秩父市内にはいくつも温泉旅館がありますが、中でも新木鉱泉旅館は数ある旅館の中でも評判のいい宿の一つです。
新木鉱泉は秩父七湯の一つに数えられていて、文政10年より御代の湯という名で親しまれていました。湯質が肌に良い事から女性に人気があり、別名美人の湯とも言われています。
1月に秩父三大氷柱を3箇所周って見るため、宿泊先として選んだのがこの新木鉱泉旅館です。
今回泊まってみてその良さを実感したので、お伝えしていこうと思います。
新木鉱泉へのアクセス
新木鉱泉へは車かバイクだと国道299号線から県道11号線に入るか、国道140号線から県道82号線、経由で11号線に入り、大きな案内看板を目印に路地に入ります。県道からは結構入り組んだ路地を入るので、大きな車やバイクだとちょっと大変かもしれません。
公共交通機関だと、西武秩父駅から「定峰峠入口」もしくは「定峰」行きのバスに乗って20分くらいです。
路地を進んでいくと、目印の大きな看板があります。
駐車場はかなり広いです。昨夜は日が落ちて暗かったので、どこに停めていいのかわからなくて遠くに停めてしまいました。
あとでフロントに聞いたら、建物の前にバイクを停めていいとのことでした。
歴史を感じさせる建物です。
ここがお風呂。屋根続きの離れになっています。
今回泊まったお部屋はこんな感じ
予約は楽天トラベルでしました。プランは「禁煙 和室12畳間 シャワートイレ付・2階のお部屋」です。食事はなしの素泊まりです。部屋数がそれほど多くないにも関わらず人気の宿なので、直近だと予約できないこともあります。
秩父七湯『御代の湯』 新木鉱泉旅館|楽天トラベル
なんといっても掘りごたつ付きというのが魅力的です。お布団もチェックインした時点で敷いてありますが、12畳もあるので狭さを感じません。
ただ、窓が部屋一面にあって障子のみなので、朝は光が思い切り入ってきて明るいです。飲んだくれてギリギリまで寝ていようという人には厳しいかも知れません。
外からの眺めはこんな感じ。見渡す限りの山と畑。まるで田舎のおうちに来たみたいです。
用意してあるアメニティは、こんな感じ。カゴの中にバスタオルとタオル、足袋ソックスが入っていました。
浴衣ではなく、上下に別れていて作務衣みたいな部屋着です。
部屋のトイレはユニットバスになっています。
部屋にはWi-Fiが飛んでいるので、タブレットやPCを持ってきてこたつに入りながら動画を鑑賞することができます。今回、くらげはのんびりお酒を飲みながら動画を観たかったので、スーパーでお酒とおつまみを買ってきてのんびりつまんで飲みながら動画鑑賞して時間を過ごしました。
ちなみに、周りに飲食店はほとんどなく、コンビニも徒歩15分なので予め買ってきておいたほうが無難です。西武秩父駅近くに大きなショッピングモールがあって、そこにヤオコーというスーパーが入っています。
旅館にレンジはないので、温めが必要なものは食べられません。冷蔵庫はあるので、お酒の買い置きは大丈夫です。
温泉に入った感想
新木鉱泉には「御代の湯」という名前が付いています。名前の由来は以下の通り。
創業文政10年! 西暦1827年・第11代将軍 徳川 家斉(とくがわ いえなり)の時代、 当館から徒歩3分のところにある恒持神社の神様が初代おきくばあさんの夢枕にたち そのお導きで発見したのがこの「御代の湯」!! 近隣の人々に入浴させたところ万病に効くと、たちまち評判が伝わり、以来、現在まで多くの人々に親しまれてまいりました。 泉質は“単純硫黄冷鉱泉” 源泉温度約15℃ 加温。 大変滑らかな湯で、つるっとした卵の白身のような肌ざわりから「卵水」(たまごみず)とも呼ばれます。 神経痛・リウマチ・胃腸病・冷性・外傷良いとされ、 何より「すべすべのお肌」になることから美容に効果があることで知られております。お風呂|<秩父七湯>御代の湯 新木鉱泉
いかにもご利益の有りそうなありがたみのある鉱泉です。泉質は単純硫黄冷鉱泉(低張性・アルカリ性・冷鉱泉)です。
18時過ぎにチェックインしてからすぐにお風呂に行ったのですが、ちょうど夕飯の時間とあって誰もおらず、貸し切り状態でした。
離れのお風呂には、入ってすぐのところにコインロッカーと板の間の休憩スペースがあります。自販機もあるので、湯上がりにここでまったり過ごすのもいいかも知れません。
カランは8個くらいあって、大きな内湯が一つ。内湯の注ぎ口には観音様が飾られていて、思わず拝みたくなります。あとから親子が来ましたが、あまりのお湯の気持ちよさに観音様にお礼を言っていました。それくらい気持ちがいいお湯です。
内湯は大きな浴槽が一つ。それととても狭いサウナがあり、サウナ後に身体を冷やすための冷鉱泉の源泉が注がれている小さな浴槽があります。冷鉱泉は蛇口を捻って出します。15度位なのでそれほど冷たくはないのですが、それでも浸かる気にはなれず顔を洗って足にかけるだけにしておきました。
外には狭めの露天風呂が2つあります。冬はすぐに冷めるため、アルミの蓋がしてあります。サウナで火照った身体を冷やすのに外気はとても気持ちがいいです。
締めくくり
この旅館を知ったのは、一人旅でよく温泉旅館に泊まっている方のブログを読んだのがきっかけです。
参考
埼玉県 新木鉱泉旅館宿泊記 サウナの後に源泉100%の冷鉱泉に浸かれる!秩父の宿に一人泊山と温泉のきろく
冬は部屋が掘りごたつなのとお湯がとてもいいと書いてあったので期待していたのですが、期待通りの宿でした。また機会があれば泊まってみたいと思います。今度は食事付きにしたいな。
場所 | 秩父七湯『御代の湯』 新木鉱泉旅館 |
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営業時間 | チェックイン15:00〜18:00 チェックアウト10:00 |
駐車場 | あり(すごく広い) |
住所 | 〒368-0004 埼玉県秩父市山田1538番地 |
サイト | 秩父七湯『御代の湯』 新木鉱泉旅館 |
ユニットバスの鏡に座敷わらしが写ってる……….
( ; ゜Д゜)
マジェスティSさん
わ〜ほんとだ〜(。゚ω゚)
食べログに衝撃的写真あり😅。
ステップバン(昔の軽自動車) は かなり好きなようで プラモが店内を囲ってます。バイクも古いバイク達が 客より大きいスペース取ってます(笑)。まぁ 次は是非とも。山盛りもやしの味噌ラーメンがあなたを待ってます。チャーハンも(笑)。
お 惜しい そこまで行ったなら 是非とも 悦楽園に行って欲しかった😅。299号 芝桜の公園手前のひなびた食堂兼ラーメン🍜🍥屋さん 何せ盛りが良い まぁクラゲさんに勧めるのは そこではなく まずライダーは注文すると コーラ一杯サービス(現在は?) それと店内です。店内の半分が完全な私設博物館。