常時にも使えるLEDライト付き高音質ポケットラジオ。

サコッシュ

大勢の人が集まる避難所では、貴重品を肌身離さず持っておく必要があります。ウェストバッグやポーチでも問題ありませんが、おすすめはサコッシュです。肩から掛けるベルトや紐のついたショルダーバッグで、自転車ロードレース時にレーサーに渡すドリンクなどの補給物資をつめるために使用されていました。

そのシンプルさゆえに薄くて軽いので、登山などで利用されていることが多いのですが、最近ではタウンユース用も多く出ています。このサコッシュに財布やスマフォなどの貴重品を入れてトイレに行くときなどに持ち歩けば、貴重品の心配がなくなります

一番軽くてコンパクトなのは、グラナイトギアです。カラフルでおしゃれです。ただ、長財布は入らない大きさです。

サイズ:20×17.5×4cm 重量:65g シルナイロンを採用した軽量ショルダーポーチです。

もう少し大きいものだと、チャムスなどがおすすめです。

ソフトなスウェットをメインに、強度のあるコーデュラナイロンを合わせた人気のシリーズ。

ヘッドライト

夜に災害が発生し停電している中で避難をしなくてはならないとき、子供の手を引いていたり荷物を持っていたら前を照らせるヘッドライトがあれば安心です。

ヘッドライトにもピンからキリまでありますが、おすすめは登山メーカーのものです。コンパクトにできているのでかさばらず、光量も強いので遠くまで照らすことができます。
その中でもおすすめは、ペツルのイーライトです。登山ヘッドライトの中でもさらに軽量コンパクトにできていて、ケースが付いています。さらにはバンドにホイッスルが付属していて、SOSの世界基準の吹き方が描かれています。
赤色灯は、白色と比べてまぶしくないので、夜中トイレに行くときに周囲に迷惑をかけることなく足元を照らすことができます。

重量わずか26gの『イーライト』は、エマージェンシーライトに最適です。

LEDランタン

避難先の体育館でもランタンがあると安心です。家に置いてあるものリストに入っているランタンは大きさがあるので、かさばるのが難点です。ソーラーパフという折りたたみができてソーラーパネルで発電できるタイプのLEDランタンがおすすめです。
くらげはテント泊のときに使おうと思っています。

携帯用浄水器

災害時に断水したとき、すでに保管しておいたペットボトルの水を飲み尽くし、給水車が来ないという事態になった場合、飲水確保のために衛生的に不安な水を浄化するために使用します。山登りやキャンプでも飲料水確保のために使われています。

手のひらサイズの高性能浄水フィルター。付属の注射器で洗浄することによってフィルター交換せずに約38万リットル使用可能。

ウォーターバッグ

キャンプで水を持ち運ぶのに使われるのが、ウォーターバッグです。避難所で給水車が来たときに水を持ち運ぶのにも役立ちます。
タンクよりも容量は小さいですが、楽に持ち運べるし使わないときはまるめておけるのでかさばりません。

上部がスライド式に開閉し、大きく口を開けることができます。不使用時はコンパクトに折りたたんで収納可能です。

速乾タオル

お風呂に入れない避難生活で身体の汚れを拭くには、介護用のぬれタオルの他に速乾タオルもあると便利です。速乾タオルはふつうのコットン製のタオルと違ってすぐに乾いてサラサラしているので、生乾きの嫌な匂いがほとんどありません。

速乾タオルはマイクロファイバー製がほとんどですが、ファイントラックという登山メーカーではナノファイバー製のタオルを出していて、濡らして軽く拭くだけで皮脂汚れを落とすことができます。また、夏の暑い時期には首に巻いておくだけでひんやり涼しさを感じることができます。
たたむと手のひらにすっぽり収まる大きさになるのでかさばりません。
ただ、マイクロファイバーよりも細い分、持つと肌に引っかかるような感覚があります。肌の弱い方はやめておいたほうがいいかもしれません。

ナノ繊維の力で、水に濡らして拭くだけで気になるニオイやベタつきを元から除去。

食器

一人であればクッカーで食事を取ることが可能ですが、家族の場合は食器が必要になります。食器はアウトドア用を使えばコンパクトに収納できて便利です。使い捨ての紙皿も便利ですが、こういった食器もすぐにトイレットペーパーなどで汚れを拭き取れば使い回せます。

抗菌素材で安心!ポップなカラーが楽しい雰囲気を演出!

