大阪で開催の舞台技術オフ会に参加してきたよ

舞台技術に携わっている人たちのオフ会が、大阪で行われました。Twitterのフォロワーさんが企画したもので、最初は関東のみで行われる予定だったのですが大阪でもやってほしいという声が上がったため大阪の大東市で開催されることになりました。

開催場所は、大東市立総合文化センター サーティーホールの小ホールです。
参加者は、舞台技術に関わっている学生さん、舞台技術を生業にしている方など。事前情報では10代から20代の若い方が多いと聞いています。

さて、どんなオフ会になるのでしょうか。

まずは仕込みから

今回集まった人数は総勢40人くらい。音響、映像、照明に分かれて仕込みから始めます。
照明さんの人数は計10名ほど。打ち合わせをしてから、仕込み開始です。

小ホールは舞台のある多目的ホールで、サスは2本のみです。予算の都合上、吊ってあるハロゲンのスポットライトは使わず、持込みのムービングライトとLED PAR、Laserだけ使います。機材は操作卓も含めてすべて主催者の私物です。

それでは、仕込み始めます。

ここのサスは1サスが舞台上、2サスが客席という変わった仕様になっています。また、DMX回線もDMX機材用の電源もないので信号線と平行の電源ケーブルはそれぞれフロアのスプリッターと電源の取り口から立ちおろします。

照明チームの中で、ホールの仕込み経験者はくらげと他2名のみ。なので、1サスと2サスに分かれてそれぞれ仕込み方などをレクチャーすることになりました。

照明機材へのハンガーの取り付け方や回路の取り方など、身体に染み込んでしまった動作を言葉に表して説明するというのはかなり脳力を使います。教えるのはきらいじゃないけど、くらげのヘタレ脳みそをフル回転させると頻繁にバグが発生するのでそのたびに経験者2名にフォローしてもらうことになりました。

ムービングライト。

分解するとこんな感じ。なかなか分解しているところに立ち会う機会がないので中身を見るのは貴重です。

たっぷり90分近くかけて、サスの仕込みが終わりました。

一方で、音響さん、映像さんチームも順調に仕込みが進んでいます。こちらはLEDビジョンです。

スイッチャーなど。

音響さんは持込みの卓が4台もあります。

こちらは照明のメイン卓であるWholeHog2。

こちらは中身。もっとびっしり詰まっているものだと思ったら、意外と基盤が小さくて小さいので驚きました。開催日直前に不具合が出て一時期は不参加になるところでしたが、バッテリーを交換したら復活しました。

他にもTitan oneやSmartFade MLもありました。

こちらは、LED PARの照射比較。白い方はなんと参加者の手作り。ハロゲンぽい色合いの方は中国製です。ハロゲンぽい方はLEDなのに光に熱を感じました。

シュートから打ち込み、サウンドチェック

シュートはサスとフロアに置いているLED PARだけなので、ほとんどくらげと電気マグロさんでやってしまいました。ちなみに、この小ホールの介錯棒は木製の角材と小割を使ったものでした。使い勝手はそんなに悪くはないです。

こちらはレーザー。監視カメラや調光室に当たらないようにプログラムを組んでいます。

LEDビジョンも仕込みが終わり、映像チェック中。

デモンストレーション

アーティストの演奏でスピーカーとミキサー卓による違いを聴き比べます。くらげにはさっぱりわかりません。

LEDビジョンと照明のデモンストレーション

オペをたしなむ方々。

この他にセッションもありましたが、ほぼPAさんたちの時間になっていて照明チームは時間を持て余している感じになってしまいました。

予定では20時にバラシの予定でしたが、やり尽くしてしまった感じもあって90分繰り上げて18時30分からバラシになり、搬出をして無事に終了。

締めくくり

舞台技術が好きな人と集まるのはとても楽しい時間でした。初めての機材にコワゴワと触ってみる人、一生懸命覚えようとする人、嬉々としてオペレートしている人たち、いろんな人たちがいました。いろんな機材が集まっていて、まるで機材展のようです。

ただ、残念だったのは仕切る人がいなくて「これはなに待ち?」「今何しているの?」という時間が延々と流れていて、何をしていいのかわからず椅子に座ったままスマホをいじる人が何人かいました。ホールが初めての人にとっては何をどうするのか段取りがわからないので、「これから何々をします」「今は何々の時間です」というもアナウンスがあれば状況が把握しやすいのではないでしょうか。

あとはバラシの段取り。照明は最初にフロア周りをバラすことだけは聞いたのですが、音響さんが卓の周りに集まっていて一向に舞台上のスピーカーをどけてくれず、こちらが声を掛けるまでサスが下ろせませんでした。これには思わずホールの方も「照明さん待っているんだから気付きなよ」と口を挟んでしまっていました。

例え小規模であってもバラシの段取りの打ち合わせを、誰もがわかるように参加者全員でしておくべきだったと思います。

ただ、それをすべて主催者におまかせしてしまうのは大変なので、わかっている人が主催者に確認しながら積極的に仕切ってもいいのかなと思いました。

とはいえ、1回目の舞台技術が好きな人たちのオフ会はこれだけ人と機材が集まったので成功だったのではないでしょうか。2回目以降の開催も期待しています。

2回目の開催は3月12日に埼玉で開催されます。3回目は名古屋か九州で開催されるとかされないとか?

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