神奈川の西部には2箇所の滝があります。
今回はそのうちの一つ、洒水の滝に行ってきました。
訪れたのは、6月上旬の夕方です。
洒水の滝ってどんなところ?
神奈川県西部を流れる二級河川の酒匂川の支流、滝沢川にあります。1979年にかながわの景勝50選、1985年に名水百選、1990年に日本の滝百選、2001年にかながわ未来遺産100に選ばれた名瀑です。
かつては滝のふもとまで遊歩道が整備されており、身近で水しぶきを浴びることができましたが、2004年に相次いで落石が発生し立ち入り禁止になりました。
2022年、ようやく新しい遊歩道と滝を鑑賞できる展望台が整備されて一般公開されました。
駐車場
駐車場は滝の入口付近にあります。滝沢川の手前は舗装されていて、トイレも完備されています。
滝を渡ったところにも駐車場がありますが、こちらは舗装されていないためバイクの方は手前の駐車場に停めることをおすすめします。
特にバイク置き場はないので、空いているところに停めてください。
滝を下から見るよ
洒水の滝までは、駐車場から8分くらい歩きます。
駐車場近くには旅館やカフェもあります。
沢沿いの道には、木彫りの動物たちがあちこちにいます。
まずは、旧遊歩道の方に向かい、滝を下から眺めます。
湧き水が出ているところもあって、飲むことができます。
新緑の中でひときわ目立つ、赤い橋。かつては赤い橋を渡って滝の麓近くまで寄ることができました。
今は落石多発のため封鎖されていて、通ることはできません。橋の上にも落石があります。
新遊歩道から滝を眺めるよ
新遊歩道は沢沿いの遊歩道の途中にある階段を登っていきます。段数は200段以上。登ってきた階段を上から眺めます。
展望台からの眺めはこんな感じ。
滝の中腹から眺められます。麓が見れなくなったのは残念ですが、これはこれで楽しむことができました。
帰りにあじさいの道を通って帰る
遮水の滝の近くに、「内山・棚田 清流さんぽみち」という田園風景とあじさいが鑑賞できる場所があります。帰り道にちょっと立ち寄ってみました。
ちょうど夕日が水田に差し込んで、いい雰囲気。
あじさいもちょうど見頃です。
この時期ならではの光景が広がっているので、ぜひ立ち寄ってみてください。
ただし、このさんぽみちはそのまま県道74号線方面に抜けようとすると途中から細い未舗装路になっています。大きい車やバイクだとかなり厳しいので、元来た道を戻ることをおすすめします。
締めくくり
洒水の滝は平日夕方に訪れると、駐車場が空いていてのんびりできるのでおすすめです。
このあたりの観光地は、近くに通っている246号線や東名高速で一気に通過してしまうことの多いエリアなので、ぜひ一度ゆっくり訪れてみてください。