4月の始め、人が少なくてまだ散っていない桜の名所を求めて、山梨県上野原市にある大野貯水池に行ってきました。
大野貯水池は、東京電力の前身となる東京電灯が建設した発電所の調整池です。1910(明治43)年に着工し、1914(大正3)年に完成した山梨県で最も古いダム式発電所で、現在も稼働しています。
2005(平成17)年に国の重要文化財指定された県内初の近代化遺産です。周囲には2,000本もの桜の木が植えられており、桜の名所になっています。
毎年4月上旬には「大目桜まつり」が開催されていますが、今年はコロナの影響で桜まつりが中止になっています。
貯水池周辺を散策
到着したのは、11時過ぎ。平日とあって、花見客はほとんどいませんでした。
カブと桜。
堰堤(えんてい)から眺めた貯水池。
奥に貯水池の巡視路があったので歩いてみます。
池の周囲に生えている木々からは新芽が出ています。
ラッパみたいな花。
スミレ。
この黄色い花はあちこちに咲いていました。
ゼンマイっぽいの。
エメラルドグリーンの湖面。
ピンクと緑。
途中で行き止まりになっていました。
再び戻って今度は遊歩道から回っていきます。この道は歩行者しか通れないと思って頭上の桜を眺めながら歩いていたら、目の前に車がいて驚きました。
湖面に浮かぶ鳥居。立入禁止です。
こちらは水門みたいな施設。地図上にも案内マップ上にも書いていなくて、何の施設なのか不明ですが、機械が動作している音は絶えずしていました。
お昼ごはんを食べるよ
貯水池沿いに歩いていくと、やがて謎の東屋を発見。ここでお昼ごはんを食べることにします。
まずはお湯を沸かして、サッポロ一番みそラーメンを投入。そのままでは入らないので割っています。
続いて、もやしとニラを投入。
蓋をしてしばし煮込みます。
トッピングに、家でゆでてきたゆで卵を切って入れます。
さらにコーンも投入。
完成です。
食後の珈琲。
想定外の登山
さて、再び一周目指して歩いていきます。徐々に標高が上がり、眼下に貯水池が広がっています。
集落を通り過ぎ、やがて山道へと変わりました。
道は手入れがされておらず、かなり荒れています。
激しい上り坂をなんとか乗り越えて、山頂に到着。
下りはこの周辺の山々特有の細かい砂利状の石が多く、とても滑りやすいです。
展望台からの眺め。
やっと一周できたー。
山道に入ると、かなり起伏の激しい山道になるので、登山靴などの軽登山装備は必須です。慣れない人はストックもあるとなおいいです。だいたい一周するのに1時間40分は見ておくといいかも知れません。
中央道上野原SAに向かうよ
これから、中央自動車道の談合坂SAに向かいます。もちろん、スーパーカブC125では高速道路を走れないので、下道からです。
大野貯水池から中央道目指して登っていくと、一般道路からサービスエリアにアクセスできる入り口があるのです。駐車場は3台くらいしか停められませんが、道路脇に広いスペースがあり、車を停めることができます。
地元の方たちの車が何台も停まっていて、マイバッグを持った人や犬を連れた人たちが歩いていました。
こちらが談合坂SA。上り方面です。
上り方面は広い芝生になっていて、遊ぶことができます。
建物の外にもテントが出ていて、地場産の野菜が安く売られていたりしています。今回は、野菜とお土産を買いました。
締めくくり
大野貯水池の周辺には、コンビニやスーパーなどの店が一切ないので、飲み物や食べ物は国道20号線沿いのコンビニで予め買っておくことをおすすめします。
談合坂SAは大野貯水池からほど近く、上り方面、下り方面ともに入ることができます。食事したりお土産を買うのに便利なので、大野貯水池に行ったらぜひ行ってみてください。今回は上り方面でしたが、今度は下り方面にも行ってみようと思います。
ご無沙汰しております。ここの所 本業のドライバー業が忙しくて 中々お邪魔出来ませんでした。 このコロナ生活の中で マメに走られてるよーで あまり周りに関わらない一人走りは 案外 楽しめるかも知れませんね👍。 談合坂だけで無く 大概の高速パーキングは裏から入れる事が多いようで 我が家の近所の関越道三芳パーキングも その一つです。特に上りは色々お店の入る商業施設で たまに利用しとります。大概のカブでは味わえない高速グルメや珍しい施設など そこを目的地にするのも イイ☝️かと思います。春先は急な天候変わりもあるので 雨具の装備と雨降りだしたら 無理せず 休憩入れたり スピードを落として無事に生還(笑)出来るよう 気を付けて👮運転なさるよう よろしこです。では。
いのぶーさん
お久しぶりです。いらっしゃいませー。
たいがいのPAって裏から入れたんですね。知りませんでしたー。
高速グルメをカブで味わえるのは嬉しいですね。
春先は天候変わりやすいですね。雨具積んで、無理せず走ります。