シリコン製折りたたみボウル

汁物の食器にはシリコン製の折りたたみボウルがおすすめです。おりたためるのでかさばらないし、表面が熱くならないので子供も安心して触れます。

フレキシブルなフードグレード シリコンを使用した軽量、コンパクト、頑丈な折り畳み食器のシリーズです

コンビニでもらう先割れスプーン

これひとつあればたいがいのものを食べることができます。

こちらはスノーピークのスクー。スプーンとフォークが一体型の先割れスプーンです。チタン製なので軽くて持ち運びに便利です。
スノーピークは登山者、キャンパー御用達のブランド。比較的高級感のあるツールが多いので、持っておくとそれらしく見るというメリットがあります。

1本でスプーン、フォーク、柔らかい食材であればサイドカーブを利用してカットも可能です。

防水スタッフバッグ

衣類や貴重品、電子機器などが濡れないために、防水スタッフバッグに入れておくと便利です。普通のビニール袋や衣類圧縮袋と大きく違う点は、パッキングしやすい、ガサガサ音がしない、色で識別しやすいのでバッグの中で見つけやすいということです。
避難所の狭い空間で生活しないといけないときには、ちょっとした音でも耳障りになることがありますが、スタッフバッグであれば問題ありません。また、衣類を詰めたスタッフバッグは枕にもなります。

このスタッフバッグに衣類を入れるとコンパクトに収まるので、非常用だけでなく普段や旅行のときにもあれば役立ちます。2セットくらいあってもいい商品です。

40Dnリップストップナイロン/2.5層防水(透湿)コーティングを使用

ソーラーチャージャー

正直なところ、くらげ自身はソーラーチャージャーに興味を持っていませんでした。山登りでは機内モードにするのでバッテリーの消費が抑えられているので小さなモバイルバッテリーで十分でした。
しかし、北海道地震が起きてからはやはりあったほうがいいのではないかと思うようになりました。

今気になっているのが、YOLKのSOLAR PAPER(ソーラーペーパー)』です。モバイルソーラーチャージャーなみの大きさだけどモバイルほど分厚くなくて、折りたたみ式ソーラーパネルと同じように広げて太陽光を取り込みことができるといういいとこ取りなところが気に入りました。
お値段は高いのですが、品質は間違いなさそうです。

太陽光エネルギーで車のバッテリーを元気にする。パナソニック製アモルファス太陽電池使用。逆流防止回路内蔵。

カラビナと細引きロープ

アメリカ基準の引張強度テストで275ポンド(約125kg)の強さに耐える丈夫さがあります。

カラビナは100円ショップでも手に入りますが、強度の高い製品のほうがより用途が広がります。

脱落防止ネジロック機構で落下を防ぎます。

ファーストエイドキット(救急用品)

災害時の怪我や病気に備えるため、救急セットが必要です。ファーストエイドキットはすでにセットになっているものも売っていますが、使いにくいことが多いので、自分で揃えることをおすすめします。

あったらいいものは、絆創膏(指先用や大小の何種類か)、綿棒(ホテルに置いてある個装のものがおすすめ)、滅菌ガーゼ、ティッシュ、消毒薬、鎮痛薬、胃腸薬、下痢止め薬、風邪薬、虫刺され薬、安全ピン、冷却ジェルシート、目薬です。その他に常備薬なども入れておくとよいでしょう。

ポイズンリムーバー

虫に刺されたときに毒素を抜くためのものです。蚊に刺されにも効果があります。

屋外での作業、レジャー時には欠かせない、強力吸引タイプの応急用毒吸取り器です。

テーピング

捻挫や打撲した患部を固定したときに使います。

ファーストエイドキットは赤いポーチに入れておくとすぐに見つけて取り出すことができます。防水バッグだとなお安心です。
ファーストエイドキットをドライに収納、保護するドライサック。

