登山靴はネットで買ってはいけないというのは、山登りする人はよく聞く話だと思います。
でも、くらげが登山靴を試着して買うことの重要性に気が付いたのは、ネットで買った靴で爪下血腫になってしまったときでした。
山登りの楽しさに気付いた数年前。Amazonで登山靴を探していて、安くて評価の良い登山靴を購入。たまたま相性が良かったのか、どんなにきついところでも履きづらかったり足が痛くなるということはありませんでした。しかし、サイズがぴったりだったために急な下り坂を3時間位歩いていたら、親指に負担がかかり、爪下血腫になってしまいました。
そこで、ようやく登山靴を試着することの重要性に気付いたくらげは、登山靴を試着した上で買い直すことにしました。
これは、現在愛用しているスカルパのZGトレックGTXと運命的な出会いをしたときのお話。
好日山荘で試着してみる
登山専門店の好日山荘で、スタッフの方に見てもらいながら試着をしてみることにしました。予算は25,000円。
最初におすすめされたのは、キャラバンとノースフェイス。キャラバンは知っているメーカーという安心感で、ノースフェイスは洗練されたデザインに惹かれました。実際に履いたあと、店内備え付けの試着用山道を登ってみます。
どちらも履き心地はいいのですが、どうもこれといった決め手がない。何度も上り下りしながら考えます。そこへ、「予算はオーバーしますが、こちらを履いてみてください」と差し出されたのは、スカルパのGTXでした。
履いた瞬間に心奪われる
どうせ予算オーバーだし買うつもりはないけど、いちおう履いてみるかという気持ちで履いてみました。
しかし履いた瞬間、今まで履いた靴とはまるで違う包まれるような履き心地に、心奪われてしまいました。試しに坂道も歩いてみましたが、履き心地の良さは変わらず安心感のある包容力で足を守ってくれます。もちろん気持ちは購入する気持ちでいっぱいになり、予算オーバーながらもお買い上げとなりました。
実際に山で履いてみる
買ってから実戦投入してみたところ、やっぱり今までの靴とは全然違って歩きやすくなりました。この靴を履いていて感じたのは、今までの登山靴は知らずのうちに自分が靴に合わせていたのかも知れないということ。靴が合うってこういうことだったのか。
写真はすでに何度も履いている状態です。
足首は優しくホールドしてくれます。
また、アッパーはスウェード生地で耐水加工されているため、川を渡るときや雨天でも安心です。今までの靴は下3センチだけ防水でした。
靴底はビブラムソールなので滑りにくいです。
締めくくり
初心者が登山靴を買うときはどうしても見た目や値段で決めてしまいがちです。今回購入したのは予算オーバーで色味はあまり好みではありませんでしたが、それでも買うと決めたのはやっぱりお店でアドバイス受けながら試着をしたからです。
この靴を買ったことで、改めて試着の大切さを知りました。
登山靴の購入を検討されている方はぜひ一度登山専門店などで試着してから買うことをおすすめします。
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