自然を満喫できる多摩地区の城跡と都立公園

東京郊外にある都立公園は、意外と広い場所が多くて自然がいっぱいでゆっくり楽しめる場所が多く存在します。
また、東京都内にはその昔、200もの城が存在していたと言われていて、多摩地区にも遺構が残っている城跡があります。

なかなか遠出ができないこのご時世、少しでも自然を散策しながら楽しみたいと思い、1時間以内で行ける多摩地区の都立公園や城跡を訪れてみました。

そこで、くらげが訪れてよかった都立公園と城跡をご紹介します。

八王子城跡(八王子市)

小田原に本拠をおいた小田原北条氏の三代目、氏康の三男、北条氏照が築いた山城です。平成18年に公益財団法人日本城郭協会が運営する「日本100名城」に選定されました。

他の城跡と比べると比較的遺構が残っています。御主殿跡には解説板があり、当時の屋敷の様子を伺い知ることができます。

また、ガイダンス施設もあるので、事前知識なしに楽しむことができます。

ただ、山頂にある本丸に登るには、山道を歩くので登山靴などの軽登山の装備が必要です。

駐車場は比較的広いので、土日祝日でも比較的余裕で停められると思います。ただし、舗装はされていません。

参考 八王子城跡八王子市


滝山城跡(八王子市)

大石定重が1521年(永正18年)に築城し、北条氏康の三男・北条氏照の居城として使われていました。平成29年に公益財団法人日本城郭協会が運営する「日本100名城」に選定されています。
二の丸や本丸、中の丸、馬出などの遺構が残っていて、説明書きも充実しています。八王子城跡と比べると緩やかな丘陵で、敷地はかなり広いので散策するだけでも2時間はかかります。

中の丸跡からは立川方面を一望できます。

尾根伝いに散策できます。

自然たっぷりで人も少なく静かなので、歴史を知らなくてもゆったり過ごせます。くらげは冬に行ったのでとても静寂な場所でした。春になると桜やツツジが咲き乱れるので、お花見の時期に来るのがおすすめ。
駐車場は道路沿いにあってわかりやすいです。すぐ近くにコンビニもあるので、コンビニでお昼ごはんを買って公園内で食べてもいいかも知れません。

参考 都立滝山公園・滝山城跡八王子市

平山城址公園と長沼公園(日野市)

その昔、源氏方の侍大将・平山季重の見張所があったと伝えられる多摩丘陵の一画であることにちなんで、平山城址公園の名がつけられました。遺構は一切ありません。
住宅街の中にあり、京王電鉄の研修施設や大学に隣接していますが、四季折々の自然を楽しめる公園です。

公園内は舗装されていて歩きやすいのですが、比較的起伏があって歩き甲斐があります。

見張所のあった場所からは奥多摩方面の山々が一望できます。

道は舗装されていて歩きやすいです。尾根伝いに歩いていくと、北は多摩動物公園の方まで歩いていくことができます。また、隣の平沼公園にも歩いていけますが、一度尾根から住宅街まで降りないといけないので、地図上では近いけどかなり歩きます。

長沼公園はぐるっと敷地を尾根伝いに散策できます。すぐ下が住宅街で駅も近く、京王線の走る音が走る音が聞こえますが、静かな竹林があったりと自然を満喫できます。また、東屋やベンチもあるので、休憩やご飯を食べることもできます。

参考 平山城址公園公園へ行こう! 参考 長沼公園公園へ行こう!


小野路城跡と小山田緑地(町田市)

小野路城は小山田別当有重が居城である小山田城の支城として築いた城で、子の二郎重義が在城していました。現在は、本丸跡に神社が建てられており、北西部に土塁の跡が残っています。また、小野小町が目を洗って病を治したとされる小町井戸があり、現在もわずかながらの水量が湧き出ています。

隣接している小山田緑地は、本園の他に3つの分園があり、開園面積はおよそ44ヘクタールの広い緑地です。雑木林のほか、草地の広場、トンボ等が生息する水辺があり、散策や自然観察などで一日中楽しむことができます。
みはらし広場の小高い丘からは、富士山から山梨方面の山々まで見渡すことができます。

参考 小山田緑地公園へ行こう!