USB付き延長コード

2つのAC差込口と4つのUSBポートが一体になったケーブルタイプのモバイルUSBタップ。

作業用手袋

防災用品リストに必ずといって軍手が挙げられていますが、くらげはおすすめしません。軍手は濡れると乾きにくいので手が冷えるし、サイズが大きいので女性は指先が余ってしまいます。また、鋭利なものを簡単に通すので瓦礫の中を手を付きながら歩くときは危険極まりないです。
代わりに、作業用手袋をおすすめします。素材は豚皮、牛革、合成繊維がありますが、合成繊維で十分です。豚皮も安価ですが、女性用のSサイズが少なく、豚皮独特の臭いもかなりします。

新素材パーミア生地を採用で従来品よりも「強度2倍」「通気性4倍」の使い易さと快適性を追求した新世代グローブです

登山用レインウェア

災害が発生したときに、傘を指しながら避難するのは状況によっては厳しいことがあります。そんなときにはレインウェアがあると便利です。レインウェアはピンからキリまでありますが、おすすめは登山用です。普通のレインウェアと比べると1万円以上する高価なものが多いのですが、防水浸透効果など機能性は十分高いので雨が降っていても快適です。

優れた防水透湿機能で快適な着用感。ジャケットとパンツをセットしたレイスーツ。

折りたたみ長靴

豪雨の中を避難するとき、水が溢れているときに避難するときなど足元が濡れる状況では長靴があると便利です。普通の長靴は場所を取るので、折りたたみ長靴を用意しておけばふだん邪魔にならないし、足にフィットして長靴の上部をゴムで閉められるので水の侵入を軽減できます。

くらげは日本野鳥の会の長靴を持っています。くるくる丸めるとコンパクトになるし、歩きやすいのでおすすめです。サイズはSS(23cm)〜4L(29cm)まであります。

クルクルたたんでコンパクトに収納袋に収まります。

油性ボールペン・油性マジック・防水ノート

家族とはぐれてしまい、書き置きを残すことになったときは、防水ノートと油性ペンを使うと雨にぬれても破れたり滲んだりせず安心です。

筆記具次第でほぼどんな環境でも書くことが可能。水中など過酷な条件でも使える。

多用途補修テープ

山登りのときには必ず持っていきます。粘着力が強く防水性があり、手で切ることができます。靴のソールが剥がれたときに補修したり、テーピング代わりに固定したり、その名の通り多用途に使えます。

丈夫なポリエステルメッシュ入りの強力粘着テープです。

携帯用おしりふき

避難先でも安心してトイレを済ませられるように、おしりふきをザックに入れておきましょう。身体拭きとしても使うことができます。

新開発のトイレに流せるやわらかな肌触りのティシュ。破れにくく丈夫でふきとりやすい。

マスク

災害時や避難時の環境の悪いところや大勢が集まる避難所ではマスクが必須です。長時間着けていてもストレスを感じないマスクがおすすめです。
少量しかないマスクより大容量のマスクのほうが安いので、箱買いして非常用の分はジップロックに入れておくと便利です。

トイレットペーパー

トイレットペーパーは食べた食器を拭ったり、床にこぼれたものを拭いたり、紙の足りないトイレで使ったりと用途はたくさんあります。そのままだとかさばるので、芯を抜いて濡れないようにジップロックに入れておくことをおすすめします。

ジップロックに入れた小銭とお札

停電時には電子決済がいっさい使えなくなります。普段は電子決済しか使わないという方も、小銭とお札は用意しておいたほうがいいです。

手ぬぐい

汗を拭いたり身体を拭いたりするだけでなく、いざというときには割いて包帯代わりもしくは三角巾代わりに使うことができます。

使い捨てコンタクトレンズ

断水していると、清潔なコンタクトレンズのケアができないため、使い捨てのコンタクトレンズがあると便利です。

予備のメガネ

メガネの予備も持っておくと安心です。

耳栓

わずかな物音でさえ気になって眠れない人にとって見知らぬ人たちが集まってひとつ屋根の下で暮らす避難所生活は、辛い以外のなにものではありません。耳栓があるだけで安眠具合はぜんぜん違ってきます。

