音楽ホールのピアノ

今日の催事・・・ピアノ発表会
しばらくピアノ発表会が続いていて、催事でのネタがないので、今日はくらげホールのピアノについて紹介することにします。

くらげホールのピアノは、ヤマハCFⅢ-S、スタンウェイ1号機と2号機の3台あります。スタンウェイ1号機は、当初からあったピアノで、一度オーバーホールをしているそうです。2号機は、天板ツヤ消し仕様になっていて、新しいピアノです。

この二台の違いは天板だけなのですが、1号機が古い分、新しい2号機と比べてフレームの幅やキャスターの形など、若干の仕様の変更を見ることができます。

ピアノ椅子は、4種類です。4つともメーカーが違うそうですが、名前は覚えていません。座り心地はそれぞれ違います。
ちなみに、くらげホールではピアノ椅子は背のないベンチ型の椅子のことを差します。よく見る背付きの椅子は、本来はチェロ用の椅子なので、チェロ椅子と呼んでいます。

ただ、高さの調整が楽なので、ピアノ発表会ではこのチェロ椅子を使用することがほとんどです。
ピアノ庫は、常時温度と湿度を管理するため、空調機と除湿器及び加湿器を24時間運転しています。最適な温度と湿度にするため、必ず1日1回は温度計で測定をしています。

催事が終わったあとは、必ずピアノをきれいに拭いています。ここで初めて知ったのですが、ピアノ用のクリーナーは天板や周囲の黒い部分を拭くためのもので、鍵盤は拭いちゃいけないのです。クリーナーで拭くと、弾いたときに指が滑ってしまうからです。
くらげ会館ホールにいたときは、しょっちゅう鍵盤も拭いちゃっていました。

ちなみに、ヤマハの鍵盤は象牙でできていて、スタンウェイはプラスチック製です。これは、ワシントン条約で象牙の輸出入が禁止されているからだそうです。

それから、天板を開けたときのことで知られていないのが、天板を支える突き上げ棒の位置です。天板の裏に二つ穴があって、長い棒も短い棒もどちらの穴に掛けてもいいと思われがちですが、突き上げ棒の掛ける位置は天板と90°の角度にならないといけないので、位置は決まっています。
意外と知られていないため、ピアノ発表会の本番中に高さを変えるときは、間違って掛ける人が多いそうです。

それと、スタンウェイの銘板部分は、真鍮なので、曇っていたらクリーナーで磨きます。
そんな話を聞きながら、愛情を込めてふきふき。

くらげホールは、ピアノに優しいホールです。

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