原付初心者が50ccバイクに乗ってみて感じたこと

普通自動車免許を取って早十数年。
今まで2輪には一切興味を惹かなかったくらげですが、急にバイクに興味を持ち始め、ついには50ccのバイクを購入してしまいました。

購入したのはホンダのリトルカブです。リトルカブに乗ってみたら、想像以上に楽しい世界が広がっていました。

そこで、全く興味のなかったバイクに乗ってみて感じたことや変わったことなど書いていこうと思います。

リトルカブってどんなバイク?


リトルカブは、新聞屋さんやお蕎麦屋さん、郵便屋さんが使っているバイクとして有名なスーパーカブの仲間です。お蕎麦屋さんなどの出前でも使えるように、左手は使わなくても操作できるようになっています。

スクーターと違いギアを操作する必要がありますが、一般的なMT車と違ってクラッチを操作しないでもギアチェンジをすることのできる自動遠心クラッチという機構を使っているため、エンストすることはありません。

リトルカブはスーパーカブより小ぶりで小さく丸っこいデザインで、シート高も30mm低く、タイヤが3インチ小さい14インチサイズと全体的に小さいのがリトルカブです。
そのかわいさゆえに、1997年に登場してからは女性や若い人を中心に人気を博しました。

しかし、2016年に施行された平成28年排ガス規制により基準をクリアすることが難しくなり、惜しくも2017年8月31日をもって生産終了となりました。
ただ中古市場ではまだ多くのリトルカブが出回っているので、手に入れるのは簡単です。くらげも、Gooバイクなどの中古バイクサイトで調べて購入しました。

リトルカブのスペック

始動方式 リトルカブ
キック式
リトルカブ (セル付き)
キック・セルフ併用
燃料供給 1999年以前
キャブレター
1999年以降
電子式燃料噴射装置(FI)
トランスミッション キック式
常時噛合式3段リターン
キック・セルフ併用
常時噛合式4段リターン
総排気量 49

リトルカブ50周年アニバーサリースペシャル


くらげが購入したリトルカブは、2008年にホンダ創立50周年を記念して発売された記念モデルです。ボディのカラーリングは1958年に発売されたスーパーカブの初代モデル「C110」のカラーをイメージしたパールコーラルリーフブルー、シート表皮には落ち着いたカラーのリードレッドを用いています。
仕様はセルなしのキック式で、エンジンはFI機能搭載です。

このリトルカブを見た瞬間に一目惚れし、ちょっと遠いバイク屋さんにも関わらず試乗を予約。3速セルなしがネックでしたが、実際に目にしてみてやっぱりほしい気持ちは変わらず購入を決意しました。

リトルカブに乗ってみた

慣れないシフトチェンジに四苦八苦

最初はギアチェンジが怖くて仕方なかったです。ギアチェンジは、加速して一度スロットルを戻してからシフトアップしていくのですが、最初のうちは右手と左足の連携がなかなかうまく行きませんでした。また、シフトダウンはコツが必要で、十分に減速するかスロットルを回してエンジンの回転数を上げないとかなり強烈なエンジンブレーキがかかります。最初はぎこちなくてガクガク揺れましたが、慣れてしまえばダウンシフトも簡単にできるようになります。

燃料計がタンクに付いているので残量がわからない

リトルカブは燃料計がシート下のタンクに付いています。ですので、ガソリン残量を確認するときは停止しているときしかできません。ただ、残量警告灯が点灯してからでもだいぶ走るのであまり困りませんでした。

スクーターよりスタートが遅い。

スクーターと並んだ状態でスタートすると、ギアチェンジがある分スクーターよりもリトルカブは発進が遅いです。でも、慌ててもいいことはありません。事故を防ぐためにも車間を取るためにも焦らずゆっくり進むことも大切です。

工夫次第で積載量が増やせる

スクーターと違ってリトルカブはリアキャリアに荷物をがっつり積載することができます。また、フロントキャリアの増設も可能ですし、リアキャリアも大きめのものに付け替えれば大きな箱物も積むこともできます。今後は長距離ツーリングやキャンプを予定しているので、荷物をもっと積載できるようにカスタムを目論んでいます。

燃費がいい

リトルカブの実燃費平均値は55.31km/Lくらいです。タンクが小さいので満タンで入れても200円台で済みます。車のときはなるべくセルフで安いところに入っていましたが、リトルカブに乗ってからは金額を気にせずガソリンスタンドを見つけたら入れます。