アイマスク

避難所での生活で夜の明るさがどれくらいなのかは想像がつきませんが、アイマスクもあれば安心です。

予備電池

携帯ラジオやヘッドライト用の予備電池です。

生理用品

生理用品は多い日用と夜用を少し多めに持っておきます。こちらもジプロックに入れておくと便利です。また、使用済みナプキンを捨てる場所がない場合も想定されるので、大きめのジップロックに入れるようにすると臭いを防ぐことができます。
おりものシートも多めに持っておくと、下着が汚れないので便利です。

アルコールスプレー

手の洗えない場所で食事をするときに手にスプレーしたり、食器や調理器具を消毒するのに使います。山登りのときには手の洗えない場所で調理をするので、必ず持っていっていますが、小さなスプレーボトルは持ち運びに便利なので重宝しています。

成分:エタノール、精製水、クエン酸、香料

登山用ザック

ホームセンターなどで見かける銀色の防災用リュックは、荷物がほとんど入らないし使いにくいし背負いにくいし疲れるだけなのでおすすめしません。
大切なのは、必要な防災用品を持ってすぐに避難できるようにしておくことです。そのためには、多少重くても快適に背負える登山用ザックがおすすめです。

持ち出し用の荷物リストに挙げたものをすべて詰め込むためには、30〜50リットルくらいのザックが必要になってきます。登山用のザックはけっこうお値段が高いのですが、Columbiaは手頃な値段で機能性が高いのでおすすめです。
くらげが背負っているザックもColumbiaの30リットルです。このザックはザックカバーが付いているので雨の日でも安心して背負えます。

フロントにダイレクトファスナーを搭載した荷物の取り出しやすいトレッキングパック。

着替え用ウェア

停電や断水、避難生活が続くと、洗濯ができないため同じ衣類を着続けることになります。山登りでは汗をかく場面が多く、何日も掛けて山を歩き渡る場合もあるため、速乾性に優れて臭いを抑える商品が多数あります。

メリノウール

メリノウールは、天然の吸湿発熱素材で、汗を吸い取ると発熱する仕組みを持っているので高い発熱量を誇ります。また、ウール素材は臭いを吸着するので身体からイヤな臭いを発しません。そして、ウールなのにチクチクせずさらっとした肌触りをしています。
また、メリノウールは夏の時期でも快適に着ることができます。ウールなのに、夏は湿気を吸ってサラッとしているので涼しく感じるのです。

実際にくらげも登山で長袖のメリノウールを着用していますが、着るときにヒートテックのようなひんやり感がなくほんのり温かく感じます。それでいて、サラッとしているので暑いときでもイヤなジメジメ感や暑苦しさはありません。
靴下に関してもメリノウールを履いていますが、足が蒸れない上にイヤな臭いがしないので快適です。

メリノウール製品はTシャツ、シャツ、下着とそれぞれ種類がありますが、おすすめはアンダーウェアに着用することです。肌に直接触れる下着のほうが実感湧きやすいです。

男性用アンダーウェア

メリノウールとポリプロピレンを組み合わせることで、 「あたたかさ」と、発汗時の「ドライ感」を両立させました。
特殊な加工により、ウール特有のチクチク感を軽減。 伸縮性に優れた立体カッティングで運動性能も抜群です。
メリノウールの使用によりふんわりとした肌触りで、リラックスできる履き心地の良い2足組ソックスです。

女性用アンダーウェア

股上が浅く、コンパクトなデザインのビキニタイプ。
吸湿速乾性が高いため、夏季に着用して汗をかいてもさらっとした肌触りが継続します。
ブレスサーモにウールを合わせることで更に温かくドライな着心地の厳寒地対応モデル。
メリノウールの使用によりふんわりとした肌触りで、リラックスできる履き心地の良い2足組ソックスです。

