自宅のデスク環境を快適化する。

Webデザイナーやエンジニア、イラストレーターだけでなく、一般企業でもコロナウィルスの感染拡大防止のために、リモートワーク(テレワーク)に移行した方も多い今日このごろ。
快適な作業環境で生産性を上げるためにも、デスク環境を整えるのは最重要課題の一つです。

そこで、自宅デスクで作業することの多いくらげが何年も掛けて快適な作業環境を構築してきた経験を踏まえて、どうやって快適化すればいいのかを考えてみました。

デスク環境を整えるのに必要なもの

  • デスク
  • 椅子
  • 生産性を上げる周辺機器

どんなデスクがいい?

一時的なものであれば、ダイニングテーブルや座卓でもいいのではないかと思う方も多いことでしょう。
しかし、食事やくつろぐときに使う食卓で仕事をしようといても、「さあやるぞ!」というスイッチが入らないのです。

もし少しでも部屋に作業デスクを置けるスペースがあるのであれば、作業デスクを用意しましょう。

実は重要なデスクの高さ

デスクは、自分の作業しやすい高さに合わせて選択しましょう。身体に負担がかからず作業できる理想の高さは、椅子に座って書類に手書きするときやパソコンのキーボードを打ったりするときに肘が直角に曲がるくらいです。
一般的なデスクの高さは72cm〜75cmくらいなので、自分の合う高さのデスクを探しましょう。

書き物をするときとパソコン作業をするときの自分に合うデスクの高さは、下記のサイトで知ることができます。
椅子の座面の高さの関連性|Bauhütte®

高さが可変できるデスクを購入してあえて座らずにスタンディングデスクにしてしまうという手もあります。
スタンディングデスクは手動で高さを可変するタイプと、自動で可変できる自動昇降タイプがあります。

手動のタイプだと、IKEAのOLOVがおすすめです。くらげも以前、IKEAのOLOVとLINNMONを使ってスタンディングデスクにしていました。

体に合わせて脚の長さを60-90cmの間で調節できます
脚を取り付けるための下穴が開いています

ただしスタンディングデスクで作業をするには、そこそこ鍛えた体幹と下半身の筋力がないと30分程度で疲れてしまい、集中力が持ちません。疲れたら椅子に座って作業に切り替えられることを考えたら、自動昇降タイプにしておくといいでしょう。ただし、お値段がかなり跳ね上がります。

長時間座りままの作業に対する良い電動式ワークテーブルです。

デスクの広さと快適性

高さだけでなく、広さもかなり重要です。何もない状態では広く感じていても、パソコンを置いて、デスクライトを置いて、書類やスマフォ充電器、テーブルタップや外付けHDDなどを置いているとあっという間に埋め尽くされてしまい、書類に何か書くにもいちいちどけてから書くという手間が発生します。

デスクをおける環境にもよりますが、最低でも奥行き60センチ、横幅は120センチはあったほうが余裕を持って作業することができます。

くらげは今まで何度かデスクを買い替えてきて、一番使いやすいと感じたのが、L字型デスクです。
片方にパソコンや周辺機器を置いておいて、もう片方は空けておくことで作業スペースを確保することができます。

くらげが使っているのはサンワダイレクトのL字型デスク。高さも67cmと低めなので、背が小さいくらげにもちょうどいい高さです。

どんな椅子に座ればいい?

作業用の椅子は何でもいいわけではありません。

自分が作業に適した高さに合わせるには、椅子の高さ調整ができる椅子でないといけません。
ダイニングチェアでは適した高さに合わせることができないばかりか、作業には向いていない形状をしているため腰にも負担が掛かります。

昇降椅子に求める性能は、耐久性と座り心地です。安い椅子は座面がへたりやすく、簡単に昇降できなくなることがあるので、コスパと健康を考えたらそこそこいいものを買っておくことをオススメします。
時間があれば、実際に座って感触を確かめてからの購入をオススメします。

安いけどしっかりした椅子がほしい、でも座って確かめる時間がないというのであれば、事務機メーカーの椅子を買っておけば間違いありません。

くらげは、イトーキのボニートチェアを使用しています。
イトーキといえば、事務機の大手でコクヨと並んで国内シェアの多くを占めています。高級椅子に負けず劣らず質がよく、家に置いていても違和感のないシンプルなデザインの製品が揃っています。

