赤ちゃんが主役

今日の舞台
劇団ジャングルベル・シアター2012年春公演『ママ』@シアターグリーン・ベースシアター

久々に、舞台を観にいって来ました。劇団は、毎回笑って泣かされるジャングルベル・シアター。約1年振りとなる公演です。

今回の作品は、劇団主宰が大学のころに書いた作品だそうで、役者はダブルキャストで当初作品と現在書き直した作品の2作品の上演です。
くらげは、友人が出ている書き直した作品の方を観に行くことにしました。

ここで、作品の内容を紹介。
由美子にプロポーズする直前、交通事故で帰らぬ人となった久男。
なんとか彼女のもとへ戻るべく、神様に一生に一度のお願いをする。
「彼女と一目で好き合えて、縁の切れない関係で生まれ変わらせて下さい!!」
そして生まれ変わったのはいいけど、時はすでに4年流れ、替わった姿は何と彼女の子ども。由美子は、他の男と結婚して、子どもを産んでいたのでした。
こんなはずではない、もう一度死んでやると、赤ん坊の姿で自殺をしようとする久男。
とそこへ、天国で受付をしていたおばちゃんがやってきて、「彼女に自分の存在を知らせることができれば、また死んで生まれ変れる」と知らされます。おばちゃん、そして今は由美子の守護霊になっている彼女のおじいちゃんと一緒に由美子へ何とか自分の存在を知らせようと奮闘するが・・・。

何だかもう、せっかく今度こそは幸せになろうとしている由美子の気持ちはお構いなしで、鳴り振り構わずもう一度由美子と結ばれようとしている久男の身勝手さにずっといらっとしていました。
何で由美子はこんな男が好きだったのか、理解できないくらいです。

でも、けっきょく由美子へ自分の存在を知らせることは失敗。
そどうなるのかと思った、最後の最後。久男の生まれ代わりの三郎は、ふとしたきっかけで事故に遭う直前に由美子に買ってあげたオルゴールと、その昔結婚の約束をして神社の木の下に埋めた指輪を発見。

一生懸命、赤ちゃんの姿で由美子の姿で指輪をはめ、ふとこの子は久男の生まれ変わりなのではと、気付く由美子。
しかし、久男は「ママ」と言葉を発します。

何だかここで、じ~んと来ました。
ああ、やっと自分の死と由美子の幸せに気付いたのだと。

今回は、今までのような号泣シーンはありませんでしたが、じんわり心が温まりました。


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