アウトドアメーカーのフリース

防寒用に登山メーカーのフリースを持っておくと便利です。寒いときにはそのまま着て寝ることもできます。フリースはユニクロなどのメーカーにもありますが、おすすめはザ・ノースフェイスやモンベル、パタゴニアなどのアウトドアメーカーのフリースをおすすめします。
値段は2〜3万円台とユニクロに比べると格段に高いのですが、その分暖かさと機能性は段違いです。また身体の動かしやすさを考えられた裁断になっているので窮屈さを感じず、耐久性があるのでトータルで考えると非常にコスパが高いです。

アウトドアメーカーの中でも、モンベルは4,000円から5,000円台というお手軽な値段にも関わらず機能性は優れていて、薄手で軽いので持ち運びに便利です。肌触りもなめらかです。
ただ、楽天市場やAmazonではすぐに品切れになってしまうので、モンベルの実店舗もしくはWebショップで購入することをオススメします。

こちらは、ちょっとお高めザ・ノース・フェイス。登山者に人気が高いフリースです。
薄手の生地ですが、マイクロフリースが使われているので暖かいです。

軽量で優れた保温性を持つマイクロフリース素材を採用したジャケット。

トレッキングパンツ

山に登らないのにトレッキングパンツなんていらないと思われるかもしれませんが、トレッキングパンツは足が動かしやすく汚れが付きにくく撥水効果があるという特性があるので、避難所生活にはもってこいのウェアです。

その中でもおすすめなのが、ザ・ノースフェイスのアルパインライトパンツです。細身のテーパードパンツなので、街中でも違和感なく着こなすことができます。カラーも種類があるので、普段着にもじゅうぶん使えるパンツです。一回このパンツの動きやすさに慣れてしまうと、ジーンズやコットンパンツが窮屈に感じるくらい楽ちんです。いろいろな色があるのでおしゃれも楽しめます。

くらげが着用しているのはレディースSサイズですが、テーパードなのでサイズ感はちょっとゆったりめです。ウエストはチャックやベルトループがなく、ホックで開け閉めして内側についている紐で締めます。ウエストのゴワゴワ感がないぶん、履いたまま寝ても違和感ありません。

足さばきの良いテーパード形状でありながら、立体的なパターンと豊かなストレッチ性を併せ持ち、足上げも軽快です。
足さばきの良いテーパード形状でありながら、立体的なパターンと豊かなストレッチ性を併せ持ち、足上げも軽快です。

締めくくり

以上でご紹介したグッズやウェアは、トータルで揃えれば10万以上は確実にいきますし、山登りやキャンプをしない方にはオーバースペックかもしれません。

ただ、昨今の災害の発生状況を見ていると、いつどこで何が起きてもおかしくない状態にまできています。だったらもう、災害が発生することは特別な状況ではないということを認識して、たとえライフラインが遮断されても快適な生活を送れる準備をしておいたほうがいいのではないでしょうか。

また、日本は災害大国にも関わらず未だに生活環境にそぐわない体育館での避難生活が当たり前になっています。プライベート空間もない混雑した空間で騒音を防ぐ手段もなく布団すらない中で快適な避難生活を送るには、避難者自身でなんとかするしかないのが現状です。

山登りやキャンプでは、衣食住のない環境で衣食住を運び込み自分自身で生活環境を作ります。自分の身を守るために、災害時でも快適な生活環境を作ってください。

2 Comments

そらいろくらげ

mさん

いらっしゃいませー。
誤字発見ありがとうございます。

もう、誤字脱字しないのは諦めているので、ご指摘いただけて助かります。

返信する
そらいろくらげ

mさん

いえいえ、イヤミなんて微塵も感じていないのでお気になさらずー。
非常にお役に立っておりますので、ご安心ください。誤字に気付かず放置プレイは恥ずかしいので、できれば即直したい派です。
これからも、誤字担当を継続してお願いいたします。もちろんバイクネタ以外でも大歓迎ですよ(´∀`*)

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