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秩父にある羊山公園の芝桜をリトルカブで鑑賞してきた

突如始まりました、リトルカブで行くシリーズ。

この企画は、2018年4月に新たにくらげ邸の一員として加わったホンダリトルカブとともにくらげが行きたいところに行ってみるというものです。

今のところは関東近郊ですが、そのうちフェリーなどを利用してもっと遠くへ行ってみたりするかもしれません。

それでは、このシリーズに欠かせないメンバーをご紹介します。

2008年ホンダ生まれ、正式名は「リトルカブ・50周年スペシャル」。
車名と型式は、「ホンダ・JBH-AA01」。
エンジンは電子制御燃料噴射装置(FI)搭載、排気量が50cc。
3速キック始動式。

このリトルカブは、2008年8月に生産50周年を迎えたことを記念して作られた特別仕様車で、58年に発売したスーパーカブの初代モデル「C100」のカラーをイメージしたパールコーラルリーフブルーを採用しています。初代モデルはもっとくすんだ色のブルーですが、このリトルカブは鮮やかなブルーが印象的で、ネットで調べているときに見つけて一目惚れしました。

今回の目的地は埼玉県の北西部に位置する秩父市です。秩父市内にある羊山公園は4月中旬から5月上旬にかけて芝桜が咲き誇ることで有名な場所です。今年はすでにGWの初めには見頃を迎えていたのですが、シーズン中は混んでいることもあって見頃を過ぎた今なら空いているので行ってみることにしました。

今回の装備

長距離ツーリングをするにあたり、今回はしっかりと装備を整えることにしました。まずは、プロテクター装備の春夏用ジャケット。50ccの原付とは言え油断は禁物です。

続いて、方向音痴には欠かせないナビゲーション。車と違ってバイクにナビは付いていません。ナビを付けるとなると一般的にはスマフォホルダーをハンドルに取り付けてスマフォで見ることになりますが、そうするとどうしても視線が下に向きがちです。
ただでさえ運転が下手なのにナビに気を取られてしまっては危険なので、インターカムで音声案内を聞きながら運転することにしました。このインカムはBluetoothで音楽再生も可能です。

8:40 自宅を出発

で、さっそく不具合発生。iPod miniで音楽再生、iPhoneでiPhone標準のマップアプリでナビを使っていたのですが、音楽が再生されていてもナビが全く音声案内をしてくれません。
仕方ないので、音楽再生は切って音声案内だけを使うことにします。

府中街道、国道463号経由で入間市から国道299号を秩父方面へと向かいます。299号線は秩父まで西武池袋線沿いを山間を縫うように走る国道です。ここまで来ると車が一気に減ってきます。

途中には長い長いトンネルが2つあり、1つ目の吾野トンネルは平成27年に開通したばかりの新しいトンネルです。トンネル内には歩道がなく自転車と歩行者の通行は不可となっています。原付は通れるのですが、すぐ近くに迂回路があったのでこちらをのんびり走ることにしました。

続いて2つ目の正丸トンネルはそのまま入ってしまいましたが、あまりの長さに息が詰まりそうになりました。正味5分以上は走りますが、歩道が付いていて歩行者も自転車も通れるようになっています。でも徒歩でも自転車も通りたくないです。

正丸トンネルを過ぎたところでフューエルランプが点灯。リトルカブのガソリンメーターはシートの下のタンクに設置されているので停まっているときにしか確認できません。
ガソリンスタンドを見つけて給油できたのは秩父市内に入ってからですが、点灯してもけっこう持つようです。

13:30 羊山公園に到着

約5時間ほどで目的地に到着です。途中で休憩を挟んだり原付で通れなそうな国道を迂回したりしたので、だいぶ時間がかかってしまいました。ちなみに、車での到着予定時間は2時間ちょっとです。

