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三浦半島の低山岳地帯 三浦アルプスを歩く【逗子から田浦まで】

毎年寒い時期になると楽しんでいた登山ですが、新型コロナが蔓延してからしばらくの間登れずにいました。
しばらく登らないと次に登るときに辛くなります。そこで、トレーニングを兼ねて超低山を登ることにしました。

三浦アルプスってなに?

今回選んだのは三浦アルプス。三浦アルプスとは、三浦半島北部の低山が点在している地帯です。この点在している山々をつないで歩くのが、三浦アルプスです。コースには何コースかあります。

詳しくは下記サイトをご確認ください。
MIURA ALPS PROJECT

なお、紙の地図は登山地図のようにあまり詳しいコース詳細は載っていないので、GPSやYAMAPアプリのマップを併用するのがおすすめです。
トイレはほぼありません。水場もないので暑い時期は多めに持ち歩いたほうがいいです。

今回選んだのは相模湾側にあるJR横須賀線逗子駅から阿部倉山、二子山を登り、東京湾側にある京浜急行田浦駅まで降りる半島横断コースです。所要時間は休憩を含めて約4時間を想定しています。きつくなくちょうどいいコース時間です。

逗子駅を出発するよ

逗子駅から登山口まではバスを利用します。その前にセブンイレブンのネットプリントで登山コースのマップを印刷します。

しかし、駅前にセブンイレブンがなく、仕方なく近くのセブンイレブンまで歩くこと10分。ようやくセブンイレブンに到着。しかし、マルチコピー機の利用者がいて、ここで5分ほど待ちました。ようやく空いたと思ったら、今度はスマホからのプリントの仕方がわからない。ようやくプリントできたのは10分後。

すでにバスに乗ろうとしていた路線の半分くらいは来てしまったので、バスには乗らずに直接歩いて向かいます。バス停に着いたのは、すでに13時を回っていました。

バス停から登山口までは、15分くらいかかります。住宅街をひたすら歩いて、ようやく登山口に到着。13時30分。ようやく登山開始です。
普通の山登りだったら、すでに下山を開始している時刻です。もし日没に間に合わなかったら、エスケープルートで下山します。

登山開始するよ

幹線道路から住宅街に入ると、民家の脇に突然登山口が現れました。

しばらく登ると、さっきまでの街の景色が嘘のように山の景色に変わりました。とはいえ、幹線道路が近いので街の喧騒は聞こえてきます。

あと少しで山頂です。

登山開始後30分で、阿部倉山の山頂に到着。特に眺望はなく、周りは木々に囲まれて鬱蒼としています。日陰なので肌寒いです。

二子山に向かうよ

少し休憩して、すぐに二子山へ出発。阿部倉山までは数名の登山者に会いましたが、二子山へ向かうルートでは誰にも出会いません。

倒木が道を塞いでいます。

道も思った以上に傾斜がきつく、途中ロープを使う場面もあります。

二子山なので、一度ピークを登ったあと、急激に急降下。降りた分だけまた登ります。

途中に何度も写真を撮るために立ち止まったりしていたので大幅にコース時間が掛かり、展望台のある二子山山頂に到着したのは15時になってしまいました。

山頂からの眺め。空の黒い点々はカメラのセンサーに付いたゴミたちです。

ここでようやくお待ちかねのお昼ご飯。シンプルにカップ麺です。

展望台からは、みなとみらいの超高層ビル群が見えます。

こちらは三浦半島の南側。観音崎灯台が小さく見えます。

葉山中継所の電波塔。

この時期は日が落ちるのが早いです。

下山するよ

そろそろ日没の時間が迫ってきています。ヘッドライトを持ってきていないので、急がないと。

なんの植物だろう。

途中で出会った馬頭観音様。どうぞ無事に下山できますように。

夕闇にそびえ立つ鉄塔。

気は焦りますが、急ぐと危ないので落ち着いて行動します。すでに街中は明かりが灯り始めていますが、まだぎりぎり足元は見えています。エスケープルートを選択することも考えながら道を進んでいきます。

40分ほど歩き、ようやく街が見えてきました。なんとか間に合うかも知れない。

さらに歩くこと数十分。あとわずかで日没を迎えようとする直前に山を降りることができました。危なかった。
登山口からは、街灯のある道を歩いて京急田浦駅まで向かいます。街の明かりが眩しい。登山口から歩くこと20分。無事に京急田浦駅に到着しました。


締めくくり

今回は超低山で街中ということもあって、ヘッドライトは持っていかず、出発時間が昼過ぎ、のんびり歩きすぎて日没直前になるという、山登りではやってはいけないことをしてしまいました。

三浦アルプスのルートは有名な登山ルートと比べるとしっかり整備されているわけではなく、道標も少ないので道がわかりにくいために遭難も年に数件発生しています。午前中には出発し、地図とスマフォで位置を確認しながら余裕を持って登ることをおすすめします。

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