宮ケ瀬ダムを見学するために、愛川町のあいかわ公園を訪れてみました。
宮ケ瀬ダムってどんなダム?
宮ケ瀬ダムは、神奈川県愛川町、清川村、相模原市の3つの市町村にまたがる重力式コンクリートダムで、治水や飲料水の確保のために計画され、2000年に竣工しました。
堤高は156m、堤体積は206万立方メートルあり、国内の重力式コンクリートダムの中で堤高は第2位、堤体積は国内最大規模を誇る大規模ダムです。
ダム湖の周囲にはぐるりと取り囲むように道路が整備され、週末は多くの車やバイクが訪れる観光地になっています。
あいかわ公園の駐車場
駐車場内を入ってすぐ左側にバイク駐輪場があります。駐車台数は不明ですが、18台くらいは停められると思います。
平日は無料ですが、休日だと有料になります。
週末は多くの家族連れで駐車場が混雑しますが、平日夕方に訪れると駐車場はガラガラなのでどこにでも停め放題です。
ダムを見学するよ
宮ヶ瀬ダムに向かいます。
宮ヶ瀬ダムから800mの下流には、石小屋ダムという副ダムがあります。宮ケ瀬ダムと比べるととても小さくて可愛らしいダムです。
橋の上からダムを覗けます。
反対側から見た石小屋ダム。どこか昔からあるレトロなダムのように感じます。
続いて、宮ヶ瀬ダムに向かいます。石小屋ダムからは徒歩5分くらいです。公園入口からだと約15分です。意外と歩きます。
公園入口から宮ヶ瀬ダムの下までは愛ちゃん号という有料のロードトレインが走っています。
新石小屋橋の上を走る愛ちゃん号。
途中には大沢の滝という小さな滝を見ることができます。
こちらが宮ケ瀬ダム。
橋から、さっき歩いてきたルートを振り返ります。宮ヶ瀬ダムから続く中津川が石小屋ダムに流れています。
ここからダムの上に向かいます。
インクラインという、ダム工事の際に使用したダンプトラック搭載型インクラインの一部を活用し設置されたケーブルカーに乗って上まで行くこともできますが、今回はエレベーターに乗ります。
ダム下のこんな通路を通ってエレベーターホールに向かいます。中はとてもひんやりとしています。夏でも平均気温は15度くらいなんだとか。
ダムの天端までの所要時間は、約3分くらい。
こちらが宮ヶ瀬ダムの天端。めっちゃくちゃ広いです。
天端からダム湖の宮ヶ瀬湖を望みます。周囲を走る道路はツーリングスポットになっているので、始終バイクのエンジン音が鳴り響いていました。
天端には「水とエネルギー館」という宮ケ瀬ダムについて詳しく知ることのできる資料館があります。今回は時間が遅かったので寄りませんでした。
水とエネルギー館
帰りは、エレベーターで降りてもいいのですが、歩いてあいかわ公園まで戻ることもできます。公園内を散策できるので、歩いて戻ることをおすすめします。
あいかわ公園を散策するよ
子どもが喜んで遊びそうな噴水。
訪れたのは5月下旬。ちょうどカルミアという花が咲いていました。
こちらはヤマボウシ。
ウッドデッキの敷かれた散策路を歩きます。
ちょっと一休み。近くのオギノパンで買った揚げパンをいただきます。
公園内でのんびりしすぎて、気付けばもう駐車場が閉まる時間。急いで戻り、なんとか閉場ギリギリで脱出できました。
締めくくり
宮ヶ瀬ダムは周囲を走って楽しむことが多いのですが、こうして立ち止まってのんびり歩いてみるのもいいものだなと実感しました。
国道412号線沿いにはコンビニや揚げパンで有名なオギノパンもあるので、お昼を買って公園内で食べるのもおすすめです。
場所 | あいかわ公園 |
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営業時間 | 8:30~18:00(4月~9月) 8:30~17:00(10月~3月) |
駐車場 | あり 普通車:500円 大型・中型:1,500円 二輪車:100円 土・日・祝日及びゴールデン・ウィーク、夏休み、春休みは有料 |
住所 | 〒243-0307 神奈川県愛甲郡愛川町半原5423 |
サイト | 神奈川県立あいかわ公園 |