片倉城跡公園と片倉つどいの森公園(八王子市)

片倉城は室町時代に扇谷上杉氏の家臣、長井氏によって築かれた城です。片倉城跡はカタクリの群生や菖蒲など自然環境と旧跡の保全のために作られた公園で、JR横浜線の片倉駅から歩いてすぐのところに位置しています。

菖蒲とカタクリ群生地。冬に行ったので何もありません。春に行くことをおすすめします。

二の丸広場。非常に広いです。

本丸もそこそこ広さがあります。

片倉つどいの森公園は、片倉城跡公園から歩いて5分くらいのところに位置している公園で、広い原っぱが特徴です。原っぱからは富士山などの山々が一望できます。また、芝生の公園としては珍しく、予約なしでバーベキューができます。

参考 片倉城跡公園八王子市 参考 片倉つどいの森公園八王子市

桜ヶ丘公園(多摩市)

多摩丘陵自然公園内にあり、丘陵と谷間による起伏が激しいためかなり歩き甲斐のある公園です。一周するには2時間位かかります。

敷地内には、明治天皇が狩りでこの地を訪れた際の記念に建てられた旧多摩聖蹟記念館があり、大きな明治天皇の騎馬像が見られます。

富士美の丘からは、富士山などの山々が一望できます。

公園内には春は梅や桜、秋はカエデの紅葉が楽しめます。

駐車場はあまり広くなく、しかもバイク置き場は駐車場の四隅にあるので出し入れが面倒です。大きなバイクだと難しいかも知れません。

参考 桜ヶ丘公園公園へ行こう!

野山北・六道山公園(武蔵村山市・瑞穂町)

都立狭山自然公園の西端にあり、雑木林と谷戸(丘陵に切れ込んだ谷間)の組合せによって、豊かな自然が残された都立で最大面積を誇る公園です。
すぐ近くには「かたくりの湯」という日帰り温泉施設があるので、野山を散策したあとに疲れを癒やすこともできます。

花々が咲き乱れる春に行くと、かたくりの花やミズバショウを見ることができます。

公園内は里山になっていて、昔懐かしい田園風景を見ることができます。

尾根伝いに歩いていくと、30分くらいで瑞穂町の六道山公園に着きます。ここにはレンガ造りの展望台があり、階段を登りきると辺りの景色を一望できます。

公園内をすべて歩くには半日かかりますが、東京とは思えないような森と里山を体験するには最高の公園です。
駐車場は公園内に何箇所かあるので、どこに停めたのか忘れないようにしておいたほうがいいです。

参考 野山北・六道山公園狭山丘陵の都立公園にきてみて!

野川公園(調布市)

国際基督教大学のゴルフ場を昭和49年から買収し、昭和55年6月に開園しました。 調布、小金井、三鷹の三市にまたがり、野川と都道246号線(東八道路)とで三つの地区に分かれています。元はゴルフ場だったため、芝生広場が起伏のあるコース状に広がっています。東八道路を挟んで北側は幹線道路に面しているにも関わらず、国分寺崖線に接していて、豊かな自然が残されています。

野川沿いを歩いて、隣のむさしの公園まで行くこともできます。レトロな電車が走る西武多摩川線の線路を潜っていきます。

自然観察園では、フェンスに覆われて植生が保護されています。入場時間が制限されていますが、時間中は自由に出入りができます。

駐車場は公園の南側にあります。自転車置き場もあって、バイクも停めることができます。

参考 野川公園むさしのの都立公園

府中市郷土の森博物館(府中市)

都立公園ではないのですが、博物館内の敷地は約14万平方メートルもあり、梅園やハナモモなどの四季の花々や庭園、移築された昔の農家や町屋、歴史的な建物など、野外を含めた「森」全体を博物館として楽しめる場所です。

ちょうど梅の花が満開時に行ったので、とても梅の花がきれいでした。

博物館らしく、恐竜もいます。

水辺もあるので夏でも楽しめます。

かなり園内が広いので、ぐるっと廻るだけでも1時間以上はかかります。花の時期にお弁当を持っていって花を見ながら食べるのがおすすめです。駐車場は広いので、満車の心配はそれほどないかもしれません。

参考 府中市郷土の森博物館府中市郷土の森博物館

締めくくり

以上、くらげが行ってよかったと思う都立公園と城跡をご紹介しました。東京でも自然をたっぷり満喫できる公園や歴史を堪能できる城跡はいっぱいあります。
ぜひ、一度訪れてみてください。

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