今までずっと、下腹部がぽっこりしているのは便秘のせいだと思っていたのですが、検査を受けたらでっかい子宮筋腫だったことが発覚しました。
子宮筋腫になると、PMS(月経前症候群)の症状がひどくなったり、月経過多や激しい月経痛を伴うと言われています。しかし、それまで一度もそういった症状がなかったため、子宮筋腫だとは思っていませんでした。
無症状だったにも関わらず、筋腫と発覚したのはたまたま別の症状で婦人科を受診したからです。おそらく、自婦人科を受診しなかったら、かなり大きくなるまで筋腫に気づかなかったかもしれません。
この記事では、婦人科を受診してから、MRI検査と結果を聞くまでの経緯を書いていきます。
子宮筋腫とは
子宮筋腫は、その名の通り子宮にできる良性の腫瘍です。4人に1人はかかると言われ、原因はまだはっきりと解明されていません。
筋腫の種類は、筋層内筋腫、漿膜下(しょうまくか)筋腫、粘膜下筋腫、頸部筋腫の4つです。子宮筋腫の症状は、生理中の大量出血、不正出血、ひどい生理痛などが主ですが、筋腫の大きさ、発生した部分、成長する方向などによってさまざまあります。
子宮の外側に発育する漿膜下筋腫(しょうまくかきんしゅ)などは、過多月経や貧血などの症状が出ないため、無症状の人もいます。
くらげの場合は以上のような症状が全くないため、子宮筋腫だとは思っていませんでした。
別の症状で筋腫発覚
お腹がぽっこりし始めたのは、ここ1〜2年位。ちょうど腸の位置で、右側だけがぽっこりと盛り上がっています。もともとそこまでひどい便秘ではないのですが、1日出ない時もあるため便秘のせいだと思っていました。
2週間ほど前、ちょっと気になることがあったので、婦人科のあるクリニックへ向かいます。その際、ついでにお腹のポッコリが気になると言うと、内診台で診てもらうことになりました。
ぽっこりを触るなり、「これは大きいな」と先生。さらに超音波検査を受けた結果、筋腫と判明。さらに大きな病院で診てもらうことになり、紹介状を書いてもらい、総合病院で改めて診察となりました。
総合病院での診察ではまぎれもなく子宮筋腫でしたが、念のため子宮がん検診と精密検査のため、MRI検査を受けることになりました。
産婦人科での検診後、採血をして診察は終了しました。
MRI検査を受ける
MRI検査というのは、日本語で磁気共鳴画像診断装置という磁力で体内の断面を隈なく撮影する、大きな検査機器です。
トンネル状の形をしており、ベッドに横たわった状態でトンネル内に入り撮影します。
検査まで
検査前5時間は飲食不可ですが、水なら大丈夫です。診察時間の20分前には受付を済ませておきます。
事前に問診票に、既往症や手術歴、アレルギーの有無などを書いておき、受付に提出。
そして、呼ばれたら検査着に着替えるのですが、前の人が時間がかかっていて、20分くらい待ちました。婦人系の撮影の場合には尿を溜めておかないといけないとのことで、よほど漏れそうな場合を除いて、トイレには行けません。
検査着は、よく見るタイプの前を結ぶやつです。検査時には強力な磁力を浴びるため、金属類は一切身に付けられません。ラメの入ったアイシャドウやマスカラも不可です。下着は、上は外しますが下は履いたままでも大丈夫です。
検査室へ入る
検査室は、磁力を遮る分厚い金属製の扉の先にあります。非常に広い空間で、部屋の真ん中にMRIが鎮座しています。
ベッドの上に仰向けに寝て、お腹の上にカメラの入ったクッションを載せ、固定するための板を載せてベルトで拘束。腕は胸の上に置き、手には緊急用のブザーを持ちます。
また、トンネルの中に入ると非常に大きな音を発するため、耳にヘッドフォンを装着します。
いよいよトンネル内へ
ベッドが動き、トンネル内に入ります。
閉所恐怖症の方は検査ができないほどの狭い空間ですが、くらげはなんだか落ち着いてこのまま眠れそうな狭さです。
検査が始まるとともに聞こえてきた、トンネル内の騒音。よくMRIの動作音は工事現場の音と例えられていますが、まさにそんな感じです。すぐ耳元で、工事が始まりました。
うとうとしているうちに終わるだろうと思っていたけど、さすがにこれではうとうとできません。一瞬シーンと静まり返りますが、すぐにまた騒音が始まります。
この騒音は、撮影する写真の厚みや位置などを決めるために必要な傾斜磁場コイルへ電源の入り切りを繰り返すため、コイルが伸縮して出る音だそうです。
検査中は、動いてしまうと画像がぶれてしまうため身動きもせずじっとしているのですが、動いちゃいけないと言われるとなんだかムズムズしてきます。頭掻きたい。
