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トーベ・ヤンソンあけぼの子ども公園と加治丘陵を散策する

埼玉には、埼玉の飯能市にフィンランドの作家トーベ・ヤンソンのムーミン童話をモチーフに作られた公園があります。
存在を知ってから、一度は訪れてみたかったムーミン谷に、今日行ってきました。

トーベ・ヤンソンあけぼの子ども公園は、加治丘陵の中腹に面していて西武池袋線の元加治駅から徒歩20分のところにあります。
今日は、トーベ・ヤンソンあけぼの子ども公園を散策したあと、加治丘陵の茶畑も歩いてみようと思います。

元加治駅から歩く

まずは西武池袋線の各駅停車にゆられて、元加治駅を目指します。駅を降りると歩いてすぐのところで、こんな店を発見。いろり茶屋さんです。お昼ごはんとおやつを仕入れることにします。

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うどんなどのメニューもあり、店の前の椅子で食べれるみたいです。くらげは、おいなりさんと元祖胡麻豆腐まんじゅうを購入。無事にお昼ごはんとおやつも仕入れたので、改めて出発です。

地図が駅前にしかなく、徒歩の人のための案内看板類はいっさいありません。仕方ないので、公園のある丘陵地帯に向かってひたすら登るのみです。

しばらく住宅街を歩いたと思ったら、急に山道に入りました。左に行ったら行き止まりだったので、戻って右の道を進みます。しばらく人が通らなかったのか、蜘蛛の巣があちこち張っていますが、ホソボソと道は続いています。山を超え、谷間を抜け、崖っぷちを進みます。

しばらく歩いていると、右下の眼下に野球場が見えてきました。子どもたちの歓声や、球場のアナウンスも聞こえてきます。どうやら、この下に公園があるようです。
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崖っぷちを抜けたところで、休憩できるベンチを発見。
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お昼ごはん。山菜いなりと、福いなり。そして胡麻豆腐まんじゅう。山菜いなりは、どっさりと具が乗っています。福いなりは、ごまだけのさっぱり系。どちらも甘くないのでおいしいです。

胡麻豆腐まんじゅう。もっちりとした生地の中に、甘さ控えめのつぶ餡が入っています。これもう一個食べたい。
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さて、再びムーミン谷を目指すとします。急に舗装された道になり、すれ違う人たちは気軽な散歩の格好をした人たちがほとんどです。みなさん、「こんにちは」とあいさつして通り過ぎていきます。

途中で道が別れ、あけぼの公園方面は崩落のため通行禁止でしたが、同じ方向に伸びている駿河台大学方面へ進むことにします。しばらく進んでいくと、やがて近くの野球場のアナウンスが聞こえてきました。どうやら、反対側に回ったようです。

やがて、麓に降りたところでようやくあけぼの公園の入り口を発見。

公園内を散策する

公園入口を登っていく途中の足元灯も、なんだかフィンランドっぽい造形をしています。
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これがムーミンハウスです。中には入れますが、混んでいるのでおじゃまするのは諦めました。
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水浴び小屋。こちらも中に入れます。
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園内スピーカーは、鳥の巣箱でカモフラージュ。
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反対側からムーミンハウスを望む。
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ハチに注意の看板も凝っています。
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見晴らし橋。
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トーベ・ヤンソンの生涯を知ることのできる、森の家。
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こども劇場。最近買ったトイデジで撮影。
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周りには、レジャーシートを敷いてピクニックの出来る場所があちこちにあります。子どもたちにとっても、この時期には最高の遊び場所ではないでしょうか。秋の紅葉も見どころのようなので、今度は10月から11月ごろに来ようと思います。

加治丘陵を歩いて八高線の駅を目指す

再びさっき来た道から山の中へ。遊歩道を西の方へ歩いていると、桜台展望園地という看板を見つけました。
ちょっと険しい坂道を登ると、そこには展望台がそびえ立っていました。

階段で3階まで登ると飯能市や入間市はもちろんのこと、遠くは西武ドームや富士山までもが見渡せます。とはいっても、コンデジじゃこれが限界です。
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茶畑に囲まれる

丘陵を降りると、住宅街に出たのでそのまままっすぐ南側に向かうと、小高い丘の上に出ました。ここら一帯は、一面の茶畑です。ここは、狭山茶の産地なのです。

ここからは、”ふれあい茶んぽ道”という散策ルートになります。
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見渡すかぎりの茶畑。どこまで行っても、茶畑。高い電柱のようなものは、霜を防ぐためのファンです。一日中回しています。

まだ摘み取りの時期ではないようで、新芽がいっぱい伸びていました。いつ摘むんだろう。
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山奥でしか茶畑を見ていなかったので、住宅街の近くにこんな茶畑があるというのは、不思議な感じがします。田園風景ならぬ、茶畑風景と言った感じです。

茶畑を抜けて、金子駅へ

見渡すばかりの茶畑が広がる農道を抜け、JR八高線の走る方角へ走る車道へ出ました。ここから真っすぐ行けば、駅の近くにたどり着くはずです。

住宅街の中に、製茶園を見つけました。建物がレトロなので、トイデジで撮ってみました。
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金子駅に到着

しばらく歩いていると、ようやく駅名の看板を発見。せっかくなので、電車が来るまで周辺をうろうろしようかな。そう思って駅に向かっていると、ちょうど電車が入ってきました。

下り電車との待ち合わせで、まだ発車する気配がありません。1時間に2本しか来ない、ローカルな八高線です。これを逃すと、次は30分近く待つことになります。

ということで、そのまま改札を抜けて乗車。ゴールした感動もないまま、帰宅となりました。

まとめ

大きな地図。
ムーミン谷03
歩いたところ。
ムーミン谷04

4 Comments

そらいろくらげ

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ゆうきさん
いらっしゃいませー。さすがゆうきさん、ご存知だったんですね。
埼玉は未知の場所ですね。開拓しがいがあります。

返信する
ゆうき

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これが噂のムーミン谷ですか!
飯能にあったのですね!
埼玉って全然知らないから開拓してみたくなります!

返信する
そらいろくらげ

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よしよしさん
けっこう遠いですよ。2時間は掛かります。
都心から副都心線経由で向かうか、池袋から西武池袋線の始発で向かうか、八王子に出てJR八高線の東飯能で乗り換えるかの3択です。でも、神奈川や東京郊外とは、また違った雰囲気で楽しめます。あの周辺は開拓の余地がありそうです。

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