こちらは羊山公園の羊さん。熱心に草を食べていらっしゃいます。

こちらが、見頃を過ぎた芝桜。

もと来た道を帰る

十分に見頃を過ぎた芝桜を堪能したので、これから帰ります。

帰りももと来た道をナビ通りに戻ります。国道299号線を戻っている途中、行きよりも帰りの車の多い中で正丸トンネルを進むのはさすがに避けたかったので、トンネルの手前にある峠道を進むことにしました。この県道53号線は名栗湖のある名栗や青梅の方にも続いています。

この道を進む車はほとんどいないのでのんびりトロトロ走っていたら途中でライダーの集団がやってきたので譲ったら、手でお礼をしてくれました。けっこう礼儀正しいライダーさんがこの辺りは多いです。
それにしても、リトルカブでのんびり走っていると気温を肌で感じることができるし、新緑の匂いも十分に味わうことができて車で走るより楽しいです。

途中、名栗げんきプラザろいう施設を過ぎると分かれ道が出てきました。この先をそのまま行くと名栗に出ますが、この道を曲がると飯能の方に出るようです。しばらく考えた結果、飯能の方に出ることにしました。
こっちの道はずいぶん道幅が狭く、路面も荒れています。なんだか山登りをしているような気分になってきました。やっぱりカブはこういう道が似合うな。

しばらく登っていくと急に視界が開けて駐車場とレストハウスを発見。ここがどうやら正丸峠のてっぺんで、駐車場はレストハウスの駐車場と伊豆ヶ岳に登るための登山用駐車場になっているのでした。

よし、お腹も減ったことだしここで休憩しよう。

正丸峠でお昼ご飯

この正丸峠は昭和天皇もこちらにいらしたことがあるようです。

こちらの奥村茶屋で遅いお昼ご飯を食べます。

頼んだのは正丸丼。甘辛く炒めた豚肉が乗っています。空のお皿はすでに胃の中に入っていったサラダです。

こんな景色を眺めながらいただきました。店内にはBGMでInterFMが流れていました。

再び帰路へ

お腹が満たされたところで、再び帰路へと着きます。途中で颯爽と駆け下りるロードレーサーに抜かされ、二度と追いつきませんでした。本気の自転車って早いなって原動機付き自転車に乗っていると感じます。

峠を降りると再び299号線へと入ります。けっこう速度の速い車や大型車も多くて30km制限のある原付1種はただの邪魔者でしかないので、その度に左ウィンカーを出して路肩に寄り道を譲ります。このときに大型車なんかは道を譲ってくれてありがとうとハザード出してくれるんですが、中には路肩に寄って対向車がいないのに抜かしてくれない車もいます。

やっとの思いで家の近くまで来たところで力尽きてファミレスで夕飯を食べたのですが、疲れた身体にちゃんぽんうどんが染み渡っていきました。

20時30分、無事に帰宅。最後の最後で、家の前の急なスロープを2速で登ろうとしたら途中で登りきれず立ちゴケするというオチが付きました。
これで秩父ツーリングは終了です。運転お疲れ様でした。

おさらい

原付だとあまり国道や幹線道路を使わないほうが楽です。次回は国道回避ルートで行きます。

2 Comments

そらいろくらげ

mさん

そうそう、原付1種は二段階右折と制限速度30kmがツライです。
実はすでに家の前の急なスロープを乗り越えるのに失敗してカブを2回倒していて、起こすのが大変でした。今後乗り換えるとしても、この秋に出るスーパーカブ125ccかsuzukiのVストローム250ccあたりにする予定です。

バイクのお話大歓迎です!
今後はもっとカブの記事が増えていくのと、もっとバイクのいろんなことを知りたいのでぜひまたコメントいただけたらうれしいです。

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そらいろくらげ

mさん

いらっしゃいませー。

ついに二輪デビューしちゃいました〜!!でも50ccはくらげも怖いなと思いました。早く普通二輪免許を取って90ccにボアアップしたいです。
大型も憧れますが、背が小さいので倒したときが心配です。

F153の取説が役に立っているようでうれしいです。
またどうぞお越しくださいませ。

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