こんにゃく座の魔法の笛

今日の舞台
オペラシアターこんにゃく座『魔法の笛』@俳優座劇場

魔法の笛は存知モーツァルトのオペラ、魔笛です。しかし、こんにゃく座の魔法の笛は、ひと味違います。登場人物の中には、魔笛を書いたモーツァルト、そしてオペラ台本を書いて上演しているシカネーダー一座が登場します。そして、その一座が魔笛を上演するのです。

舞台上には、大きなアーチ状に湾曲した木材が舞台を囲うようにそびえ立っています。その上手側にはピアノ、クラリネット、ヴァイオリン、フルートのカルテットが舞台を支えます。
開演とともに現れたのは、シカネーダー一座。モーツァルトの死を悼み、そして魔笛が生まれた時のことを思い出す一座。そして、モーツァルトとともに魔笛の上演が始まります。

序曲とともに、魔笛が開演。
序曲とともに、思い出す15年前。

魔笛は、くらげにとって思い入れのある作品です。15年前に1年半だけいた学校公演の劇団で上演されていた作品なのです。主に小学校高学年から中学校向けにアレンジされていて上演時間は60分なので、登場人物も歌もストーリーもかなり簡略化されていました。上演回数は少なかったのですが、それでも歌詞は今でも思い出すことができます。
魔笛の原曲はドイツ語のため、日本語での上演は訳詞次第で変わります。くらげのいた劇団では、子供向けだったため非常にわかりやす簡略化された歌詞でしたが、こんにゃく座も音楽監督の林光さんの歌詞がとてもわかりやすくて聴きやすく感じました。

そしてやっぱり、モーツァルトの音楽はとても不思議な魅力を持っています。
それから、やっぱり忘れてはならないシカネーダー。実を言うと、この魔笛という作品がシカネーダーという人の手で書かれたというのをこの作品で初めて知りました。

魔笛という作品だけを観るのではなく、シカネーダー一座という視点で上演されるこの作品を通じて、たくさんの人に愛されたモーツァルトと魔笛について深く感じることができました。

ただ、改めて魔笛に出てくる3人の少年はいったいどっちの味方なのだろうとか、いろいろ疑問も増えたのですが。



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