冬でも快適に走行するために欠かせない電熱ウェアは、いろいろなメーカーから販売されていて、値段はピンきりです。
安いものだと1万円ほどで買えてしまいますが、高いものだと3万円以上します。
これまでくらげは、1万円程度の電熱ベストを着用していました。1万円程度のものでも普段遣いでは全く問題ありませんが、ツーリング用となるとやはり物足りなさを感じます。
そこで、思い切ってRSタイチの電熱ジャケットを購入することにしました。
バッテリーは別売りです。こちらはe-heat専用モバイルバッテリー2個入りで、2個装着すると一番低い温度で8時間持ちます。
着用感
インナージャケットと言いながらも、記事は防風効果のある厚手素材で、これだけでも十分寒さを防いでくれそうな感じです。
襟元の裏地はフリース素材なので冷たい風の侵入を防いでくれます。
発熱パネルは背中と肩にあります。背中は大きめなので背中全体を温めてくれます。
こちらがバッテリーと充電器。2個セットです。
バッテリーはポケットに収納します。小さめのポケットなのでバッテリーを入れてしまうと財布やスマホは入りません。
着用イメージはこんな感じ。くらげの身長は150センチの痩せ型です。普段はS〜Mサイズを着用しています。
購入したのはWMですが、そこまで大きいという印象はありません。
上に、同じくRSタイチのモトレックウィンタージャケットを着用してみました。
インナージャケットの生地が厚い分、着にくいし動きにくいです。
モトレックウィンタージャケットのインナーを外してみました。だいぶスッキリして動きやすくなりました。電熱ウェアのインナージャケットに防風効果があるので、外しても問題ないでしょう。
スイッチの操作
スイッチは発光する日中、夜間共に操作は見やすいです。スイッチを約2秒、長押しすることでスイッチのON / OFFができます。電源が入った後は、スイッチを押すごとに発熱レベルの変更ができます。また、起動時の点滅色でバッテリーの残量がわかります。
バッテリーを2個装着すると、赤のハイパワーは約7時間。オレンジのノーマルは約9時間。緑のエコノミーは約14時間使用できます。緑のノーマルでも十分温かいので、ロングツーリングでも安心できる持続時間です。
実際に走ってみた
スイッチを入れてすぐに温かくなります。多くの電熱ウェアは首と背中2箇所が多いのですが、運転中は首よりも肩を温めるほうが楽だなと感じました。背中も
裾にスイッチがあるので、操作がしやすいです。ただ、目で確認しないとどうなっているのかわからないので、信号待ちしているときの操作が安全です。
上からモトレックウィンタージャケットを着ているととても暖かいのですが、やはり着ぶくれするので動きにくさを感じます。長時間走っていると疲れそうです。
代わりにワークマンの防風パーカを着てみましたが、これだと物足りない感じ。防風とはいえ発熱した分が逃げていく感じがします。
インナージャケットの上に着るものは、ある程度しっかり防風、防水効果のあるしっかりした素材で、あまり生地が分厚くないものを着たほうがいいのかもしれません。
締めくくり
バイク専用のウェアは、どうしてもお値段が高くなってしまうのが難点です。それでも、専用ウェアを実際に着てツーリングしてみると機能性や快適性の違いがよくわかります。
ぜひ、RSタイチのe-heatインナージャケットを着て、その違いを実感してみてください。
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