埼玉県行田市に、敷地内一帯で蓮の花を鑑賞できる古代蓮の里という公園があります。
ちょうど蓮の花が咲き始めた7月上旬。雨に濡れた蓮の花を撮りたくて、天候不順の日に訪れてみました。
古代蓮の里ってどんなところ?
樹木や水生植物、草花など自然が溢れる14ヘクタールの広大な公園に42種類12万株の花蓮が植えられていて、6月中旬から8月上旬にかけて蓮池いっぱいに花を咲かせます。
蓮の花をイメージした展望室を備えた古代蓮会館では、蓮に関する様々な資料を展示していて蓮の花を楽しむだけでなく、蓮について学ぶこともできます。
一面田んぼの中にそびえ立っているので、現在位置を把握するのにも役立ちます。
7月中旬から10月中旬にかけて、すぐ近くの田んぼで田んぼアートが描かれているので、古代蓮タワーの展望台から鑑賞することができます。
今回は登らなかったのですが、2021年に訪れたときはこんな感じでした。
蓮の花を鑑賞するよ
蓮の花は午前中に咲き、午後には閉じてしまいます。一番美しい状態が見られるのは、7:00〜9:00の時間帯。早朝に家を出ないと、いい状態のときに見ることができません。
と言いつつ、くらげが到着したのは10:00過ぎでした。東京・神奈川方面から訪れる場合は通勤ラッシュを考慮して、4時か5時には家を出たほうが良さそうです。
途中までは曇り空でしたが、途中から小雨が降り出してきて、古代蓮の里に着く頃にはちょうど雨脚が強くなってきました。
傘を差してカメラを構え、鑑賞していきます。
古代蓮の里内は6箇所の蓮池に分かれています。
蓮の種類は駐車場に世界の蓮が植えられていて、公園の中心部に古代蓮の池が広がっています。なにせ42種類もあるので、花の色や花弁の数など以外に大きな違いはわからないくらいです。
こちらはちょうど見頃な花。
すでに花が散って花托だけになった種類もあります。
と思えば、蕾と花托だけの両方もあったり。
蓮池内には通路もあって、蓮に囲まれてうっとり鑑賞したり映える撮影もできます。
心なしか白い蓮のほうが早めに閉じる感じがします。なので、あまり雌しべや雄しべを入れて撮影ができませんでした。
続いて、古代蓮を鑑賞します。古代蓮の池は、東側と西側を合わせると5,000平方メートルにもなります。なかなかの見ごたえです。
カラフルな傘がいい感じにアクセントになってくれました。
古代蓮にはピンク色だけでなく白い種類もあります。
こんな花びらの多い種類も。
咲く時期もバラバラで、花托になったもの、蕾のものなどもあります。
園内で食事するよ
園内には、売店や食事できる場所もあります。昼時でお腹空いたので、うどんをいただきました。注文したのは肉汁うどん。冷たいうどんに温かい肉汁という組み合わせがたまりません。付いてきた七味を入れたらかなり辛くて涙が出ました。
デザートは枝豆アイス。特産の枝豆を練り込んでいるそうです。枝豆特有の青臭さはぜんぜん感じず、なぜか香ばしさのような大豆を食べている感じがしました。甘さ控えめでおいしかったです。
締めくくり
蓮の花を鑑賞するにはすごく早起きしないといけないのですが、それでもがんばって早起きした甲斐があるくらい、圧巻な蓮の花を鑑賞できます。
ぜひ一度、訪れてみてください。
場所 | 古代蓮の里 |
---|---|
営業時間 | 【通常期】 ・公園は終日 ・古代蓮会館 9:00~16:30(最終受付16:00) ・売店 9:00~16:00 ・うどん店 11:00~14:00 【蓮の開花期間(6月下旬~8月上旬)】 ・公園は終日 ・古代蓮会館 7:00~16:30(最終受付16:00) ・売店 7:00~16:00 ・うどん店 9:00~14:00 |
入場料金(古代蓮会館) | ・個人 大人(高校生以上)400円 小人(小・中学生)200円 |
駐車場 | 普通自動車490台 蓮の開花時期(6月下旬から8月上旬)は普通自動車500円 二輪車は無料 |
住所 | 〒361-0024 埼玉県行田市小針2375-1 |
サイト | 古代蓮の里 |