『森は生きている』をオペラで観る

本日の舞台
オペラシアターこんにゃく座『森は生きている』@俳優座劇場

こんにゃく座のこの作品は、劇団の代表作品の一つです。ずっと観てみたいと思いながら、本公演は一度も観たことがありませんでした。
そして今回。初演から20年経ち、キャスティングと演出を変更して上演されます。

~あらすじ~
新年を迎えようとしている大晦日の日、わがままな女王が4月に咲くまつゆき草がほしいと言い出します。
カゴ一杯のまつゆき草を摘んできたものは、カゴ一杯の金貨をほうびに出すと言うお触れを見た、もうひとりのむすめと継母のおっかさん。むすめに、森へまつゆき草を取りに行かせます。
吹雪の中、遠くに見えた焚き火を頼りに森の中を歩いていると、そこには暖かそうな火を囲む十二月の妖精たちが現れます。
まつゆき草を探さないと家に入れないむすめのため、四月の精は一月から三月までの精に1時間だけゆずってもらい、まつゆき草を咲かせます。
カゴ一杯のまつゆき草を見た女王は、むすめにその場所を案内させ、吹雪の森に向かうのですが・・・。

いじわるなもうひとりのむすめと、おっかさんにいじめられ、わがままな女王様に翻弄されるむすめを見ていると、切なくなります。
しかし、最後は女王も考えを直し、むすめと仲良く手を繋いで馬車へと乗り込む場面ではじんわりと心が温かくなりました。よかったよかった。

お芝居自体は、どきどきはらはらしながらこの先どうなっちゃうのと手に汗握りながら観ていたのですが、そんな中で一番気になったのは、照明です。今回はLEDを使っているらしく、ゆっくりとフェイドアウトしている場面で、かくかくと段階的にフェイドアウトしているのがどうしても気になってしまいました。

観客のほとんどは気にならないと思うような些細なところではあるけど、やっぱりハロゲン電球の消え方とは全く違うので、気になって仕方ありません。LEDはきれいなカーブを描くような消え方ではなく、段階的にかくかくと消えていくのです。フェイドインは全く気にならないのですが。
ときどきふとそこで、現実に戻されるという感じでした。

芝居自体は、幻想的でいて身につまされる話しでもあり、とてもよかったです。



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