ライブ&シアターEXPOに行ってきた

2018年12月5日(水)~7日(金)の3日間、東京ビッグサイトでレジャー施設向けアトラクション・アクティビティ・演出設備・サービスの専門展「レジャージャパン 2018」が開催されました。

この展示会は、テーマパーク・レジャー施設開発運営の為の設備・サービス専門展「第4回テーマパーク EXPO」ライブハウス・劇場・ホール向け設備・サービス専門展「第3回ライブ&シアターEXPO」レジャースポーツ・アウトドア向け設備・機器・サービス専門展「第2回レジャー&アウトドアEXPO」の3展から構成されています。

そのうちの一つ、「第3回ライブ&シアターEXPO」を初日に見に行ってきたので、レポートいたします。

パックス工業

こちらは、アルミ製のステージ、ひな壇、やぐら、観覧席を製造している会社です。今回はアルミのステージと観覧席を展示していました。

アルミ製ステージは、工具なしでも簡単に組めるのでちょっとしたイベントで活躍しそうです。

パックス工業

香り空間プロデュースScenery Scent

香り演出事業を行っている企業です。完全オリジナルの香りをオーダーメイド、エンターテイメント空間をプロデュースします。
ライブイベント・コンサート・ショーなどを行う劇場やホール、テーマパーク、屋外などの大空間にも対応したDMX512規格の香り演出装置「Scent Machine AN1000-1」のレンタル及び販売も行っています。

こちらが香りを出す機械、セントマシーンAN1000-1です。ここでは、コーヒーを注ぐ映像とともにコーヒーの香りがふんわりと流れてきました。

本体がこちら。形状はまるでスモークマシンです。

セントマシーンAN1000-1は、DMX512ch制御対応なので、調光卓での操作が可能です。また、リモコンでの操作もできます。
優れた拡散力を備えており、小学校体育館の広さで1分以内に香りを充満させることができます。香りの切り替えもでき、次のシーンに影響が出ないように短時間で香りが消えます。

今まで関わった作品は、ダンスショー、アコースティックライブ、ミュージカル、ファッションショー、コンサート、舞踊・邦楽、ブライダルショー、インタラクティブアート、メディアアートパフォーマンスなど小規模スペースから屋外、広い舞台までさまざまなところで香りを使った演出を行ってきています。

詳しく話を聞いたところ、機材だけのレンタルはなく技術者も一緒に派遣されるそうです。また、オリジナルの香りも調合可能です。

シーナリーセント

株式会社 松村電機製作所

ひっそりと松村電機も出展していました。

こちらは大規模ホールでも対応できる光量のLEDロアーホリゾントです。

従来のRGBにライトブルーも加えて、より多彩な調光ができるようになりました。カラーフィルターの使用も可能です。反射鏡とレンズ拡散板を採用しているため、ソフトな明かりで広範囲を照射することができます。ただ、持ち運びを考えてキャスターや台車があれば移動が便利だなと思います。ということを申し伝えました。

こちらは移動型調光器。

トランジスタ制御の静音設計なので音楽ホールなどでも使用できます。また、インテリジェント機能搭載なので過電流、高温度、漏電などの調光器情報を本体表示灯で確認できます。もちろん、Ethernet、DMX制御できます。

こちらは天井反射板ライト。

東芝は4色対応でいろいろできますが、松村製はシンプルに調光のみ。余計な機能をなくして価格を抑えたほうが使用者側としてはありがたいです。
相関色温度は3,000K、ハロゲン電球500W相当の明るさで、照射角はナローです。

松村電機製作所

株式会社 東広

こちらは舞台に使う幕類の製造販売をしている会社です。
今回は、仮設の巻取り式ロールスクリーンの他に、幕類を簡単に設置したり外すことができる便利グッズを紹介していました。

こちらがその便利グッズ。チチ紐の代わりに取り付けると、ワンタッチで付け外しが可能です。

サンプルをいただきました。パイプに取り付ける部分がゴムになっており、大きな丸い玉に引っ掛ける感じで固定し、外すときはタグを引っ張れば簡単に取り外すことができます。

幕への固定はプラスチック部分をハトメ穴に通して固定することができます。ハトメがないと付けられないため、袖幕や文字幕には向きませんが、転換などですばやく幕類を付け外しするにはもってこいです。

株式会社東広

ー追記ー
東広さんとクレストさんの製品について、当記事コメント欄にて@kaz141421356さんが以前参加されたレポートをご紹介いただきましたので、こちらでご紹介させていただきます。

A&A

こちらは、アメリカのNemetschek Vectorworks社が開発している2次元製図と3次元モデリング機能を搭載した汎用性CADソフトウェア、「Vectorworks」を日本で販売しているA&Aです。

Vectorworksは建築関係だけでなく、舞台照明から舞台美術まで多くの舞台に関する図面作成に取り入れられています。ただしお値段が非常に高い上に年々機能が進化していくとともに価格も跳ね上がってきています。今回Vectorworks 2018の説明を受けましたが、やはり高機能すぎるという印象を受けました。

一昔前のv12.5程度の廉価版を販売する予定はないのか聞いてみましたが、アメリカの本社では販売予定はないとのことでした。廉価版を求めるユーザーは多いので、ぜひとも実現してほしいです。

なお、来年のVectorworks 2019発売に伴い、全国12都市でVectorworks 2019新機能体験セミナーを開催します。
最新バージョンを検討中の方向けですが、基礎操作体験セミナーもありますのでVectorworksに興味のある方はぜひ参加してみてください。詳細や日程はサイトにてご確認ください。

A&A

締めくくり

レジャーEXPOの中でライブ&シアターEXPOはこじんまりとした展示でしたが、小屋付きにとっての実務的な出展があり、楽しむことができました。
と同時に、もっとこういった内容の展示会があったらいいなと感じた、今回の展示会でした。

2 Comments

kaz

レポートありがとうございます。

A&Aですが、ビジュアライザVISIONの日本発売を検討しているとのことです。
今は市場調査中みたいでアンケートを書いて来ました。
https://www.vectorworks.net/en/vision

読者の皆様
今回出展されていた東広さんとクレストさんの製品については、よろしければこちらもご覧下さい
https://twitter.com/kaz141421356/status/1008743529638608897

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そらいろくらげ

kazさん

いらっしゃいませー。
記事のフォローいただきありがとうございます。

ツイートは本文にも埋め込ませていただきますね。

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