陶芸家とその作品たちに触れる【陶ISM 2015】

横浜の赤レンガ倉庫で、7/4、7/5と開催されている陶ISM 2015・夏の陶芸フェスに行ってきました。

このイベントは、過去4回までは益子で開催されていました。なのでその存在すら知らなかったのですが、今年は横浜で開催に当たってその存在を知り、陶芸の勉強のために行ってみることにしました。
赤レンガ倉庫1階には作家紹介ブースがあり、出展作家108名の作品が展示されています。

その中で、くらげが気になったものをピックアップしてみました。

こちらはどちらかというと美術作品といった感じ。

最近作った作品と同じ釉薬の色なので、つい気になって。

この形、なんかいいな。

色んな色の土を混ぜてマーブル模様。

晩酌セット。色と形がいい。

たい焼きの箸置きがいい味を出しています。たぶん、釉薬は黄瀬戸。

織部のシンプルな平皿もいい。

こういうムダを削ぎ落した器は、和に限らずどこの料理も合いそう。形がボールみたいでかわいい。

なぜだか、金時草のおひたしとかもずく酢入れたくなりました。こんな繊細な形、くらげには作れません。

色合いが好きです。自分の作品ではまずやりません。

2階では、陶芸家たちが作品展示と販売をしています。
このイベントに参加している陶芸家たちは、ほとんどが若手です。陶芸の伝統を継承しつつも、形にとらわれない作品も多くあります。最近は作品作りにおいてマンネリ気味だったのですが、非常にいい刺激になりました。

ただ、せっかくなので技法などを陶芸家さんたちに聞けばいいものを、シャイなために聞けなかったことだけが残念です。
ぜひ、来年も横浜で開いてほしいものです。そしたら、来年こそは技法を聞き出します。