高校演劇大会を横で見守る仕事

今日は、秋季高等学校演劇発表会の見守り役です。

音響照明調整室で高校生がオペレートするのを見守ります。大会のため、何かあっても手は出せません。ただ見守るだけです。

このホールでは、昨日が5校、今日が3校の上演です。大道具の設営、照明音響の操作、ホール担当者への緞帳の上げ下ろしの指示はすべて生徒が行います。
大会前日2日間にリハーサルを行い、リハ中にセットの位置決めや音量チェック、明かりづくりを済ませています。なので、生徒たちはリハーサル通りに操作をするだけです。
なので、基本的にくらげはほとんど見守るだけなのです。

10時に大会が開演し、まずは1校目。生徒たちはとても冷静に落ち着いて操作をしています。なので、くらげは横の机で来週の芝居の台本を読んでいました。
無事に時間内に上演が終了し、15分の休憩中に2校目の転換に入ります。2校目は、セットは少ないのですがiPadで音出し、ピンスポットの使用と内容盛り沢山です。照明担当の生徒が2人、音響担当が2人、ピンスポット担当が2人と一気に調整室内が賑やかになりました。先生も調光室に来ていますが、照明担当の先輩がとても落ち着いて後輩たちに指示を出しているため、こちらも安心して見守ります。

調光を担当する後輩が一箇所ミスをしたらしく、終わって涙ぐんでいる姿がくらげの高校時代を思い出させます。
高校では3年間ピンスポットの操作を担当していたのですが、くらげは今と変わらず落ち着きがなくてすぐにパニックになる性質のため、よく失敗しては落ち込んでいました。そして、同じピンスポット担当の後輩にもきつく当たっていたので、後輩もよく泣いていました。ああ、思い出すだけで酸っぱい。

そして、3校目。こちらは、高校演劇らしくパネルと人形という支柱でセットを組みます。音響と照明は男子のみ。さっきの高校の賑やかさがウソのように静かな調整室です。
この学校の生徒も、先輩が後ろに付いて落ち着いた操作をしていたので、上演台本を読みながら途中意識が遠のくほどでした。

3校の上演が終わった後は、バラシと掃除をしてから、別室で講評と審査発表が行われます。残念ながら、各校の講評を聴きながら、どこの学校が優秀賞で次の大きな大会に進出できるか予想する楽しみが味わえないのです。

2時間ほどして、講評と審査結果の発表が終わり、3校目の生徒が泣きながら搬出に来ました。どうやらこの学校が最終愁傷を獲得したようです。確かに、ラストシーンが印象的でした。おめでとう、次の大会はハードル上がるけどがんばれ。

高校演劇に関わると、自分が照明の道を目指した原点なので初心に帰ってがんばろうという気持ちになります。
技術も初心に帰らないようにがんばります。

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