生演奏ミュージカルの照明現場〜第3・4日目〜

生演奏ミュージカルのお仕事レポート、本番は初日と最終日をまとめてお送りします。だんだん書くのがめんど・・・ごほごほ何でもありません。

初日

ようやく初日の4日は、午前中に昨日の場当たりの続きとゲネプロ、そして18時30分に初日の幕が開きます。
毎日都心に9時入りだと、ちょうど登り電車も山手線も超ラッシュに当たります。四方からぎゅうぎゅうに押されてぺたんこになりそうです。ぐったり(ノ;_ _)ノ =3

ホールに入ったら、すぐにチェックをして昨日の場当たりの続き、場当たり後はそのままゲネの準備をしてすぐにゲネプロが始まりました。今回の公演では、稽古場での最終稽古で決まっていないことが多かったため、小屋入りしてからは場当たり中心の稽古となっています。そのため、小屋入りしてから初めて最初から最後まで通すことになります。

場当たりをずっとやっていたのもあって、調子がつかめずゲネではぼろぼろ状態。本番ではそのままゲネでの状態を引きずってしまい、初日の公演はいいものとは言えない出来になってしまいました。
さて、気を取り直して楽日は良い舞台を作ることにしよう。

最終日

2日目、公演2回目で千秋楽でもあります。昨日のデータ修正やバラシ打ち合わせもあり、最終日も結局9時入り。しくしく。

今日は、劇団に関係のある大学サークルのスタッフチームが見学にやってきます。開場前に来て、そのまま観劇してバラシも手伝ってくれることになっています。せっかくなので、ここで簡単な照明講習を開催いたします。
調光室に、サークルで照明を担当している大学生に「これが調光卓で、この部分はサブマスターです」などと説明していると、バンドの音響チェックが始まってしまいました。バンドの音に負けないように、くらげも声を張り上げながら各部の説明をしていきます。

短い時間の説明だったので、どれだけ理解してもらえたかは不明ですが、一人だけ食い入るように説明を聞いていた学生さんが、そのまま調光室で本番を観ることになりました。本当は全員調光室にいてもらいたかったのですが、狭すぎて一人が限界なのです。

本番中は学生さんが見ているのもあって少々緊張しましたが、昨日の失敗はすべて返上。やっとプランどおりの操作をすることができました。

バラシ

バラシは、前回の時は人が捕まらずへとへとになりましたが、今回は前の会社の後輩に来てもらうことができました。手伝いの学生さんへの指示はすべて後輩におまかせし、くらげはくらげじゃないとわからないところだけに集中してバラシをしていました。おかげで、1時間足らずで照明はすべて作業を終えることができました。

ありがとう、後輩。とっても助かった。

照明写真

十字架

このお芝居では、教会のシーンが何箇所か入ります。最初はドロップがない状態だったので、教会のシーンでバックに十字架の照明を出すことにしていました。機材はソースフォー。ホールにはないのでレンタルです。種板は自作です。

急遽ドロップ幕を吊ることになりどうしたものかと思案していましたが、ちょうどミッション系の学校ということでマリア様に当てることで解決しました。
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教会の明かり

これも、最初はホリに当てる予定でいた、ろうそくのような明かり。このホールでは、袖幕の後ろに反響板の側反が横向きに収納された状態になります。この壁を利用して、教会の下から照らされた明かりを出すことにしました。

使用機材は、T-1です。あえてフィラメントが出るまで絞った状態で壁を照らしました。
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舞台上部

全て、レンズスポットです。ホリゾントライトはアッパーホリゾントのみ。ロアーホリゾントはスペースの関係で使っていません。

煙なしでレンズスポットのみのミュージカル照明はそうそうないと思います。
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今回は舞台監督さんやキリンさん、後輩に助けてもらいながら、楽しく仕事ができました。やっぱり、芝居は楽しいな。

打ち上げ

飲んだくれて、あやうく終電を逃すところでしたが、なんとか終電に乗れました。記憶?そんなんどっかに捨ててきてやったさ。

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