20分位で、検査は終了。すぐに着替えて、お会計となりました。検査費用は、7,000円ほどでした。造影剤を使用した検査だと、もっと高くなるようです。
一週間後に結果を聞く
検査の結果は、多発性筋腫でした。多発性筋腫とは、筋腫が複数できている状態のことを言います。がん検査の方は問題ありませんでした。
MRI写真を見せてもらうと、子宮よりも大きなコブが鈴なり状態です。子宮は鶏卵ほどの大きさです。子宮よりも大きな卵2個分、3個分の大きさの筋腫が横から見ても前から見てもごろごろ発生しているのです。
ただ、筋腫特有の症状は今のところ出ていないため今すぐ手術の必要はなく、1年に一度筋腫の大きさを確認するために検診を受けることになりました。
今後について
子宮筋腫は、ぽつんと一つだけできるのではなく大小様々な大きさのものが発生することがほとんどで、8割以上の方が多発性筋腫と診断されます。
手術をする場合は、筋腫だけを切除するのは出血が多くなるため、子宮まるごと切除をする必要があります。子宮を切除するのは嫌なので、まずは身体を大切に過ごしながら様子を見ていくつもりです。
やっぱり子宮を切除するのは絶対嫌なので、もし筋腫が大きくなった場合はセカンドオピニオンも取って考えていきたいと思います。
お腹が出てるので、最近ダイエットしてるんですよでも下っ腹だけ全然減っこまなくて、もともと便秘なので、便がでやすくなるお茶とか飲んでて、次の日の朝とか出るんですけど、下っ腹はへこまないんですよね、20歳になってなくても子宮筋腫になりますか??
それと、子宮筋腫って触った感じ硬いですか??
しろらばさん。
いらっしゃいませー。
デリケートなお話なので記載にあったメルアドにgmailから送らせていただいたのですが、エラーで返って来てしまったのでコメントで対応させていただきます。
20歳になっていなくても子宮筋腫になるかどうかは、医療関係者ではないのでわかりません。
触った感じはゴツゴツしていて硬いです。寝た状態で触るのが一番わかりやすいかもしれません。
ただ、素人判断は大変危険なので心配だったらまず病院へ行って婦人科の診察を受けてください。
小さな病院だとエコー検査しか受けられないので、市民病院や総合病院、大学病院など大きな病院で受診してください。
遠いようであれば一度近くの婦人科病院で診察を受けて紹介状を書いてもらうといいでしょう。
触診やエコー検査で子宮筋腫の疑いがあったら、MRI検査を受けることになります。
行くまでに悩んでしまうかもしれませんが、受けて結果が出たほうが安心できると思います。
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シンバルさん
大事にします。
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お大事に。
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kenzoさん
いらっしゃいませー。
婦人科に関してはまったく健診したことがなかったのですが、今回はすぐに病院へ行ったので良かったと思います。おかしいと思ったらまず検査を受けることが大切だと実感しました。今は会社員ではないのでなおさらです。
まずは、MRI検査の結果が出るまで安心はできませんが、なにもないことを信じています。
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あら、大丈夫ですか?
定期検診ってほんと大切ですよね。
大事に至らず、早く良くなりますようにm(_ _)m
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みかんうさぎさん
いらっしゃいませー。
生活習慣や食事には気を使っていたんですけどねー。
もうちょっと自分労ってあげないとと実感しました。
みかんうさぎさんも、体調に気を付けて過ごしてくださいね。
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おはようございます。
子宮筋腫などの婦人科系トラブル、
最近国民病レベルに多いですよねー。
私も毎年検診時はドキドキです。
昨年「下腹部張ってますねー」
と言われて再検診くらいましたが、
運よく問題無しでした。
エストロゲンが多いと婦人系のトラブル
引き起こしやすいらしいので、生活習慣を
いろいろ気をつけてます。
くらげさんも大ごとにならないようお祈りしています。