カブに乗り始めてから、ずっとキャンプに行きたいと思っていました。
少しずつ道具は揃えていたもののなかなか実行には踏み出せず、「いつかいつか」と思っていたけど、いきなりそのチャンスはやってきました。
久々に会った仕事の仲間たちとご飯を食べているときにキャンプの話が出たのですが、そのご飯を食べに行った仲間は全員キャンパーで、何度かグループキャンプをしているらしいのです。
しかも10月初頭にキャンプをする計画があると聞いて、さっそくくらげも便乗することにしました。行き先は、相模原市緑区にある青根キャンプ場です。
テントやシュラフはまだ揃えていないので、今回は借りることにします。
1日目
本日1日目は、キャンプ場近くのスーパーに9時30分に集合です。
くらげ邸からは1時間ほどで到着しますが、ちょうど朝の通勤ラッシュで渋滞にはまる恐れがあるため、7時に起きて8時に出発する予定です。
先日夜にぜんぶ支度を済ませてから就寝。ワクワクしてなかなか寝付けない。
そして朝。8時30分に起床。...あれ?
さっそく寝過ごしましたが、慌てても仕方ないので、朝ごはんを食べてから9時前に出発。
ところどころで渋滞にはまり、結局キャンプ場に着いたのは11時をかなり回った頃でした。
ちょうどみんなは設営をしているところで、一緒に借りたテントで今日の住まいを設営します。ちなみに借りたテントは安い中国製のもので、キャンプ初心者のために貸し出しできるように持っているんだそう。
インナーテントを広げて、ポールを組み立てて通し、端っこの穴に通します。これが意外と難しい。思い切り引っ張らないと入ってくれないのです。
フライシートをインナーテントの上から掛けて端っこのテープに引っ掛けたら、ペグ打ち。ペグにはいろいろ種類があるみたいですが、今回は鋳造性の丈夫なやつをハンマーで打ち込みました。
こうして、明日までの住まいが完成しました。借家です。
そうこうしているうちに、リビングとキッチン、他の住まいも完成。
カブの近くで寝ます。
くらげのスペース。借りた椅子と地べたスタイル。
住まいと共同スペースが完成したところで、さっそくランチに取り掛かります。
お昼は簡単にインスタントラーメン。サッポロ一番味噌ラーメンにチャーシューを乗せただけ。
と、おもむろに出てきたのがサーモンとミズダコの刺し身。この時期ならでは。
普段はアルコールストーブで使用しているバーゴのチタンヘキサウッドストーブで焚き火をしてみました。材料は落ちていた桜の葉と枝。たったこれだけのものに火をつけるのに、30分以上も苦戦。
大きなバーナーで火を付けて慣れているキャンパーに火吹き棒で吹いてもらってようやくここまで燃え上がりました。焚き火って意外と難しいです。
焚き火を楽しんだあとはテントで昼寝をして散歩。
はー泳いでみたい。(注:そらいろくらげは淡水も可)
管理棟には野良にゃんがいましたが、カメラを構えたらそっぽ向いて行ってしまいました。
散歩から戻ってきたらホタテを焼いていました。炭火焼きってなんでこんなにおいしいんだろう。醤油が焦げる匂いもそそります。
暗くなってきたところで、夕飯です。肉焼いてます。このあとひっくり返すときに落としてしまい、砂がジャリジャリする肉になりました。
こちらはしいたけ。そのまま置いて醤油を傘のヒダヒダに掛けて齧り付きます。
スパイス2種を使った鶏もも肉。
焼き上がりました。
飯盒で炊いたご飯も完成。ちなみにこの飯盒は実家にあったものです。
焚き火ってなんでこんなに落ち着くんだろう。
まだまだ夜はこれから。牛タンの塊を切って...。見ているとなぜか舌がゾワゾワする。
鉄板でジュージュー。ズッキーニも焼きます。
こうして夜は更けていく。
このあと、すっかり飲みすぎて眠くなったので一足先に就寝。ナンガの寝袋にくるまってぬくぬくしていましたが、トイレに何度も行ったのと周りの音も気になってしまい、よく眠れませんでした。キャンプにはアイマスクと耳栓は必須です。
2日目
起きたら、朝ごはんの準備が進んでいました。ふだんはあまり朝ごはんは入らないのに、なぜかこういうところだといっぱい食べられちゃう。
このあとはまたまったりしたいところですが、チェックアウトは10時と他のキャンプ場に比べて早いため、すぐに撤収準備に取り掛かります。
普通の旅館やホテルと違い、住居からリビング、キッチンまで片付けないといけないのがキャンプです。
10時ギリギリになんとか全部の撤収が完了し、キャンプ場から撤退。すぐ隣の敷地にある日帰り温泉、「いやしの湯」で一風呂浴びます。
いやーキャンプ後の朝に入る温泉は最高だなー。
そして、お風呂上がりにアイスを食べて解散となりました。
楽しい楽しい初めてのカブキャンプでした。
締めくくり
初めてのカブキャンプをしてみて、いろいろ改善していこうと思ったのでいくつか挙げてみます。
スーパーカブC125には大きめのリアボックスを装着しているので、小さめの荷物はある程度収納できてしまいます。ただ、テントやシュラフなどが増えてくるとボックスには入り切らないので、積載方法を考えないといけません。
大きいネットやゴムなどを買ってきて積載の練習はしておいたほうがいいなと思いました。
眠くなってそのまま寝たら、見事に角栓が増えて顔がザラザラに!せめてクレンジングシートで顔を拭いて保湿しておくなどケアしておくのは大事だなと実感しました。
テントは非常に薄い壁でできているので、周りの話し声などの雑音を防ぐための耳栓と遮光のためのアイマスクは必須でした。
今回はほぼ荷物が少なかったのでサイドスタンドがめり込むことはありませんでしたが、不整地に停めるときは念の為にサイドスタンドパッドを用意しておいたほうがいいと思いました。
それ以外にも、細々とした道具は揃えていこうと思います。
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