座り心地はとてもよくて長時間座っていても疲れません。
すでに7年以上使用していますが、未だに座面がへたることなく使うことができています。

肘掛けはあったほうが楽ですが、くらげの場合は背が小さくて椅子の高さを上げているので肘掛けが引っかかってデスクの下に入らないという理由で肘掛けなしを選んでいます。

デスク下に収納できるコンパクト形状で、オフィスすっきり。

生産性を上げる周辺機器を揃える

パソコンとデスクと椅子があれば仕事はできてしまいますが、ただでさえ誘惑や集中力を欠く自宅での作業ですので、それだけでは生産性は落ちてしまいます。
集中力を高めて、快適に作業をするための環境を整えましょう。

モニター画面で効率を上げる

ノートPCの小さい画面だけで長時間作を業するのは、ものすごい非効率です。首も常に下を向いている状態なので、身体にも悪い影響を及ぼします。
なので、モニター画面を別途用意しましょう。

できればサイズは27インチをオススメします。最初のうちは大きく過ぎると感じますが、一度慣れてしまえばその画面の広さに満足できるはずです。

全力でオススメしたいのは『EIZO』の『FlexScan』なんですが、お値段が張るのが難点。安価なモニターの中では『BenQ』のモニターは最近カメラマンやデザイナーの間でも評判がいいです。

アイケア機能付き27インチIPSパネル搭載のフレームレスモニター

自宅のPCがデスクトップでも、もう一つ用意しておくと快適に作業ができます。

サブディスプレイであれば23~24インチでも充分です。

IPSパネル採用でアイケア機能付き、高さ調整・回転機能付き且つスタイリッシュデザイン、いろいろな用途に使いやすい23.8インチモニター

Bluetoothキーボード

ノートPCでディスプレイ・モニターを使うと、置く位置によってはノートPCのキーボードが使いにくくなります。

BluetoothキーボードがあればUSBポートを塞がずに済みます。
キーボードはロジクールが使いやすくてデザインも機能性が高いのでおすすめです。

Easy-Switchボタンを押すだけで、接続デバイスを簡単にチェンジ。 FLOW機能対応マウスと使用すれば、マウスが駆動しているPCで自動でペアリングも

LEDデスクライトで手元を明るく

部屋の照明だけではどうしても手元が暗くなり、キーボードや書類が見づらくなります。見づらいまま作業を続けるのは視力低下の原因になります。
そこで、手元を照らすためのLEDデスクライトを導入しましょう。

LEDデスクライトはピンからキリまであってどれを買えばいいのか迷うところですが、購入を検討する上で抑えておきたいポイントがあります。

  • 無段階調光である
  • 照射範囲が広い
  • かんたんに任意の角度に向けられる
  • 耐久性がある

スイッチで段階的に「明・中・暗」と切り替えられるライトを多くありますが、無段階調光はダイヤルで自分の好みの明るさに変えることができます。
室内の明るさに合わせて無段階調光で調光すれば、明るすぎる、暗すぎるというったことがなく調整することが可能です。

デスクライトの中には、照射範囲が狭くてデスクの端が暗かったなんてこともあります。できる限り照射範囲の広いものを選びましょう。

できればグースネックになっていてかんたんに照射する角度を自在に変えられるライトを選びましょう。

安いプラスチック製のものだと安価で購入できますが、頻繁に角度を変えていたら折れてしまったなんてこともあるので、できるだけ耐久性の高いものを選びましょう。

くらげが使っているライトはちょっとお高いのですが、高級感があって無駄のないデザインがMacとよく合っています。また、無段階調光できて照射範囲も広いのでおすすめです。

こちらにレビューを書いています。
頑丈でスタイリッシュなエル光源のLEDデスクライト|くらげ模様

日本のLED照明専門のメーカーがこだわりぬいて生み出したLEDデスクライトです。

BluetoothスピーカーでBGMを流す

会社と違って、好きな音楽を流しながら作業できるのが自宅勤務のいいところ。音楽だけでなく、せせらぎや鳥のさえずりなど自然の環境音を流すのも気分が落ち着きます。

Bluetoothスピーカーを用意しておくと、スマフォからもつなげることができます。
くらげが使っているのはSonyのコンパクトなスピーカー、『SRS-X11』。すでに生産中止製品なので、次に買うならこれかな。

