舞台技術オフ会in埼玉参加レポート

今年1月に大阪で開催された舞台技術オフ会、今回は埼玉で開催です。もちろんくらげは今回も参加です。

今回の開催場所は、埼玉県三郷市にある三郷文化会館小ホールです。このホールはサスバトンも美術バトンもすべて手引き、照明設備に至ってはサスパッチと強電パッチという年代物の設備を備えたホールです。

今回も、有志によって提供された照明、音響、映像機器が勢揃いしています。

まずは照明。持ち込み機材はレーザー3台、LED PAR12台、LED BAR2台、MOVING WASH2台。会館借用機材は1kW凸1台のみです。調光卓は会館の調光卓は使わず、PC調光卓を使用します。
音響はミキサー卓が4台、そして自作のスピーカーも投入されています。
映像は3台のカメラとVJソフトをスイッチャーで操作します。

以上の機材を使って仕込んだあと、本番ではDJパフォーマンスのオペレートをします。

仕込み

まずは打ち合わせ。主催者から諸注意などを聞いたあと、照明、音響、映像チームに分かれて作業開始です。
照明チームは自己紹介をしたあと、まずは@kaz141421356さんによる綱元操作の説明です。

それからサスバトンを降ろして仕込み開始です。こちらは2サス。LED PAR4台を吊り込みます。

こちらは1サス。1kW凸を1台だけなので、センターに吊ってある機材をそのまま使います。UNI-PAKⅡというワンフェーダーの調光器につないでDMXケーブルを接続し、下手袖に立ち降ろします。

UNI-PAKⅡの電源はサスバトンの回路に接続し、サスパッチでパッチをします。回路はすべて直回路で送ってもらっているため、サスパッチをするだけでUNI-PAKⅡに直電源が供給されます。

仕込んだら仮シュート。この1kW凸はDJのトップサスで使います。手前に落ちているのはくらげの革手袋です。

こちらはDMXケーブルの終端処理。スポットライトを吊っているバトンの端で鉄管結びをしたあと、バトンの長さが短いので上の方の長いバトンの端でさらに結んでいます。

サスを上げる前に、介錯棒の扱い方の説明です。

この介錯棒は、@risingcrewさん所有のデンサンというメーカーの介錯棒です。
軽量化されていて各段の継ぎ手は樹脂製なので回すだけで締めたり緩めたりできます。

試しに3段フルで伸ばして使用してみましたが、一番出回っているアルミ介錯棒と比べて軽々と持ち上げることができました。ただし、軽い分よくしなるため扱いには慣れが必要かもしれませんが、竹竿に慣れている方ならすぐに使いこなせそうです。あとは耐久性が心配なところです。

参考URL:照明操作金具棒|ジェフコム

介錯棒の説明が終わったところで、サスを上げます。ケーブルを立ちおろしているので、絡まないように一人ケーブルに付いてもらいます。

フロア回りはSS1台とDJブースの回りにLED PARを仕込みます。

まだ置き位置は未定です。

こちらは@thethebrianさん所有のレーザー。

こちらがコンソール。

レーザー出ています。かなり明るいです。

スモークマシンも設置完了。

こちらはトラスの吊り込み作業中。このトラスにスピーカーを吊ります。

こちらが吊り込まれたスピーカー。@HARBOSEさんの自作です。

音響さんはミキサーが4台。

袖のモニター卓。

こちらは映像ブースのENGカメラと、スイッチャー。

カメラは@risingcrewさん所有のENGカメラです。ちょっと触らせてもらいました。油圧で動かせるのでとてもスムーズにパン・チルトができます。これくらいの滑らかさがピンスポットにも欲しいと照明チーム。
でもパン・チルトはスムーズに行ってもなめらかにズームイン・ズームアウトするのは難しいです。

こちらのMacBook ProではVJソフトを動かしています。左のPCはテロップ用ソフト。

シュート

各幕類とサスのタッパも決まったところでシュートに入ります。

介錯棒が引っ掛けにくいLED PARに苦戦しています。右の介錯棒がよくホールに置いてある一般的なアルミの介錯棒です。

前明かりは使わないので、サスのあとはフロア周りのシュート。くらげがDJの代わりにブースがある辺りに立ちます。

SSに照らされながら、シュートを見守る他セクションを激写。

サウンドチェックと明かりをいじる時間

シュートが終わったら音響さんのサウンドチェックのお時間です。DJ機材も揃いました。

サウンドチェックの間、照明チームは明かりをいじります。
今回の調光卓は手前がSunlights Suite、その隣はレーザー用のソフト、一番奥はAvolightsのTitan oneです。

初めて卓を触る、@nomu_engekiさん。

明かりづくりの間、DJブースに@TamotsuIwakiさんが立っていてくれています。こういう役割も大事です。

DJパフォーマンス

予定より30分押しでDJパフォーマンスが始まりました。くらげは袖のSSで色替えすることにします。現在、ポリカラーの#72が入っていますが、この色けっこう映えます。

レーザーも絶好調。

こういうイベントにはパキっとしたLEDの明かりが合いますね。

下からの細長い明かりはLED BARです。

最初は1人で上手と下手を行ったり来たりしながら色替えしていましたが、途中から@TamotsuIwakiさんが加わってくれました。

本番終了後はバラシに入ります。バラシも安全第一。音響、映像チームと舞台を譲り合いながら合間でサスを下ろしました。

搬出と舞台の掃除を終え、舞台上はすっかり空になりました。

何事もなく無事に終了です。お疲れ様でした。

参加者の感想

こちらは詳しくまとめられています。くらげが撮った写真よりきれいです。

締めくくり

オフ会と言いながら、ここまでさまざまなプロユース機材が揃ってしまうというのは素晴らしいなと思います。音響や照明、映像に興味があるけどどこから手を付けたらいいのかわからないという人にとって、やっぱりこういう場で実際に機材に触れてみる機会があるというのは重要だと思います。

ただ、やはり全体を仕切ったり判断する人は必要じゃないかなって思いました。

次回以降は中部地方や九州地方での開催も検討されているようなので、今まで参加したくても遠くて行けなかったという方は一度は参加してみてはいかがでしょうか。

最後に、大阪に引き続き埼玉での開催にこぎつけてくれた主催者の方々、ありがとうございました。

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