とにかくかわいい

うちの子はとにかくかわいいです。かなりリトルカブに貢いでいます。

50ccバイクのいいところと悪いところ


50ccのバイクに乗ってみたら、いいことだけでなく悪いところもいろいろあったので、包み隠さずまとめてみました。

いいところ

  • 慣れると開放感でいっぱい
    4輪の運転に慣れてから2輪に乗ると、鉄のフレームとプラスチックとガラスの箱に囲まれていない分、身体がむき出しなので怖く感じます。でも、慣れてしまうと逆にそれが気持ちいいです。開放感でいっぱいになります。
  • 気になったところはすぐに停まって立ち寄れる
    あ、ここ寄ってみようというお店を見つけたら、車だと通り過ぎてしまうことが多いのですが、リトルカブだと気軽に立ち寄ることができます。50ccだと駐輪場に停めることができることが多いので、駐車場を探す手間もありません。
  • 風や匂いを感じられる
    道を走っていると、花や木の匂い、雨の匂いを感じることができます。春は走っていて楽しいです。
  • 車と比べて視野が広い
    フレームに囲まれていない分、左右の見通しがいいので危険予知が簡単にできます。くらげは走っているときに前だけでなく、左右もよく見て飛び出してくる車や右折しようとする車、渡ろうとする歩行者がいないか常に確認しています。
  • 狭い路地が怖くない
    車を運転していてうっかり狭い路地に入り込んでしまうと、進むのも戻るのもすれ違うのも一苦労ですが、小回りの効く原付だと気にせず進めるし、間違えたら引き返すのも簡単です。
  • 車より維持費が安い
    自賠責は2年で9,950円、任意保険もロードアシスト付きで月5,000円以下です。また、自転車と一緒に停められるところも多いため、住居だけでなく店舗などでも駐車場料金はほとんどかかりません。

悪いところ

  • 法定速度30km/hなので肩身が狭い
    50ccは制限速度30km/hです。ナビで道を調べても出てくる時間は40km/h以上で計算されているので、目的地へ到着するにはナビで調べた時間の1.5倍を考えなくてはなりません。
    また、流れの早いところではあおられることもあります。なるべく路肩に寄って追い越してもらうようにしていますが、路肩が自転車道になっているところはそれも難しかったりします。
  • 二段階右折が面倒
    原付に乗ってから意識するようになったのは二段階右折の標識です。しかも2段階右折しろという標識と2段階右折するなという標識の両方があるのがややこしいのです。それと、この看板自体けっこう見にくい位置に設置されていることが多いです。
  • 車の流れに乗れない
    30km/h制限のある原付でも、ときには車の流れに乗らなくてはならないときがあります。ただ、50ccだとバイパスのような流れの早い幹線道路は簡単には付いていけません。

やっぱりバイクに乗るのは楽しい

今まではレンタカーを借りたり、カーシェアリングを利用していましたが、レンタカーは予約と手続きが面倒なのとカーシェアリングは利用時間が気になることであまり気軽には使えませんでした。
でも、リトルカブを買ってからとても身軽に出かけることができるようになりました。いつも休みの日はどこにでかけようか考えています。

50ccだと悪い面もありますが、それでもやっぱりバイクに乗るのは楽しいです。
リトルカブを購入してからいろいろなところを走りましたが、同じ道でも車とは違った景色が見えるのが新鮮です。こんな世界があったんだなと感じました。
今くらげは、自動二輪免許を取って50cc以上のバイクに乗ることを夢見ています。そしたらもっと違う世界が拓けるはずです。いっぱい行ってみたいところもあります。

この記事を読んで少しでもバイクに興味を持ってくれたらうれしいです。ぜひ、バイクに乗る楽しさを味わってみてください。

1 Comment

そらいろくらげ

mさん

いらっしゃいませー。
この記事でmさんが食いつくのを待っておりました(笑)

50ccはのんびり感がいいのですが、やっぱり50cc以上に乗りたいですね。50ccのいいところに書いた部分は50ccの悪いところである二段階右折と30km/h制限がなくなればもっと楽しくなると思うんですよ。なので早いところ普通二輪免許取ってボアアップしたいのですが、今住んでいるところが50cc以上が停められないのが悩みどころです。
あ、「ちょっと上」なんて感じていなかったですよ。先輩ライダーのお話は為になるので全然気にしないです。

誤字のご指摘ありがとうございます!書いてから見直しても意外に見つけられないんですよね。おかげでその近くにあった誤字も発見しました。

最近暑過ぎてツーリングは心折れ気味ですが、またどうぞお越しくださいませー。

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