防水・防塵(IP67対応)・防錆でお風呂、キッチン、海、アウトドアでも使えるワイヤレススピーカー

安いものだとAnkerのスピーカーが評判いいです。

デュアルドライバーと特許取得の螺旋状バスポートによる高音質ステレオで、音楽をお楽しみいただけます。

イヤフォン、ヘッドフォンで周囲の音を遮断

周りに家族がいる、近隣住民に子供のいる世帯が多いなどで周囲の音が気になる時は、ノイズキャンセリング機能の付いたヘッドフォンやイヤフォンがおすすめです。

耳に装着して、ノイズキャンセル機能をオンにするとうっすらとしたホワイトノイズが流れるだけの静寂の世界が訪れます。静寂の中で音楽を聴けば作業にも没頭できます。
ただ、ノイズキャンセル機能の付いたイヤフォンやヘッドフォンは使用時間が短いので、食事や休憩時間などを使ってこまめに充電するようにしておきましょう。

Zoomなどを使ったテレカンで通話もしたいというのであれば、通話機能のついたイヤフォンがおすすめです。
ノイズキャンセルイヤフォンとヘッドフォンで評判いいのは、SonyとAppleです。

圧倒的なノイズキャンセリング性能と、完全ワイヤレス初の「ハイレゾ相当」アップコンバートを実現

ヘッドフォンだと耳の中に装着するイヤフォンより負担が軽減されます。

高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」に内蔵のDACとアンプによりワイヤレスでも高品質

iPhoneユーザーであれば外せない、『AirPods Pro』。

包み込むようなサウンドを生み出すアクティブノイズキャンセリング

ノイズキャンセル機能がいらないのであれば、iphoneユーザーであれば誰もが持っている『iPhone EarPods」がいいともっぱらの評判です。
インナーイヤーと違って耳を圧迫しないので、長時間でも装着できます。

デスク環境の快適化のために心掛けておくこと

家具や小物は色を統一する

意外と見落としがちなのが、デスク周りの色味です。焦げ茶の木目調のデスク、パソコン周辺機器に多い黒、赤いUSBメモリ、白いヘッドフォン、白地に水色のポイントカラーが入ったテーブルタップ、ピンクの付箋に黄色いカッターなど、作業に必要なものを揃えていくと色味がバラバラになってしまいがちです。

会社の備品であれば仕方のないことですが、せめて自宅のデスク周りは極力色味を揃えましょう
ただでさえ狭い自宅の中で存在感のあるデスクなのに、何色もある小物や周辺機器が置いてあるとごちゃごちゃ感が増してしまい、より存在感が強くなってしまいます。

くらげは、iMacの色味に合わせて白、シルバー、黒の3色になるべく色味を抑えています。そうすることで、よりスッキリとしたインテリア雑誌のような洗練された雰囲気を出すことができます。

文房具はそれほど使用頻度が高くないこともあって、デスク後ろのIKEAのワゴンにまとめています。

ケーブルを見せないようにする

自分では気付いていなくても、ケーブルがあちこちにうねうねしているのを見るだけで無意識にイライラするものです。
心を落ち着けるためにも、なるべくケーブルをひとまとめにして見せないように心がけましょう。

ケーブルボックスなどを使うと、ごちゃごちゃしたテーブルタップを目にしないで済むので心の平安が訪れます。
一番多い色が白で、他にも木目調や黒などいろいろな色がありますが、お好みに合わせて選んでください。

「ごちゃごちゃ」したケーブルを「スッキリ」見せるケーブルボックス。

デスクで食事をしない

デスクで食事をすると、自分では気付かないうちにいろいろ飛び散っていて、PCの画面やキーボードが汚れます。一度付いた汚れは時間が経つとなかなか落ちません。
もし自宅に食卓があるのであれば、食事は食卓で食べましょう。その方が切り替えもできて、きちんと休憩が取れます。

デスクと食卓を兼ねているのであれば、せめて食事の時はパソコンから距離を起きましょう。その方が汚れが減ります。

締めくくり

自分に合ったデスク環境を整えるには、正直に言ってお金も時間もそれなりに掛かります。
でも時間を掛けて構築していった作業環境は、何も考えずに揃えていったものより機能性と快適性が高いです。

中には天板と脚を購入してDIYでデスクを作ったり、徹底してケーブルを見せないようにデスク環境を整えている方々もいます。
ここまでくれば、もはや禅の世界です。心がしんと静まり返った状態で作業できるに違いありません。

デスクをすっきりさせるマガジン|note

少しでも自宅で快適な作業をするために、ぜひデスク環境を整えてみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください