舞台技術・芸術関連の記事は移動しました→xSTAGE

電車で巡る千葉県北総部の旅

千葉県にある房総半島の上の方を1泊で巡ってきました。

本当は、リトルカブで房総半島の上の方を巡るツーリングをする予定だったのですが、今回は降水確率が100%という悪天候。
てるてる坊主作ったり祈ったりしたけどぜんぜん効きませんでした。

すでに宿は取っていて寄るところもあったため、仕方なく電車での旅に変更です。

大網白里町へ向かうよ

まずは、JR総武線と外房線を乗り継いで大網白里町へ向かいます。

この町で自宅の一室を使ってボディケアサロンを開いている知人のお店で、オイルマッサージを受けるのが目的です。

施術後は、一緒におすすめのお店でランチです。

こちらは、大網白里町にあるレストラン、キッチン ハレです。ハンバーグがおいしいお店ということで連れてきてもらいました。
ボリュームたっぷりで幸せなおいしさでした。

銚子に向かうよ

大網白里町駅まで車で送ってもらったあと、今度はJR東金線で成東駅に向かいます。成東駅でJR総武線に乗り換えて、今度は銚子方面へ。
リトルカブで来ていたら、海沿いを一直線に銚子方面へ向かうことができるのに。

外は激しく雨が降っていて、車窓からはかろうじて田園風景が続いていると認識できるくらいにか見えません。しずくが垂れているところは、寝ていて頭をぶつけたところです。

1時間ほど揺られて、ようやく銚子駅へと到着。続いて、銚子電鉄に乗り換えます。
どこか地方にいるみたいなローカル線です。

車内は木の床でできていて、めちゃくちゃローカルです。連結部分の幌は上部が破れていて、雨漏りしています。
ちょうど時間帯は下校時間なので、高校生が乗っていて車内は賑やかです。

17分ほどで犬吠駅に到着。この時間帯、かなりの暴風雨で傘を飛ばされないように歩くのが精一杯でした。

徒歩5分ほどで宿に到着。今日泊まる宿は、ホテル&スパ月美です。千葉では有名な日帰り温泉施設、スパ&リゾート太陽の里を併設しているホテルです。

部屋はこんな感じ。28平米あるので広々しています。

宿泊プランに夕食を付けていないのでコンビニで買ってこようか迷いましたが、まだ外は暴風雨。併設のレストランがあったのでそこで済ませました。

お風呂は内風呂と露天風呂があって、どちらからも銚子の海を一望できます。荒れ狂う波の音が聞こえる中、犬吠埼灯台から放たれる一条のサーチライトがあたりの海を照らしていますが、激しく降り続ける雨がまるでスモークのように遮っています。
日帰り客も利用するのでけっこう混んでいるのかと思っていたら21時過ぎにはほぼ貸切状態だったので、灯台の光を眺めながらのんびり浸かることができました。

たっぷりホテルを満喫したのでもう寝ます。おやすみなさい。

海沿いを散策するよ

二日目です。

朝食はレストランでいただきます。部屋にスマホを置いてきて写真はありませんが、小鉢とつみれ鍋がついて朝からボリュームたっぷりの朝食でした。

テラスに出てみると、すっかりいい天気。リトルカブで走りたい。

ホテルをチェックアウトしたら、少し海沿いを散策することにします。

えんどう豆みたいなのがいっぱい生えていました。

まだ海は荒れ狂っています。

東映みたいなざぱーん。

廃墟ホテル。こういうのを見るとリゾート地は栄枯盛衰だなって思います。

湧き水がありました。真水です。

ここを登った先が駅です。ちなみに服装はスカートです。

終点に向かう銚子電鉄。

昨日とは打って変わって快晴の犬吠駅。

大きな丸い古時計。これたぶん近づいたらものすごい大きいと思います。

こっちは終点。

こっちが銚子。

これは切符。レトロです。

電車が来た。

走行中、バチンバチンと木の枝が車体にぶつかりますが、そんなこと気にしません。

窓の外は夏の景色。リトルカブが似合いそう。

佐原に向かうよ

銚子駅で成田線に乗り換えて、今度は佐原駅に向かいます。

成田線沿線はほぼ田園風景が続きます。田んぼの向こう側には利根川が流れています。ああリトルカブで走りたい。

佐原駅には46分ほどで到着です。

佐原の街を散策するよ

千葉県香取市にある佐原は、小野川沿いには江戸時代から続く商家や町家が残されているため「北総の小江戸」と称されています。

佐原駅のすぐ近くの観光協会では街の散策マップを有料で配布していますが、スマホのQRコードがあったので無料でダウンロードしました。
サイトにもあったのでこちらをダウンロードしてください。
観光マップ|水郷佐原観光協会

こちらは造り酒屋。千葉にも日本酒の蔵元があるんですね。

与倉屋大土蔵と柿原製餡所。

お休み処。

小野川からの眺め。

昨日の暴風雨で川は濁っています。

伊能さんちにお邪魔しました。ここは江戸時代の商人、測量家で日本地図を初めて作ったとして有名な伊能忠敬の旧宅です。
この地で事業家として成功し、49歳で隠居した後に50歳で江戸に出て天文学と暦学を学びます。5年後の55歳から71歳までの17年間で10回に渡る測量を行い日本地図を完成させました。

江戸時代で50歳といえば相当な年寄りにあたると思うのですが、その歳から学問を初めて結果まで残してしまうのですから、その意欲と姿勢は見習いたいものです。

さて街歩きに戻ります。おや、なんだかステキなバイクが停まっていますね。この前カゴおしゃれだな。うしろのバイクもミラーがおしゃれですね。あーうちの子も連れてきたかったな。

帰るよ

このあとは、そろそろ菖蒲の花が咲き始める水郷佐原あやめパークに行こうと思ったら市内循環バスが行ってしまったばかりでした。このあとは2時間以上待たないといけません。
じゃあもう帰ろうかなと思ったら、11時台の電車は行ったばかりで次は1時間後。

外はギラギラと日差しが照っていてこれ以上歩くと容赦なく体力を奪われそうです。
けっきょく、1時間近く佐原駅の待合室で待つことにしました。

こういうとき、リトルカブと一緒だったら時刻表を気にせず動けるのに。いっそのこと迎えに来てくれないかな。

1時間後、千葉行きの電車が到着しました。やっとこれで佐原を出ることができます。
30分ほど揺られて成田駅に向かい、京成本線京成成田駅から1時間ほど揺られて日暮里へ。日暮里から電車を乗り継いで帰宅しました。

おさらい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください