2016年の抱負に山登りを始めることを挙げたのでさっそく今日、山に登ってきました。
行き先は、御岳山と日の出山。去年、知り合いたちと登る予定だったけど雨で流れてしまったコースで、今回は単独で登ります。
いつもの気楽な散歩と違って、登山となるとしっかりとした準備が必要です。荷物もいつも以上にしっかり準備しました。
初めての登山で用意したもの
くらげが持っていくものは以下の通り。
ザック
これがないとまずトレッキングは始まりません。くらげが持っているのは、去年買ったColemanのウォーカー25というもの。その名の通り25リットルのザックです。色はピンクです。長距離散歩などにも使っていますが、トレッキングにはちょっと小さいので、今後は30リットル以上のものを購入する予定です。
お菓子
これもないと、トレッキングが始まりません。おやつは、トレッキング中の栄養補給に欠かせないものです。
今回はアミノ酸とエネルギー補給にアミノバイタルゼリー、タンパク質補給のためのソイジョイ2本、糖分補給に会社でもらった島根土産のハート型縁結びクッキーを2つ持って行きます。
手ぬぐい
汗ふき用です。タオルよりかさばらず、速乾性があるので便利です。あとは、怪我したときに裂いて応急手当に使うこともできます。
ライト
万が一、道に迷って日が暮れてしまった時のためにライトを持って行きます。いつも現場仕事で使っているPanasonicのネックライトです。うっかり電池の交換を忘れて若干暗めなので、出番の来ないことを祈ります。
ダウンロードした地図
GPS地図が使えるYAMAPというアプリに、周辺の地図をダウンロードしておきました。これで、迷った時も安心です。
プリントアウトすればもっと安心ですけど、今回はありません。
水筒
登山に水分は欠かせません。ジムやおでかけでよく使っている、ナルゲンの0.5lに水を入れて持って行きます。高所用に、今後はステンレスボトルの購入を検討中。
山の天候は非常に変わりやすいので、晴れていても油断はできません。なので、以前買ったモンベルのパーサライトを持って行きます。
非常にコンパクトに折り畳めて透湿性に優れているので不快なじめじめ感がありません
あとは、保湿と靴ズレ防止にワセリン、日焼け止め、貴重品、デジカメ、iPod nanoなど。これでけっこういっぱいなので、やっぱり大きなザックがほしいなぁ。
服装
この時期は山の方は極寒なので防寒対策はしっかり行います。
ほぼ前から持っているものですが、今回新たに買い足したのが、モンベルのフリースとトレッキング用手袋です。
South Fieldのジャケットはいちおう防風・保温性機能があるらしいのですが、これ単品だと寒いのでフリースを買って内側に着ることにしました。そしたらかなりマシになったのですが、やっぱり物足りないのでもう少し標高の高いところになると辛くなりそうです。
トレッキング用手袋は、防寒と保護のためです。
これだけ着込んでいますが、インナーはモンベルのジオラインメッシュブラとショーツを着用しています。下着は汗をかいて冷えやすいので、速乾のためです。
ということで、今回はこんな感じの荷物と服装で登山デビューします。
電車とケーブルカーで御岳山へ
御岳山を登るには、JR青梅線御嶽駅からバスに乗り、ケーブルカーのケーブル下という御岳山ケーブルカー発着駅の近くにあるバス停に向かいます。この御嶽駅が東京の僻地にあるため、くらげ邸から約2時間弱かかります。ですので、6時前の電車に乗らないとなりません。
7時53分、無事に御嶽駅に到着。近くのセブン-イレブンでトイレを済ませ、8時10分発のバスに乗ってケーブル下へと向かいます。バスは出発の10分前には来ていて、空いていたので座れたのですが、5分後に到着した電車からわらわらと登山客がやってきてすぐに満員とギュウギュウ状態になりました。
6分位でケーブル下へ到着し、急な坂道を登って滝本駅からケーブルカーへと乗り込みます。ケーブルカーには犬を連れている乗客も多くいます。中には見た目はかわいいけど気性の荒らそうなブルテリアもいて、飼い主さんが難儀していました。
御岳山のケーブルカーは、大山や箱根よりも急勾配な感じがします。座席は後方の景色が見える場所だったのですが、停電して途中で停まっちゃったらどうしようと考えていました。
ケーブルカーは6分ほどで頂上の御岳山駅へと到着。駅に運転台というのがあったので、ここで運転しているみたいです。
頂上からは、関東平野がよく見渡せて、遠くには筑波山が見えていました。下の方には雲海が広がっていてまるで浮いているみたいです。
8時55分、日の出山へと出発
頂上でトイレを済ませ、アミノバイタルゼリーで栄養補給。準備も整ったところで、日の出山へと到着です。日の出山へのルートは、しばらく御嶽神社の参道を通るため、旅館や民宿等の並ぶ参道を他の登山客と一緒にぞろぞろと歩きます。
やがて、参道と日の出山ルートに別れる分かれ道にさしかかり、他の登山客が全員参道ルートを行く中くらげ一匹だけ日の出山ルートへと向かいました。気づけば、くらげだけしかおらず、しばらくのんびり歩いていました。
ときおり、反対側から登山客がぽつぽつ歩いてきています。おそらく反対ルートから来ているようです。しばらく歩いていると、前方に賑やかな団体さんが現れました。全員中高年の10人以上いるグループです。しばらく後ろを歩いていると、快く道を開けてくれました。こうやってワイワイ来るのも楽しそうだな。
