友人が出演する特定秘密保護法のミュージカルを見て感慨にふける

今日の舞台
Musical Guild q. 『第9回公演 THE SECRET GARDEN -嘘の中にある真実-』@WIZホール

学校公演で一緒に全国を回った友人が出演する舞台を観に行ってきました。
題材は、今話題の特定秘密保護法を題材にしたミュージカルです。特定秘密保護法とミュージカル。この2つをどう組み合わさるのか、楽しみです。

〜あらすじ〜
20XX年、ついに秘密保護法違反の逮捕者が出た!
メディアの取材合戦にもかかわらず、検察・警察は秘密保護法を盾に一切事件の内容を明らかにしない。
裁判当日、姿を現した被告人はなんと普通の市民9人!
原発に勤務する青年とその幼馴染み、そして長者町町内会の面々だ。
無罪を主張する弁護側と、組織的犯行を主張する検察とが真っ向から対立。
彼らは一体どんな「秘密」に触れたのか?
裁判官や証人も巻き込み、さまざまな立場の思いが交差するなか、果たして裁判の行方は…。
〜HPより引用〜

連日満員御礼のようで、せり出した舞台の横にも席が増設されています。開演15分前ですでに客席のほとんどが埋まっていました。
そして、客電が落ちて開演です。

照明は、主にLED機材。色がやっぱりきれいです。調光カーブもだいぶマシになった感じ。セットは、岩のような模様が描かれた、階段状。奥は同じく岩模様で大きな開閉式の扉。うむ、全然特定秘密保護法っぽくない。
友人が扮するのは、公安警察。普段よりもぐっと低い声で、ソロパートもかなりの低音域。こんなに低い声は初めて聞きました。
最初の方は、ほぼ裁判のシーンで進行します。中盤あたりになると、歌ばかりでちょっとお腹いっぱいになってきました。

後半、徐々に事件の真相が明かされていきます。原発に勤める青年と、町内会というごく普通の市民である彼らは、どんな「秘密」に触れたのか、何を見たのか。気になって仕方がなくなってきました。
そして、いよいよ事件の真相部分へ。原発に侵入して彼らが見たもの、国家が特定秘密として守りたいこと。それは増え続けてゆく使用済み核燃料棒と、抽出したプルトニウムを詰め込まれる核弾頭なのです。
このシーンは全員が防護服を着ているという異様さもあり、背筋が凍るような怖さを覚えました。たとえこれがフィクションだとしても、起きてほしくない話です。

けっきょく、彼らは無罪となりました。ただし、この結末は有罪という結末も用意してあります。有罪だった場合の結末を見てみたかったです。
終演後、客出しに出てきた友人と少しだけ話しをすることができました。低音域でのソロパートは、今回が初めてだったそうです。10年前の友人しか知らないくらげにとって、今日見た彼の姿はきっと10年という月日を経た友人の姿だったんだなと感じました。

ありがとう、良い舞台を見させてもらいました。作品も、友人も。



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