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スーパーカブC125でひたすら三浦半島の海岸線沿いを走ってみたら回りきれなかった

暑さも一段落した9月下旬。スーパーカブC125で三浦半島を一周することにしました。

コースは、国道16号線で南下しながら途中で東京湾側の海沿いを走り、三崎港に向かいます。三崎港でマグロの刺身を手に入れて、城ヶ島でご飯を炊いてマグロ丼を作って食べます。そして帰りは、相模湾側の海沿いを走って変えるという計画です。

それでは、三浦半島に向けて出発です。

国道16号線をかすめながら南下するよ

環状2号線で屏風ヶ浦に出たあとは、三浦半島の先端を目指して南下していきます。途中、16号線を走ったり離脱したりしながら何度か海沿いに出ようと試みましたが、この辺りは工業地帯のため海岸線に沿って工場が立ち並んでいて、なかなか海沿いに出ることができません。

やがて横須賀市内へと入り、ようやく汐入付近から海沿いを走ることができました。そのまま16号線から離れ、観音崎方面へと進みます。

観音崎公園に立ち寄るよ

しばらくの間、半島の形に沿って進み、やがて観音崎公園に到着しました。

観音崎公園は、三浦半島の東端に位置していて、東京湾、浦賀水道に面しています。明治時代、観音崎各所にレンガ造砲台の建設、東京湾防備の要塞地帯となり、1945年(昭和20年)の終戦まで東京湾要塞地帯として民間人の立ち入りが制限されたため、原生林に近い照葉樹林など自然が随所に残されています。
また、日本最初の洋式灯台となる観音崎灯台は、1869年(明治2年)に初点灯されました。その後2度の地震で倒壊し、現在は3代目にあたります。倒壊した2代目灯台の残骸は灯台下の海岸に残されています。

コロナの影響で駐車場は閉鎖されています。

沖にある建造物は、おそらく軍事施設か何かの遺構と思われます。

海水浴だけでなく、磯遊びもできます。

公園内には前述の灯台や砲台跡、戦没船員の碑、西脇順三郎の文学碑など歴史的、文化的な特色もあって一日中いられそうなほど見どころが満載です。しかし、時間はすでに14時を回り、ここでのんびりしている余裕がないため、今回は割愛します。

三崎港を目指すよ

観音崎を出て、海沿いの観音崎通りを進みます。

そのままずっと海沿いを走ってくれるのかと思ったら、やがて海から遠ざかってしまったので再び住宅街を抜けて海沿いの道を探していると、偶然にも浦賀港に出て浦賀の渡し乗り場を通ることができました。

浦賀から久里浜を抜け、再び海岸線に出ました。日が傾き始めてきて、容赦なく日差しが目に刺さります。

程なくして、134号線に合流。しばらく海沿いを走ったあと、134号線は内陸へと方向を変えたのでそのまま離脱し。海沿いの県道に入ります。

やがて、海から離れると周りは海から畑へと様変わり。全部キャベツ畑です。

せっかくなので、畑の道を走ってみることにしました。全然、カブと畑って違和感ありません。畑仕事しに来たみたいな感じです。

その先をずっと進んでいけば海沿いに出られるかと思ったけど、どんどん道が狭くなって行き止まりになったので引き返しました。

三崎港に到着したよ

元来た道を戻り、再び三崎港を目指して走り出します。松和港を抜け、風力発電の風車が回る丘を抜け、ようやく16時過ぎに三崎港へ到着です。

三崎港には野菜や魚介類が揃っている、うらりマルシェという産直センターがあります。ここで、マグロその他の刺し身を手に入れます。

店内を覗いてみると、三崎漁港とあってほとんどがマグロの冷凍ばかりが売られています。その中で、ようやく切り身のパックを売っている店舗を見つけました。時間が遅いのもあって、1パック1,280円のところを半額のお値段にしてくれたので、迷わず2パック購入。保冷バッグは持ってきているので、発泡剤でくるんでもらって多めに保冷剤を付けてもらいました。

うらりマルシェ
営業時間 さかな館 9:00(日曜7:00)〜17:00
やさい館(土曜・休日9:00)10:00〜17:00
住所 〒238-0243 神奈川県三浦市三崎5丁目3−1
サイト 三崎マグロ 三浦市の産直品売り場 うらり

城ヶ島に向かうよ

さて、これから城ヶ島に向かいます。城ヶ島までは、三崎漁港の上を通っている城ヶ島大橋を渡ります。城ヶ島大橋はもともと有料道路でしたが、去年の4月から無料となっています。原付と徒歩は無料なのでくらげにはあまり関係ないのですが。

島の西端にある駐車場にカブを停めて、磯まで歩いていきます。かつてシーズン中は多くの観光客で賑わった観光スポットですが、近年は観光客の数が減っていて、2018年にリトルカブで来たときにもすでに閑散としていて、このコロナの影響でさらに寂れたに感じます。

すでに日が沈みかけています。

それでは、食べそこねたお昼ごはんを夕飯として作ります。まずは、メスティンでご飯を炊きます。

自宅のベランダで摘んできた産地直送採れたて新鮮の大葉を刻みます。

こちらが、半額のマグロ切り落とし。

ご飯に載せて、醤油をかけたら完成。

ご飯はアルコールストーブを使って炊いたのですが、火加減の調整に失敗して炊きムラができていました。でも、刺し身がおいしいのでいいとします。

帰るよ

城ヶ島を出る頃にはすっかり日も暮れて辺りは真っ暗。しかし、三浦半島はまだ半周しかしていません。帰りは、三崎漁港まで戻って海沿い目指して帰ります。
134号線を北上して鎌倉方面を目指しながら、真っ暗な道を手当り次第、海に通じてそうな道を見つけて走ります。意外と海をかすりながら走れていますが、やっぱり何も見えないので海沿いを走っている気がしません。感じるのはヘルメットの中でかすかに匂う海の香りと潮騒、遠くに見える相模湾沿いの明かりだけ。

ようやく由比ガ浜までたどり着いたところで、三浦半島一周完了です。お疲れさまでした。

ツーリングの様子は動画でもご覧いただけます。


おさらい

走行距離=204.4km

2 Comments

いのぶー

毎度 お疲れ様🙇です。だいぶ足伸ばしましたね。 三浦半島はカインズホームの納品に行ったくらいで あまり縁が無いです。行きたいとこの一つで 先を越されました。さてマグロ🐟丼 米炊きからスタートとは 自分なら我慢出来ないから ほか弁のライスでガッツリですな きっと(笑)。新型C125出ましたが 可愛がってあげて下さい🙇 また夜道は何が起きるか分からないので くれぐれも気を付けて👮下さい。では。

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