しばらく、時折聞こえてくる団体の話し声くらいしか聞こえない静かな山道をひたすら進んでいると、やがて道は急勾配に差し掛かります。前方には、のんびり登っている若い夫婦がいてたので、挨拶しながら抜かせてもらいました。急勾配な道を一気に登り切ると、茶屋とトイレのある平坦な道に出ました。
そこからまた階段を昇りきり、頂上へ。9時40分に日の出山頂上に45分ほどで到着です。さすが、ケーブルカーで高度を稼いだだけあって意外と早く着きました。
頂上で休憩
さすが、ここまで登ると景色も最高です。さっきよりも関東平野が一望できます。筑波山側は木で遮られていますが、東京神奈川方面がよく見えます。ただ、思ったよりも霞んでいてどこからが海なのかはよくわからないです。
大山が見えます。形に特徴があるのですぐわかりました。
頂上には、それぞれ休憩しながらご飯を楽しむ登山客たちがいました。中には、バーナーで調理している方たちもいます。バーナーほしいな。くらげは、握ってきたおにぎりを食べます。お菓子も食べます。
25分ほど休憩したところで、下山です。日の出町にある、日の出つるつる温泉という温泉施設を目指します。下山しようとすると、先ほど抜かした集団が到着。「1時間位休憩しよう〜」とか、「コーヒー沸かすよ」とか「おしるこあるよ」という会話が聞こえてきて、思わず混じりたくなってしまいました。おしるこ飲みたい。
10時05分、つるつる温泉目指して下山
しばらく、こんな道をひたすら下っていきます。
こちらの登山口からはけっこう登ってくる登山客と出会います。かなりの急勾配のところもあるので、登りがいがありそうです。しばらく下っていると、やがて舗装された林道にぶつかりました。道のはしはまだ凍って霜柱が立っています。暖冬だけど冬らしい光景が見れて安心しました。
やがて道は大きな道とぶつかるので、今度は左の方に登っていきます。すると、温泉施設が見えてきました。
1時間弱で「生涯青春の湯 つるつる温泉」に到着です。
温泉でのんびり
さすがに11時位だとまだ空いていて、くらげが入った時は一人しか客がいませんでした。ざぶんとお湯に浸かると、疲れも抜けていきます。お湯はつるつる温泉というだけあって、ぬるっとしていてお肌がつるつるします。
そのあとは、恒例のサウナ浴で出たり入ったりしながら1時間ほど満喫。は〜、いいお湯だった。
お風呂の後は、ご飯です。つるつる温泉オリジナルの赤いうどんというのが気になったので頼んでみました。なんでも、特産のトマトを使ったスープらしいです。
来たのは、本当に赤いうどんでした。
乗っているのは、ネギとレタス。そして揚げた胸肉です。具には玉ねぎ。汁は味を例えるとナポリタンみたいな感じ。とろみがついているので、熱々のまま食べられます。猫舌にはつらいですが。うん、これはなかなかいけます。
13時、帰路に着く
帰りは、JR五日市線武蔵五日市駅へ向かうバスになります。こちらが今回乗るバスです。
機関車バスという、前方のトレーラーの運転台に客車を付けている機関車みたいなバスです。内装もそれっぽい感じになっています。しかし、構造上それはそれはよく揺れます。乗り物酔いする方は要注意です。20分ほどで、駅に到着です。
帰りは爆睡して、15時過ぎに家に着きました。
おさらい
記録
- 開始時刻 8:50
- 終了時刻 11:52
- 所要時間 1:24"
- 距離 8.58km
- カロリー 3243kcal
- 歩数 12,684歩
標高差は激しいですが、距離的には散歩や外ランのときと比べるとさほど距離を歩いていません。
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kenzoさん
いらっしゃいませー。
毎週、ジムでがっつり筋トレやって鍛えていますからね。えっへん。
東京から筑波山が見えるとは思いませんでした。古いデジカメなので写りが悪いですけど、肉眼ではけっこうはっきり見えましたよ。
今度は陣馬山、三頭山と丹沢方面を目指します。
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くらげさん、予想通り健脚ですね。
さすがトレイラー。
そしてあの辺り筑波山だったですね、初めて知りました(笑)
kenzo行った時は雨でわかりませんでしたが、やっぱ晴れると見晴らしいいんですねぇ~。
赤いうどん気になりつつ食べなかったんですよね(ビールで満腹で)
写真見たら美味しそうだなと思いました。
機関車バス、そういえば結構揺れて酔ったkenzoには微妙だったの思い出しました。。
お疲れ様でした!
ゆうきさん、すごいバッタリですね(笑)
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ゆうきさん
いらっしゃいませー。
山登りにはここ1年ほど興味を持っていたのですが、kenzoさんの影響が大きいです。
にしても、すごいですね。つるつる温泉での出会いは。そんなこともあるんですねー。
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おおー、御岳山にアタックかけたのですね!
くらげさんもKenzoさんも最近色んなトコ登ってますね~!
つるつる温泉!けっこう広いですよね。
5年ほど前、当時の彼女とドライブでこの温泉に来たら、たまたま僕の母親も来ていてバッタリ・・・なんて事がありました。
名づけて出会いの温泉☆