カーシェアリングを使って、朝早い時間から伊豆の河津桜を鑑賞してみた

今回はカーシェアリングを使って河津桜まつりを鑑賞します。
河津桜まつりは、伊豆半島の右側、先端よりちょっと手前にある静岡県河津町で開催されています。ここは早咲きの河津桜が有名で、さくら祭りが開催されているのは２月初めから３月初めまでです。

河津さくら祭りは非常に混むため、8時には着いていた方がいいとの情報を事前に聞いています。今日は日曜日なので混雑と渋滞は免れないでしょう。
8時着を目指して4時30分に出発です。こんな時間に車を借りれるのが、カーシェアのいいところですね。

河津桜を鑑賞

8時過ぎに着いて伊豆急の河津駅近くを走っていると、駐車場を誘導しているおじさんがいたのでそこへ停めることにしました。ここでもっと近くがいいからと粘ると、けっきょく満車になって停められなくなったりします。駐車料金は、一日500円。観光地としては良心価格です。

お花見マップをもらい会場へ向かうと、まだ8時だというのにすでにぞろぞろと連なって花見客が歩いています。河津桜は川沿いの道に植えられていて、川沿いの道を歩きながら散策します。道沿いには露天がずらりと並んでいて、食べ物や農産物などが売られています。

噴泉を見学

一通り川沿いの道を歩いたら、今度は歩いてすぐのところにある峰温泉大噴湯公園へ向かいます。
ここは、温泉が噴き上がるところを見られる公園です。

温泉は、一日７回噴き上げるのですが、ちょうどくらげが着いた頃は、あと少しで9時30分の噴出が始まるところでした。
噴出時間でなると、小さく湧いていた湯気がもくもくと空の方まで上がってきて、天に向かって勢いよくお湯が噴き出します。近くにいると吹き出した温泉を浴びますが、熱くもなく冷たくもなく丁度良い温度です。

温泉といえば温泉卵。ということで、温泉卵をいただきます。温泉卵といえば箱根の大涌谷名物の黒たまごが有名ですが、ここの卵はふつうの卵の色です。籠に卵を入れて、しばらく温泉水で茹でてからいただきます。

他にも足湯やペットボトルなどを浸けて温めることのできるところ、温泉水が中で流れている温水ベンチもあるので、寒い時期でも楽しめそうです。

露店を満喫する

桜と噴湯を満喫したあとは、出店を満喫します。河津桜の楽しみは、この出店だったりもします。川沿いには、桜の木と並んでびっしりと出店が並んでいて、あちこちからいいにおいがしてきます。

吟味して選んだものは、桜団子とイノシシの串焼きです。お土産は、ハリコというサンマの稚魚の干物にしました。
伊豆の地酒も売っていたけど、車なので飲めません。ぐすん。

お昼ごはんは、少し北上してキンメダイで有名な稲取でキンメの煮付け定食をいただきました。お腹も満足したところで、帰りの渋滞に巻き込まれる前に伊豆をあとにします。

渋滞に巻き込まれて返却時間を延長

ラジオでは、すでに135号線は石橋を先頭に９キロの渋滞との情報。これは、熱海から熱函道路経由で沼津ICに出た方がよさそうです。
なんて思っていたら、北川からの渋滞の列が始まっています。北と南の退路を絶たれ、これはもう伊豆スカイラインで少しでも時間短縮するしかないか。

ということで、伊豆高原から伊豆スカイラインへと向かいます。高度が上がるにつれ、辺りは次第に霧に包まれてきました。道路脇には、未だに多くの雪が残っています。

ようやく、冷川料金所に到着。ここの時点では、雨が降っていて、道路は凍結していません。よし、これなら行ける。
有料道路とは言っても、ただの峠道。起伏が激しくうねうねとうねっていて、除雪された雪で道幅が狭くなっています。さらに、見通しの悪い濃霧。

悪天候の中、慎重に慎重にハンドルを握ります。どこまでも続く峠道。先の見えない濃霧の中、ようやく熱海峠へと到着。

そして、函南市中心部から国道バイパスへ向かい、裾野ICから東名高速へ。このまま一直線に東京方面へと向かいます。
と思ったら、今度は事故渋滞でのろのろ状態が続いています。刻々と迫る、車の返却時間。

タイムズカーシェアは、カーナビから返却時間の延長をすることができます。
やきもきしながら60分と30分の２回延長し、ようやく返却完了したのは、当初の返却時間の2時間後でした。

締めくくり

早朝出発したおかげで空いている時間から河津桜を堪能できましたが、やはり日曜日は渋滞がエグいですね。もう日曜なんか嫌い。
平日に休みが取れる方は、絶対に平日の午前中に訪れることをおすすめします。

• 今回の走行距離 : 338km
• 利用時間 : 13時間28分